感想戦[Weekly Ochiai] 「メイクマネーUNDER30」SP
NewsPicksの会員限定放送『WEEKLY OCHIAI』放送の感想戦です。
4/17 今回の「WEEKLY OCHIAI」は4月7日に配信した『メイクマネーUNDER30』に登場した起業家2人をお招きする特別編。メイクマネーに挑戦した30歳以下の起業家8人の中から、ホリエモン率いるNewsPicksオールスターズが最も評価した、病理AIを手掛けるメドメインの飯塚統さんと、特別賞を受賞したチャット広告で「日本をぶち上げ」ようとするZEALSの清水正大さんが落合さんと対峙します。2人の若き起業家は自身のビジネスを通じて、何をアップデートしようとしているのか。次の時代を担う起業家と落合さんのケミストリーにご期待ください。
令和は革命の時代
今回、二人の若き起業家の話を聞いていて、起業家にもいくつかの種類があるなと感じました。
・周りを見ずに自分の得意分野や好きな分野で勝負するという没頭型
・これまでの閉塞的な日本というものを変えたくてこれまでの概念を破壊的に革命するための破壊型
両者ともに一つの信念があることは確かだが、起業家自身の信念がどのような結果を得たいかによって大きく違うと思いました。
日本で起業家になるメリット
産業の転換が起こりハードからソフトへと産業の転換が起こり、日本はハードが強かったため、今ではソフト産業に追いやられていますが、
依然として日本のハード産業は未だにグローバルに展開しています。
しかしこの状況というのはいつまでも続かないことは明白で、ハード産業がグローバルでまだ生きているうちにソフト産業として起業することでハード産業の大企業を取り込み、世界的な競争力を獲得しやすいというメリットがあると思います。
日本的なアート革命
グローバル企業であるアメリカや中国のソフトウェア産業と同じ土俵で戦っても勝つ見込みはありません。
なのでそちらの路線はアメリカや中国に任せるとして、我々ができることというのは「数字を出すこと」や「あらゆるコストの効率化」ではなく、
それ以外のインパクトを生み出すような産業が必要となります。
それは法則的なものではなく曖昧で未了な人間的アート的衝動から生み出されるものではないかと感じています。
既にささやかれていますが「お金基準」ではなく、その人自身の「評価」を基準にして経済を回す〘メタップス佐藤さんの提唱する評価経済〙の仕組みなど、
これまで拝金主義として成功を収めた日本にとって拝金主義を捨て去ることは難しいというのは重々身にしみていますが、拝金主義を捨てることにより世界的な拝金主義が終わった時に本当に大切な個人的な評価やコンテンツまたはライフスタイルというものが、本当に価値を生み出しその価値というものは人生を豊かにするものになるのではないかと感じています。
仕事自体がなくなれ
落合さんがよく引き合いに出す、ポケモン GO と UBER(ウーバー、アプリによる配車システム)は同じことをしているのに、
片方は仕事として成り立ち、片方はただ行って楽しいという一つのゲームです。
このような着眼点で物事を見ると、今後の仕事は非常にゲームに似通った仕組みになるのではないかと考えています。
例えば「UBER」であれば、こちらは非常に趣味性が高いと考えていてと考えています。これまでの仕事という概念で言われる「タクシー」であれば、こちらはクライアントがお金さえ持っていれば誰でも確実にサービスを提供する仕組みになっていますが、
趣味性が高い「UBER」であればクライアントの評価を確認し気が乗ればサービスを提供する仕組みになっています。
(この仕組みはシェアリングエコノミーにもよく見られる仕組みです。 )
この違いは非常にサービス提供者の心理的ストレスを緩和させるとともに、選択肢を与えることにより、自らの人生を生きているという、選択することによる自由を感じさせる効果があります。
しかし、これまで仕事と呼ばれてきたものは、お金を支払われてしまったらサービスを提供しなければならないのでとても良いお客さんであればストレスはありませんが、かなり嫌な態度をされているにもかかわらずお金を払われたからという理由でサービスを提供しなければいけません。
ここには大きなコスト(心理的なコスト、やらされる感覚が強く効率が落ちる)がかかっていて、このコストが肥大化した結果、既存の仕事というものの価値が低くなり会社という組織に魅力を感じなくなった要因ではないかと考えています。
お金に替わる評価主義
我々に必要なものは個人の評価により生きていくという選択肢を作ることだと思います。
これまでの人類のようにお金という価値基準でものを考えるのではなく、その人の性質によってその人がどれだけ豊かになれるのかということを測れることが重要だと思います。
人間の評価というものをお金に換算することが最も効率的で目に見えてわかりやすいと言うわかりやすいのですがもちろん今後暗号通貨などが社会的に信用度を増していった結果おそらくお金の価値というものが人々の中で大きく揺らぐ時代に突入すると考えています。
だからこそ僕が目指す起業家というのは人々のライフスタイルを変えるような社会革命を起こすことだと思います。
これまでの時代はとてもいい人だがお金稼ぎは不得意でお金に不自由していた、
一方自分以外の他人はただの駒だと考えお金を作る仕組みというものを作ることはうまいが他人からは嫌われていた、
このような価値観を良かったとか悪かったとかそのような基準で考えるのではなく、両者が共に豊かになれるような社会にならなくては今後も人として生まれたことにより苦しみ自らを否定してしまう人があと後を絶たないと感じました。
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