執着が未来こじ開ける

先日、9月16日にリリースされた
百瀬ヒバナ5作目となるオリジナル曲『烈火』
この曲はSHOWROOMのオーディションにて見事グランプリを勝ち取り
アニメ「鬼滅の刃」の主題歌にもなった『紅蓮華』を生み出した『草野華余子』さんに作曲していただいた曲でもある

まずはその『烈火』を聴いてみてほしい。
下記のリンクより各種音楽配信サービス及びサブスクから購入可能

「あぁロックでカッコいいな!」がシンプルな感想だと思う。
アップテンポの曲調にゴリゴリのギターにパワーのある歌声でとてもわかりやすくロックナンバーな1曲

ただ、百瀬ヒバナを知る火の子(ファンの総称)としては歌詞の節々に彼女の歴史とか思いとか何から何まで凝縮されていて、ただのロックでは留まらない曲だった。
考察なんて大それた事は出来ないが、歌詞から見えた自分の思いを書いていきたい。

百瀬ヒバナ譚・序章

全体的にこの歌詞から見えるのはデビューしてからVsingerとしてのヒバナさんの生き方の理想と葛藤、そして決意と覚悟。ずっと紅く燃え続けている百瀬ヒバナの証を歌っているように感じる

出会い

先日の配信で語っていた、華余子さんとの出会いによるたくさんの変化の中に歌い方の話があって
華余子さんにボーカルのディレクションもしていただけたとの事で、その時に「今日、キレイに歌わなくていいよ」と言われたそうで
昔から音圧もスゴかったし声も大きかったのはそうだが、いつからかは覚えてないけど歌い方がとても荒々しくなって更にパワーが増した気はしていた。

『儚い美しさや正しさじゃ唄えない、醜くたって私の証』

最初のサビで聴いたこの歌詞がこのエピソードにすんなりハマって、これもまた百瀬ヒバナの歴史の1ページだよなぁだなんてニヤリとしてしまう。
加えて「儚い」の「は」の音の出し方が、喉の奥の奥から「ッッはかない」と魂が吐き出されるような繊細な力強さを感じて、パワー全開の荒々しさだけじゃない表現もまた心に刺さるものがある
そのあとに続く「擦り切れた喉を切り裂き、それでもまだ足りない、この身体焦がした、命の証」も、ヒバナさんの歌に対するストイックさと本気がビリビリ伝わった。

『潮時と叫ぶ何か』

ここの歌い方もすごく好きなポイントの一つ
音楽的知識は皆無なのだが、ここの曲調とヒバナさんの歌い方がとても不安定に聞こえるのは気の所為だろうか。歌詞も相まって自棄になっているような印象を受ける。

『執着が未来こじ開ける』

実はこの歌詞が個人的大号泣ポイント
というか、ここがどうしても語りたくて、Twitterじゃ語り尽くせないからってことでnote書こうって思ったわけで。
色々あったじゃないですか、このオーディション然り、全編無料youtubeフルトラッキング3Dお披露目配信『番狂わせ』とか、喉の不調とか、最近だとPCぶっこわれとか…
このオーディションで草野華余子さんに出会って「わっち、やっぱ歌で生きていきたい」と決意して今もひたすら歌枠で歌い続けてきてるわけで。
魂から全部、「百瀬ヒバナ」を注ぎ込んだこの「烈火」があって、聴いてもらえなかったらどうしようという不安で、お披露目する覚悟がなかったと言っていた。
「烈火」に見合う自分になりたいと、3Dクラファンがあって、登録者数を増やしたいと配信を頑張っていて…

こうして今「烈火」をリリースした経緯も含めて、いっぱい執着した結果、未来こじ開けた現状があるわけで。しかもいいよね、切り開くとかじゃなく、「こじ開ける」っていう言葉のチョイス。強引さと力強さがあって。
いっぱいいっぱい頑張ってきたヒバナさんを知っているからこそ、この歌詞の重さと達成感で涙が溢れて仕方ない。
でもまだ達成じゃなくて、スタートなんですよね。
華余子さんに立派な名刺を頂いたので、この立派な名刺をこれからもっとたくさんの人に配って百瀬ヒバナを知ってもらわなきゃいけない。
この『全てを賭けた、命の証』が燃え盛って、いつかライブなんか行われたときには会場を真っ赤な火の海にして欲しい。

聴けば聴くほど味の出る曲だけど、スルメなんて薄っぺらい表現はしたくないので無限に食べられる焼肉とします。無限焼肉。焼肉食べたい。火の子たちと百瀬ヒバナについて語りながら焼肉を食べたい。
そして、もうおわかりいただけているだろうが
オチが見つからないので、ぶちぃさせていただく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?