2020ロードサラブレッドオーナーズ募集馬考察
一口界の最後方(not最高峰)、ロードサラブレッドオーナーズも今年の募集が開始されています。昨日発表された中間発表でも例年以上の申し込みがありそうですし、先日抽選結果の出たノルマンディーも大盛況だったようで、相変わらずコロナ不況どこへやら。私個人的には「不況」とまではいかないまでも、この厳しいご時世、一口ライフを生きがいとしてすがっている部分もあるかもしれません。このような状況でも競馬開催を続けてくれているJRAには本当に感謝ですね。
もっと早く書くつもりでしたが先行申込期限も近づいてきましたので、今日は今年の募集馬33頭(1頭募集中止)の中からオススメ6頭+αを挙げたいと思います。
1.キープセイク’19(Aランク)
パッと見てまず目に飛び込んでくるのが立派な臀部。東サラで大人気だったラストグルーヴ’19に勝るとも劣らないボリュームと立派な筋肉がついています。馬体のバランス・フレームもしっかりしていて、測尺も文句なし。全体的に重厚な印象を受けるのと、模様は少し硬めなのでダート向きかもしれませんが、高野厩舎の坂路トレーニングに堪えられれば、短距離戦で爆発的なスピードを発揮してくれるかもしれません。
17.デルフィーノ’19(Aランク)
小顔で首差しが長く全体的にスラッとしていますが、つくべきところに筋肉がついていて、ひ弱さは感じません。やや胴が長めのため距離はもちそうで、芝の中距離路線が主戦場でしょうか。4月生まれの割にすでに500kgあるのでこれ以上大きくならないか心配ですが、バランスよく成長していけばオープンクラスでもやれるかもしれません。
19.ハリケーンフラッグ’19(Bランク)
こちらも全体的に胴長・脚長でスラッとした印象。ただ前出のデルフィーノ’19と違ってこちらはまだ線が細くユルユルといった感じ。牝馬らしく筋肉は柔らかくバネはありそうなので、これから成長してしっかり芯が入ってくれば、芝の中距離を中心に上位クラスでの活躍も見込めそうです。
28.フェリス’19(Aランク)
1歳馬らしい緩さを残しつつも、全体の骨格フレームがしっかりしていてパッと見て「良い馬」。バランスも良好で距離の融通は利きそうです。これからついてくるであろう筋肉の下地は持ち合わせていて、これからの成長次第ではオープンクラス・牝馬重賞戦線で楽しめるような存在になるかもしれません。3冠馬トレーナーの手腕に期待がかかります。
33.アンダルシア’19(Aランク)
垢抜けた好馬体の持ち主で一見、父エスポワールシチーとは思えない芝馬のような印象。全体的なバランス、ボリュームたっぷりの肩周り、測尺も言うことありません。ただ目つきから気はかなり強そう。繋はかなり立っているのでやはりダートが主戦場になるでしょうが、歩様は今年の募集馬の中で1・2を争うほどのスムーズな歩様をしており、この価格帯ならぜひトライしてみたい一頭。
34.ハタノアデール’19(Aランク)
父コパノリッキーのせいか価格は抑えられていますが、非常にコスパの良さそうな一頭。全体シルエットはいかにもダート馬らしく、丸みのあるトモ周りを中心にしっかりと筋肉がついています。脚元も丈夫そうで、叔父にハタノヴァンクールがいる血統、1つ勝ち上がれればダート中距離路線で息の長い活躍をしてくれそうです。
その他、次点としてカタログ・歩様動画を観ていい意味で気になった馬は、2.グラナダ、6.ブリュネット、7.リラコサージュ、12.エンジェリックレイ、25.スターコレクションです。ラストディープの9.エンジェルフェイスは柔らかそうな馬体で決して悪くないものの、コスパという観点で今回は敢えてノーマークにしました。
以上、2020年度ロード募集馬の中からオススメを挙げてみました。毎回のお断りとなりますが、あくまで素人の個人的な見解ですので、出資に関しては自己責任でお願いします。
それでは皆さま、引き続き良い一口ライフを♪