烏口上腕靭帯(CHL)
Coroco Humeral Ligament(GHL)は、
烏口突起~大結節,小結節に付着する。
屈曲ー大結節部(後方)が緊張
伸展ー小結節部(前方)が緊張
外旋ーGHL緊張
内旋ーGHL弛緩
外転ーGHL弛緩
内転ーGHL緊張
最も緊張する肢位が外旋,内転,屈曲or伸展となる。
屈曲終末期で上腕内旋することにより、GHL,CHLが弛緩するためより大きな可動域を得る。
エコーでCHL写し出すには、
1、結節間溝を写し出す。
2、そこから烏口突起を写し出して、上腕骨頭と繋ぐ
3、烏口突起と骨頭を繋ぐ高エコー像がCHLで下方には肩甲下筋,上方には三角筋の繊維が見られる。
下垂外旋運動で制限がみられる場合にはCHLの拘縮の可能性を考える。 その他にもGHL等も緊張するので拘縮肩は靭帯の拘縮を考える。