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自分の姿を自在に変えられる仮想現実で、人は生きられるか。The Congress


仮想現実を生きていないか。
SNSを使えば、いつでも人とつながることができる。
困ったときはGoogleが解決策を教えてくれる。
instagram,twitter,facebook. 24時間365日インターネット。
インターネットを使えば、美しい仮想現実をつくりあげることもできる。
でも、それは表層的なものだ。それがすべてではない。
現実世界の美しさを知らなければ意味がない。
美しい仮想現実ではなく、美しい現実世界をつくっていきたい。

映画「The Congress」では、薬物によって自分の姿を自在に変えられる未来が描かれている。その薬物には幻覚作用もあり、自分の姿のみならず見えている世界も思うままに変えていくことができるようになる。主人公ロビン・ライトは、この薬物に没頭し仮想的につくられたユートピアの中で生きる人々を目の当たりにする。

映画前半は実写で、後半はアニメとなっており、その切り替えもダイナミックで見どころだ。

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The Congress(コングレス未来学会議)
ジャンル:SF
     ディストピア的なSF映画のため観るシチュエーションを選ぶ。夜観たい感じの映画。
公開:2013年
監督:アリ・フォルマン
出演者:ロビン・ライト(ロビン・ライト)
    コディ・スミット・マクフィー(アーロン・ライト)


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概要:
俳優の姿をスキャンし、デジタルデータとして保存することが可能となった未来が舞台となった映画だ。映画会社ミラマウントはそのデジタルデータを用いた映画を製作するため、主人公ロビン・ライトにデータの提供をもちかける。データを提供し大金を得る代わりに俳優としての活動を禁じられることとなるため、ロビンは葛藤するが難病の息子のためしぶしぶ承諾する。そして、場面は唐突に20年後に切り替わる。ミラマウントが開く未来学会議に招かれたロビンは、薬物によって自分の姿を自在に変える人々を目の当たりにする。未来学会議の壇上で人々に目を覚ますよう訴えるがそのことにより、20年間凍結されてしまう。解凍された後、息子をさがしまわるが見つからない。息子を探すため、ロビンが息子の姿となる場面で幕を閉じる。


画像参照元:公式サイト


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