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2021キャロットクラブ募集馬考察

各クラブの募集時バブルを経て、我らが本命キャロットクラブの募集がすでに開始されていますね。今年も全募集馬91頭の中から厳選した個人的なオススメ24頭を挙げたいと思います。(募集番号順)

1.ナスケンアイリスの20(Aランク)

胴詰まりでいかにもスプリンターという体型。肩とトモに立派な筋肉を纏い、馬体のバランスも良好。歩様もブレがなく力強いうえ、気性的にも素直そうで好感が持てる。総合力の高い一頭。芝だけでなくダートでも走れそうだが、距離はやはり1400m以下か。

9.バウンスシャッセの20(B+ランク)

ややスクエアな馬体をしているため、カタログでの初見時は違和感があったが、歩かせてみるとさすが良血といったところ。脚長でスラッとしているが、つくべきところにしっかりと筋肉がついており柔軟性も十分。やや気性はうるさそうだが、一歩一歩の歩様も力強く、広々としたコースで思いきり走らせてあげたい。距離は2000m前後か。ややお高め。

10.プルメリアスターの20(Bランク)

4月生まれで成長途上のためかやや細身だが、肩回り中心に良質な筋肉がついており、黒光りする馬体に惹かれる一頭。トモがややボリューム不足に映るのは母系から仕方のないところか。馬体重は問題なさそうだが、好走する条件は選びそう。芝の良馬場1600m前後で。

11.モアザンセイクリッドの20(Bランク)

中距離向けの体系ながら肩、そしてトモには十分な筋肉がついており、良いバネも感じさせる。撮影程度で汗をかいているあたりや目つきからも気性面は気になるため、馬体の良さをレースで活かせるか次第の価格的にもギャンブル性の高い一頭。顔が真っすぐでない点も個人的にはマイナスポイント。

15.ケイティーズハートの20(Sランク)

初見で思わず「良い」と唸った当馬。立派な筋肉を纏い丸みを帯びた馬体ながら、首を上手に使って歩く歩様からは全募集馬の中でもトップクラスの柔軟性をも感じ、父は異なるものの半兄エフフォーリアに共通する点も多い。モーリスにしてはかなりの価格設定だが、チャレンジしてみたい一頭。

19.メジロシャレードの20(Bランク)

ドレフォン産駒とは思えない胴長でスリムに見える馬体は母系の影響か。つくべきところにしっかりと筋肉がついており、皮膚も薄く歩様からは柔軟性も感じられる。すでに500kgあるためこれ以上増えると心配だが、1つ勝てれば長く楽しめそうな一頭。

22.マイティースルーの20(B+ランク)

すでに518kgもあるとは思えないバランスの良い好馬体の持ち主。毛色からも母父クロフネの影響を感じさせるが、ボリュームたっぷりの筋肉からは柔らかさも感じ、ダート一辺倒ではなく芝でも十分対応できそう。活躍の場は幅広そうで、コスパの良い一頭。

24.ロスヴァイセの20(Aランク)

半兄ヴァーンフリートも大好きな馬体だったが、非常によく似た好馬体の持ち主。すでに500kgを超えているが柔軟性たっぷりの歩様からは重苦しさは微塵も感じない。脚長でスラッとした馬体からも主戦場は2000m前後か。これまで見てきたキタサンブラック産駒の中でもトップクラスの一頭。

32.パルティトゥーラの20(Bランク)

カタログでは脚長のスリムな体型に見えていたが、動画では肩とトモにしっかりとした筋肉がついて丸みを帯びた良い馬体になっている。まずまずの柔軟性、まずまずの歩様と「ここがすごい」という特筆すべき点があるわけではないものの、欠点が少なく総合力の高い一頭。

40.スーブレットの20(Bランク)

カタログではまずまずの馬体に見えていたが、動画ではムキムキの好馬体で登場し、評価を上げた一頭。母父ゴールドアリュールが強く出ているためか、迫力たっぷりの筋肉だけでなく、極端な硬さは感じさせない。
ダート1600~1800でとにかくパワーにモノを言わせるレースを見てみたい。

44.アヴェンチュラの20(Aランク)

バウンスシャッセ20同様にややスクエアな馬体ではあるが、こちらも動かすと良いのは良血ゆえか。しなやかな筋肉がついており背中の硬さも見られず、大型であることを感じさせない。背が伸びてくればバランスのいい見栄えのする馬体になるだろう。距離も1800~2000ぐらいまでは持ちそう。脚元が決して強くない血筋だけにこれ以上の馬体増は不安なところ。

46.フロアクラフトの20(B+ランク)

黒光りして見栄えのする一頭。やや寸の詰まった体型だが、ボリューム十分の筋肉からはバネを感じ、牝馬らしい斬れ味がストロングポイントになりそう。管囲が細いのだけがやや気がかりだが、間隔を空けながら一戦一戦しっかり仕上げて勝負する方が良さそう。距離はマイルまでで、一瞬の斬れで勝負するタイプか。

47.ワイの20(Aランク)

胴詰まりでコロンとした、いかにもロードカナロアな体型。遅生まれのため全体的にコンパクトながらもバランスのとれた馬体で、肩だけでなくトモ周りも良質な筋肉がついており、柔軟性も〇。ピッチ走法で坂のあるコースも問題なさそう。2歳戦が好調な追分ファームの勢いにあやかりたいところだが、厩舎???

51.クルミナルの20(Sランク)

PDFカタログの公開時、ザッと2~3分で全頭を眺めたときに一目惚れし、個人的に間違いなく世代No.1だと感じた当馬。毛色からくる第一印象だけでなく、馬体のシルエット・筋肉・柔軟性・脚元など細部を見ても文句のつけようがない出来。父エピファネイアの代表産駒になりうる素質の持ち主。再来年のクラシックを期待したい。

52.エールデュレーヴの20(Sランク)

エピファネイアの猛攻は続く。当馬も黒光りするグッドルッキングホースで、筋肉量、しなやかさ力強い歩様とこちらもクルミナル20に引けを取らない出来である。芝の中距離・王道路線が主戦場となりそうで、ややきつめの気性が悪さをしなければ、こちらも将来が楽しみな一頭である。

53.レイリオンの20(B+ランク)

やや寸詰まりののっぺりとした馬体だが、薄い皮膚感といかにも健康そうな点は好感がもてる。動画の時点でだいぶボリュームが増した筋肉は柔軟性を十分に備え、マイル前後で瞬発力を生かすレースが持ち味になりそう。管の細さがやや気になるところだが、父の勢いを考えればお買い得の一頭。

57.ディオジェーヌの20(Aランク)

モーリス産駒にしてはコンパクト過ぎず、比較的バランスのとれた馬体の持ち主。筋肉も良質でやわらかさを感じ、母父ディープの影響を感じる。素軽い歩様からもスピードがありそうで、芝1600~1800mで持久力を生かしたレースを得意としそう。ただ気性はかなりきつそう。

59.グランデアモーレの20(Bランク)

コンパクトな馬体に見えるがしっかりと尺があり、筋肉量や歩様の力感も十分。マイペースで素直そうな気性にも好感がもてる。兄弟と比較しこれといったストロングポイントは見当たらないものの、全体的にまずまず。距離は1400m前後で、1つ勝てればじっくり楽しめそうな一頭。

65.サンブルエミューズの20(B+ランク)

誰が見ても母の面影を持ち、血統表を見るまで父が想像できないほど、母似の好馬体の持ち主。寸詰まりながら非常にバネの感じるたっぷりの筋肉がついており、ターフをスピード十分に駆け抜ける姿は容易に想像できる。名トレーナーの手にかかれば、父からは想像できない活躍の場があるかもしれない。

67.ピースエンブレムの20(B+ランク)

細身でキレイなシルエットをもつ当馬。成長途上のためか前肢がやや窮屈に見えるが、しっかりとつくべきところに筋肉がついており、やわらかさも感じる。皮膚感からも健康そうなのは〇で全体的に「いい馬」。晴れの日に動画撮影して欲しかった…

68.エレガントマナーの20(Bランク)

ハービンジャー産駒の牡馬にしてはコンパクトな造りだが、肩周り・トモにもしっかりと筋肉がついており、非力さは感じない。兄弟からは目立った活躍馬が出ていないが、脚元は丈夫そうなので1つ勝てれば楽しめそうな一頭。

70.ローズノーブルの20(B+ランク)

雄大な迫力ある馬体に目を惹かれる一頭。ボリューム十分の筋肉からはやわらかさも感じ、皮膚感も〇。
もう少し幅が出てくればなお良し。初めは芝から下ろすかもしれないが、繋がだいぶ立っているため将来的にはダートかもしれない。

74.グレイシアブルーの20(B+ランク)

まだ成長途上でアンバランスに映るが、歩かせると力強くも重苦しさを感じない良い歩様を見せる。まだ集中力がなく幼い面を見せているが、清水厩舎のスパルタトレーニングで心身共にピリッとしてくれば、オープンクラスでもやれるかもしれない。

77.ココシュニックの20(B+ランク)

芦毛ながら非常に見栄えのする一頭。バランスよくついた筋肉と素軽い歩様を見せ、毛色だけでなく母父クロフネの良さが随所に見られる。仕上がりの点で他馬を一歩リードしているが、背はまだ伸びそう。やはりダートが主戦場になるだろうが、芝でも十分やれそう。


あくまで個人的な見解ですので、もしこの中に皆さんが検討中や既に申し込まれた馬がいれば、後押しになれば幸いですし、逆にここになければ「この人見る目ないなぁ」ぐらいに思っていただけたらと思います。(※出資に関しては自己責任でお願いします)

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