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miya
2022年4月17日 19:56
前回,地質学は,地下の可視化をするのが第一歩ということを書きました.岩盤を覆い隠している土や植物をとりのぞいたときに,地下がどう見えるか,というのは「地質図」とという地図として表現されます.地質図は,地表面の凹凸の形と,地下の岩盤の種類の違いの境界の交線として表現されます.この交線を作図する方法を「地質図学」といい,地質学教室では必ず習う講義になっています. この方法を編み出したのは,「イギリ
2022年4月3日 17:22
日本語で書いているので,読者のみなさんは日本語ユーザーと思いますが,日本国内で,地質学にふれる一番の機会は,学校の理科の勉強だと思われます.日本の小学校では,6年生で地層や火山・地震について勉強します.また,中学1年生で,同じく地震・火山・地層・化石・プレートテクトニクスについての学習があります.多分,日本人の常識としての地質学は,これらの勉強がもとになっているはずです. 中学校理科よりも少し