the band apart1stアルバム『K. AND HIS BIKE』感想
数年前に出会ったthe band apartというバンドに今もなおハマっている。給付金もきたので、アルバム買うかと思い、1stから6th 、surface ep 、falling love そして20yearsを購入。
数日後、自宅に届く。聴いた。良すぎた。私は感想ブログを書くことを決めた。
鉄は熱いうちに打ったほうがいいので、バンアパに対する熱いパッションを貧相な語彙を駆使して認めようと思う。稚拙な文章ですが、よろしくお願いします。
どのようにしてバンアパと出会ったのかは忘れてしまったし、初めて聴いた曲も忘れてしまった。初めて聞いた時になんだこのお洒落なバンドは…ととても驚いたことは覚えている。(多分ピルグリムだと思うが)そこからYouTubeやSpotifyでずっと鬼リピ。永久に聴けてしまう。
YouTubeには公式の動画はあまり上がってはいない、正しく言えば、あるにはあるけれど…(察し)という感じである。個人的にバンアパは英詞時代と現在とで大きな転換があり、またそのどちらもこのバンドの魅力であると考えているので、昔のPVも公式の方でアップしてほしいと切に思っている。だから人に勧めるときにどうすれば良いのかというのが悩みであったが、アルバム買ったから貸せば良いね。
バンアパ以外にも好きなバンドは勿論あるが、共通して言えるのは、やはり初期から現在にかけての曲の傾向やら、サウンドの変化その他etcっていうのは、時代の変化、バンドの成長、個人の技術に向上などが感じられて…なんというかとても良いということだ(語彙力)
初めてバンドのCDを買ってみて、今までYoutube、サブスクで満足してCDを買っていなかったのは本当にもったいなかったなということだ。
やっぱアルバム順に聞くのがいいな。歌詞カード見ながら聞いたりするのが好きだな。手書きの歌詞カード時代感じるな。
古臭い考え方かもしれないが、CDが手元にあるっていいね。
バンアパは名曲揃いであるので是非いろんな人に聞いていただきたい。
1stアルバム『K. AND HIS BIKE』
アルバムのジャケットは本当はもうちょっと緑。そこまで黒っぽくはない。
収録曲
以下感想
1 FUEL
やっぱかっこいいバンドは初期からかっこいいんだよなぁ!!!!!!!!
最初のギターのジャカジャカから始まって急に
“静”
これはバンアパさんがよくやる手法(最高)
“静”と”動“の切り替え大好きです、もっとやれ。
バンアパは曲の空気、匂いがすごく伝わってくるところが大好きです。この曲はイントロで夏を感じるわ。このアルバムにはないですが、「秋風」っていう曲はイントロで秋特有の澄んだ空気、広々とした青空の情景が浮かび上がってきて、初めて聞いたときは度肝抜かれました。よかったら聴いてみてください。
激しい入りからの静、そして、ドラムの刻むビードが細くなるにつれて高揚していく感じ…。どんな曲なんだ、神曲の予感がする。高まった期待に十分に応えてくれる名曲でした。
この曲は起伏が魅力的。落ち着いたところからちょっと上げて、また戻して、またちょっとあげて、からのサビの盛り上がり。これがたまらん。
2 cerastone song
お洒落煮詰めたような曲。
サビ前のギターのカッティングめちゃくちゃ好き。初期バンアパはここ盛り上がるところっていうのが良い意味で露骨なところが良き。
バンアパ特有の雰囲気が色濃く現れた一曲だと個人的に思っています。
3 Snowscape.
名曲がすぎる。
曲調は好みすぎる、歌詞も好き。脚色なしで一生聴ける。全部サビですか??????
Crystallized light〜からのもう一度A landscape〜に戻ったときのギターのリフ最高すぎませんか。天才。
Thursday was 〜からのI’m walking this wayの流れが好きすぎる(細かすぎて伝わらない)
AメロBメロのギターがパズルみたいにハマっている感が良い(伝わらない)
全部好き………。
4 ANARQ
サビだけど、静かに盛り上がる感じの曲でバンアパの曲でも珍しい系統の曲だと思う。短めの曲。
5 Take a shit
これは模範的な“静”と“動”パターンの曲。
優しい歌声、曲調で始まってサビでの盛り上がり…。歌詞めちゃくちゃ韻踏んでるから聞いてて心地いい。
アウトロめっちゃ好きです。
何でこの曲和訳ついてないんだろう。
6 fool proof
バンアパの曲で特に好きな曲。
アコギの音、女性ボーカルの歌声、落ち着いたイントロからのギャップが好き。
激しい曲調、攻撃的なギターサウンドもです
が反骨精神を滲ませた歌詞も大好きです。Bメロの掛け合い好き〜〜!!!!
個人的にはシングルの歌詞の方が好きです。
If you wanna be An fuckin' idiot
Keep on giving a fuck To us and then
You can keep your pride But you have to know
That is not my way It's time to say good bye
シングル版はアルバム版よりも反骨精神ましまし。アルバム版は反骨精神もあるけど、静かに燃える闘志って感じがするかな。
20years でもこのアルバム版の方でしたね。シングル版の方はもう歌わないのかな。でもcinema staffのカバーはシングル版だったか。関係ないですけど、バンアパのトリビュートアルバム素晴らしい出来なのでそっちもよかったら聞いてみてください…。
7 silences
エフェクトかかった歌声と荒廃感とサビのキャッチーさがすこ。
8 ag.FM 9 Eric.W
名曲。後世に残るであろう名曲。
ag.FMからのEric.Wのイントロの入り神すぎませんか??イントロセンス爆発してますよねこれ。
これが1stアルバムに収録されているという事実が信じられない。なんでこんな神曲初期に出来ちゃうんですか、やっぱ天才なんだよぁ……。フレーズの一つ一つがもう天才、全部天才。何食べたらこんな曲出来るのか教えてください。
てか川崎さんのスウィープエグくないですか?指どうなってるんですか…。一生かかってもできる自信がない。
Youtubeで本人の演奏動画見ていただければわかると思うんですけど、もう指の動きえらいことなってる。
the band apartといえばこの曲。バンアパの代表曲
この曲演奏しすぎて体に馴染んでいるから演奏中は何も考えてないらしいです。ヤッッッバ
10 K .AND HIS BIKE
アルバム名にもなっている曲。アルバム名を冠してるだけあってやっぱ名曲よ…。冷静に考えて、Eric.WからのK.AND HIS BIKEの流れは強すぎる。
静かに始まり、徐々に盛り上がり、そして静かに終わっていく。長閑なメロディーに乗せて自転車に漕ぎながら見る日常の風景描写を歌うAメロ、そしてサビの盛り上がり
曲中に一貫して漂っている哀愁が好き。
**11 in my room **
短めの曲。この気怠い感じが、何もやりたくなくなるほどクソ暑い夏(特に今の時期とか)とマッチしていて良い。
地味に好きな曲。
WHEN YOU WISH UPON A STAR
イントロだけでわかるこれは、名曲です。
カバー曲あるある、バンドの個性で原曲の良さ殺しがち。極刑です。この曲は『星に願いを』の良さを殺さない良いカバーでした。
一番最初にアルバム聞いた時に気づかなかった。in my room終わってすぐ取っちゃった。隠しだから仕方ないね。
これはディズニーのトリビュート・アルバムの中の一曲で、EricWとかfool proofよりも先に収録されていて、つまりバンアパの「初期の初期」の曲なんですよ。なのにこのクオリティの高さは凄すぎるでしょ、仕上がってますやん。しかもここから停滞することなく新たな名曲を今もなお作り続けてるって凄いな。
最初でもう一気に引き込まれる。名曲っていうのは開始1秒でわかるから。
よくあるじゃないですか、サビはいいけど他パッとしないみたいな。もしかしたらサビを印象付けるための意図的な構成かもしれないが、聞いていて退屈してしまう。
サビだけじゃなくても、入りは良かったんだけどなんかパッとしなかったなーみたいな残念な曲あるじゃないですか。この曲はアウトロまでずっと引き込まれっぱなしでした。最後のこの長いアウトロがいいのよね。初々しいサウンドの若さ故のパワー、衝動を感じる。
そしてアウトロ明けの余韻、そして曲を流し終えたCDのガガガッっていう音________________
CDで音楽を聴くっていうのはここまでがセットなんですよ………。
思ったこと
・ギターの主張が強い、ゴリゴリのバンドサウンドが時代を感じる。最近のバンドにはないサウンドだと思う。
・英語の発音に初々しさを感じる。アルバムを出すにつれてだんだん聞き取りやすくなっていくこの過程が良い。
・キャッチーな曲が多い。リズムが耳に残りやすく、ここがノるところだなというのがはっきりしていて良い。韻を踏んでいて聞いていて耳障りが良い。
・バンアパ聞いたことがない人に貸すとしたらやっぱりこのアルバムかなと思った。今でも演奏されている名曲もあるし、何よりもバンドの雰囲気が伝わりやすいと思う。
以上です。閲覧ありがとうございました。
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