ポケカ初心者の"そ"末な備忘録 #4 イカサマ問題
先日行われたチャンピオンズリーグ東京(以下CL東京)の配信を見てやはりトップで戦っているプレイヤー達はすごいなと思うとともに自分もこんな対戦がしたい!と思った今日この頃です。
しかしその裏でX上ではそのCL東京においてイカサマをされたといった告発や告発された人の謝罪、そこから広がった様々な議論が交わされているのを目撃しました。
実は10年ほど前に当時子供だった僕もイカサマ(故意ではないにせよ)まがいのことをしてペナルティを喰らってしまったことがあり、その時のことを思い出したので少しお話ししようと思います。
簡単な自己紹介
名前 : そ (初めてジムバトルに出る際に登録し使用している名前)
年齢 : 10万20代前半 (こういう人間である)
場所 : 愛知県某所 カードゲームする際は大須に行くことが多い
ポケカ歴 : 約4ヶ月(2024年9月時点)
筆者の喰らったペナルティ
先にも記した10年ほど前、当時はポケモンXYの時代であった。
親に連れて行ってもらってとあるポケカの大きなイベントへと足を運び意気揚々と大会に出場した。
しかしそこで僕は罰を喰らってしまったのだ。具体的に自分が何をしたのかというと、カードの同時使用である。
山札を連続で触る場合に「まだ使います」と宣言し山札を切るのを省略したり、友達と気軽に対戦したりする場面ではネストボールを2枚見せてたねポケモンを2枚ベンチに出したりすることもあるだろう。
そんなノリで当時の僕は「サナ」と「バトルコンプレッサー」というカードを同時に使用したのである。
これらのカードの効果を踏まえた上で、何がマズかったのかというと、僕が手札と山札を混ぜた上でバトルコンプレッサーを使った=手札のカードをトラッシュすることができてしまうのだ。
当時の僕はそんなことに気づかずに(もちろん意図してする気はなかったが)このような不正をはたらいてしまったのだ。その瞬間に対戦相手にジャッジを呼ばれ紙の自分の対戦表の裏に赤いペンで罰印が刻まれてしまったのだ。
その後ジャッジによる判断でサナの効果でのドローを本来の5枚ではなく2枚とし、試合は続行された。(バトルコンプレッサーがどうなったかは忘れました。)
その試合はそのまま敗北し対戦相手にも子どもながらに誠心誠意謝罪をし、その場を立ち去ったものの自分のしてしまったこと、そして対戦表(首から下げて携帯するもの)の裏に刻まれた罰印が怖くなりそれ以後の対戦には参加することができなかった。(対戦は今のスクランブルバトルのような形式で自分のタイミングで開始し同じタイミングの人とマッチングするものだったのでその後の試合を放棄したと記憶しています)
その後はカジュアル対戦の方で遊び、そのイベント自体は楽しめたもののそれ以後(他のカードゲームに浮気したのもあるが)ポケカの公式大会などに参加することはなかった。
最近のイカサマ問題
現在はSNSの発達もあり大きい大会で不正が起きれば実名やアカウント、謝罪等のやりとりが晒しあげられたりそれに伴って様々な議論が交わされているのを度々見かける。
不正とまで行かずとも負けている方が投了せずに時間切れによる両者敗北などでも場合によっては晒され当人同士では特に問題になっていない様子でもそれを見ていた外野によって謝罪をさせられているような場面を見かけたこともある。
10年ほどの時を経てポケカに復帰した僕はまだ競技性の大きい大会に出ていないが、そういった部分はやはり怖いなと感じている。
いうまでもなくみんなが同じルールで戦っている中でそのルールから逸脱して不正してまで勝利を奪おうとする「イカサマ」は絶対的な悪である。
これは大前提でありそういった人たちを許さない!というのは理解できるが、こういった過去の私のように意図しない不正や知識不足によって迷惑をかけたりしてしまったいわゆる悪意のない人たちを必要以上に責め立てるようなことが起こらないでほしいなあと言うのが僕の思うところである。
もちろん明らかに"やっている"のに言い訳していたりする人がいたり判断が難しい場面もあるとは思うし公式の罰が軽すぎると言う意見も耳にするが、変に私刑が横行するのはよくないかと思うのだ。
これからシティリーグ!
かくいう私もシティリーグに当選し、先に参加が控えているのである。
初めての大会に楽しみも不安もありつつ相手に迷惑をかけないようプレイスピードを早めたりなど心がけようと頑張っている最中である。
とはいえ過去のこともあり、例えば誤ってペパーを使った後にボスの指令を宣言しジャッジを呼ばれて失格!!みたいなことにならないだろうかなどという想像もしたりする。怖すぎ。
当日は無事終わったように見えても後から「あいつのプレイスピード遅すぎ遅延された」などと言われたりする可能性もあるだろう。
とにかく初めてのシティリーグをいい思い出にできるよう頑張ります。
何よりもポケカを楽しむ心!