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iPad miniを改造してみる
iPhone7を買いました。とても使い心地がよいです・・・。サクサク動くし、ガレバンも動くし、なんでも動かせる・・・とてもよい・・・
ただ、画面の大きいipadを楽しみたい・・・そう思い、iPad miniを購入しました。
2980円で手に入りました・・・安いですね。動作品は10000円とのことです
液晶の割れもなく、とても状態がよさそうです。半額以下で安すぎるなとお思いの方、正解です。これはですね。
アクティベーションロックがかかってます
さて、なんでお前買ったんだこの野郎と言われそうなので、お話します。
熊五郎お兄さんのDIYで、以下の動画をみつけました。
3行で言うと
・ iPadをはがす
・ 米粒以下の大きさの抵抗にインクぬりぬり
・ 米粒以下の大きさの抵抗を破壊
という3つのミッションがあります。
iPadをはがす
はがすってなんだよと思うかもしれませんが、はがします。ヒートガンとピックを使います。
参考サイトはこちら
こちらがヒートガン・・・強火力のドライヤーです。これを使って接着剤を柔らかくして、ピックを突っ込んでいきます。ただ、最初のうちは隙間ができないので、プラスチックのヘラと、吸盤で浮かせてねじ込みます。
そこからは簡単です。ピックを差し込んでどんどん接着剤をはがしていきます。カメラの部分だけ気を付けて接着剤をはがしていきます。
このようにですね、ピックを狂ったように突き刺していくと、だんだんはがれていきます。ただし、ゆがみが一定以上発生すると、タッチパネルを割る可能性があるので、注意しましょう。
あと、電源切ってくださいね?(自戒)
ということですべての接着剤をはがし終えると、こうして中身にご対面できます。
これで1時間近くかかってます。つらいですね。ここから、液晶についた、ねじを外していきます。(写真は参考サイトから)
これを外したら、基盤はこの液晶の下です。どうやって外すか。
デンタルフロスを使って、液晶をはがしていきます。
途中でデンタルフロスをぶちぎってしまいましたが、アクセス完了です。
次はこのねじをすべて外します。
そのあとは動画の内容とほぼ同じなのですが、抵抗の大きさと言ったらもうめっちゃ小さい・・・米粒よりも小さい抵抗に、これまた米粒より小さい間隔・・・そのたった一つの抵抗に流れる電流をショートさせないといけません。そこで、熊五郎おにいさんの言う通り、テクノペンを使いました。
こいつをつかって、塗るのですがいかんせん太さが太すぎてダメです。そこで、動画の通りの道具を使おうとしましたが探してみても見つかりませんでした・・・
そこで使ったのはですね。まち針です。
裁縫につかう、あいつです。
こいつにテクノペンのインクを付けて、抵抗に塗りました。さて、成功するでしょうか。結果、失敗しました。はみ出しまくってます。そこで、奮闘すること2時間、乾かして削ってを繰り返し、許容できる仕上がりになりました。(下は動画のもの。)
この小ささですよ!?!!?やばくないですか?
次に抵抗を破壊します。この破壊もまた難しく、特定の位置に的確に待ち針をつかって破壊しないといけません。
そして、ここで悲劇が・・・待ち針に渾身の力をいれ、ゴリュッと音がして、「お、破壊できたか」とおもってみてみると、右となりの抵抗も破壊しました。
終わった・・・
終
制作・著作
━━━━━
ⓃⒽⓀ
とおもったら、動画をよく見てみると・・・
あれ????隣も破壊してね???
と思ったわけですよ。そこで、もどしてPCに接続。そうすると
「リカバリーモードになってるので、復元しますか?」とのダイアログ。
!?!?!?!!?
動きました。
64GBではなく32GBでした。とはいえ、これでiPadminiが使えるようになりました・・・意外にうれしいですね・・・
こいつはどう使うか考えましたが、最近クラウドを取り扱うことになったりしていることもあり、「SSH接続、軽いリモートアクセス」用に使うことにしました。それと、愛用のダーツアプリがあるので、それを使うためにも使えることが判明し、ほくほくしてます。
経費について
耳が痛いですが、一応計算してみます。
iPad mini 本体(送料込み) 4000円
テクノペン(これは液体を使ってるので、ほぼ0として計算) 3500円
ヒートガン 1800円
大体6000円で作成できたことになりますかね(がばがば計算)
まとめ
・ 改造のレベルが上がって、面白いところまで技術のスキルが上がってるので楽しいですね。ハード屋、ソフト屋どちらもやってるので、どちらもをできるようになりたいっていう夢はある意味かなってる気がします。
・ ただ、米粒大以下のチップ抵抗と対面するのはしばらくごめんこうむりたい
・ 時間かかった割に、写真撮らな過ぎてわろた。今度から気を付けます。