秋の嵐・トマト・韮の花    645-13/21Ⅳ

 今までの経験から予測して詠んだ。詠んでから空を見上げると案の定であった。
     雲はずっと同じ位置秋の嵐  暦
 実は年中そういうことがある。下界は強い風で天界は無風である。
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 摘んで家にはいって洗おうとしたらまだ暖かい。
     照らされて体温高きトマトかな  暦
 トマトは晩夏の季語である。ここにきて赤くなってきて刈入れ時を迎えた。
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 きのう詠んだ「近づかばわずかな香する韮の花」の動詞の活用が誤っていたので直した。
     近づけばわずかな香する韮の花  暦
「近づかば」は未然形で、「近づけば」は已然形で意少し味が異なる。「近づけば」を文語にしたら「近づかば」だと思ったら違った。

異存・難色の発声(4回でアウト)

 ボール1でセーフだった。
 きょうの日の出時刻はきのうより1分遅くなり、日の入り時刻はきのうより1分早くなった。日の長さは、夏至から2時間7分短くなった。比較はすべて分単位である。

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