【妄想】4.29 NOAH MAJESTIC 2022~N Innovation~
テンション上げていこうね~
NOAH MAJESTIC 2022~N Innovation~、メインイベント・Eita VS HAYATAのGHC ジュニアヘビー級選手権試合はかつてのNOAH Jrを想起させるような激闘を繰り広げ60分フルタイムドローによりEitaの防衛となった。
疲労困憊の両者。辛うじて両者共に客席に一礼し退場していく。現代プロレスでは必須となった、なってしまった締めのマイクも、少なくとも今日の来場者にとっては不要なものだった。それだけの満足感があったのだ。味方アナがマイクを取りアナウンスを始める。「本試合ももちまして本日の大会は終了とな―」
ヒゥイゴー!チャーチャッチャチャチャッ…突如鳴り響くHYSTERIC!スーツ姿の丸藤正道が突如入場口に現れリングイン!
丸藤「プロレスリング・ノア、副社長の丸藤正道です。皆様少しだけお時間いただけますでしょうか。本日はある方から、僕と一緒にリングに上がってほしいとの依頼を受けています。その方からNOAH Jr.及び、NOAH Jr.ファンに向けてお話があるそうです。早速リングに及びしたいと思います。どうぞ!」
テレレレ!テレレレ!テレテ!テーテーテーテー!テッテッテ!テーレテテッ!…解説席にいた獣神サンダーライガー、スーツ姿でリングイン!!
獣神「NOAHファンの皆様、お久しぶりです。本日は「新日本プロレス」の獣神サンダーライガーとして、ここに来ました。まず一つ、本日の大会、解説させて頂きましたけども、全選手素晴らしかった。技や試合以上に気持ちがとても見えました。」
獣神「あえて言葉を選ばずに言いますが、NOAH Jr.、やりゃあできんじゃねーか!…落ち着いてください。だからこそ、そんな素晴らしい試合を見せてくれた選手たちに対し、こちらをお渡しさせて頂きたい。」
獣神「新日本プロレスが5月半ばからBEST OF SUPER Jr(以下Bosj)が始まることはご存知でしょうか。私は菅林会長からこの大会に出るにふさわしい選手を2名、推薦してほしいと言われています。」
獣神「いわばこれは招待状です。そしてこの招待状を丸藤副社長に託したいと思います。どういった方法で選出するのかは丸藤副社長にお任せしますが、僕からの条件は2つ。選考対象は今日出場した選手。そして、NOAHにしろドラゴンゲートにしろGCWにしろ、団体の誇りとファンの想いを背負ってBosjに出る勇気のある選手!以上です。」
丸藤「ライガーさんありがとうございました。今日の大会、お客さんの入りが厳しかったのは副社長として残念ではありますが、NOAH Jrの未来は間違いなく明るい。そしてその未来を大きく飛躍させるチャンスがここにあります。」
丸藤「折角のチャンスですから、僕も狙いに行っていいですよね?選考方法等は追って発表いたしますのでお待ちください。以上、本日はご来場いただきまして、誠にありがとうございました!明日の「轟音のヘビー」にもご期待下さい!!」
バックステージにて
獣神「リング上で話した通りです!ひとつ言うのであれば、もし今日の大会が僕の心を動かすものではなかったら招待状はリング上で破くつもりでした。でもそうはならずに招待状は副社長にお渡ししましたから、あとはそちらにお任せします。」
ーーー今日出場した選手とのことですがNOAH所属外の選手でも問題ないということでしょうか。
獣神「…本当は会社からNOAH所属選手にしてくれって言われたんですけど…。今日の大会、素晴らしい選手がいーっぱいいたじゃん。もったいないなーて思っちゃて。ついリング上で言っちゃった(笑)。」
獣神「でも言ってしまったんで責任は僕が取ります。僕が新日本と各団体に話付けますから。映像権利とかで大変なのは僕もわかってはいるんですけれども、やっぱそのほうが夢があるなってお客さんに感じてもらえると思うんだよね。老害って新日のファンからすらも言われてるけど、今回は老害パワーでなんとかしますから、安心してください(笑)」
ーーー丸藤選手が出場宣言をしましたが
丸藤「実は僕SUPER J-CUPとG1には出たことあるんですけど、Bosjって出たことないんですよ。幸いコンディションもいいし、体重も100kgないしね。もうこのキャリアになると中々こういうチャンスも巡ってこないから。いまの新日ジュニアで色々戦ってみたい選手もいるからね。貪欲に行かせてもらおうかなと。ライガーさん、いいですよね?」
獣神「丸藤選手が来てくれたら会社は喜ぶよ~。今は彼はヘビーだけどさ、彼のジュニアでの功績っていまの若い子たちはちゃんと知ってんの?当時はクソ生意気だったけどさぁ、IWGP Jrも何回も取ってんのよ(笑)。俺なんかよりもぜーんぜんすごいの。俺はジュニアの丸藤選手をもう一回みたいな~。」
獣神「…だからこそ、他のジュニア選手にはこんなこと言ってる丸藤選手をぶっ倒して、今のジュニアの方がすごいんだって会社に認めさせてほしいね。今日の選手たちならできると思ってますよ。」
丸藤「僕がジュニア選手側なら丸藤だけはぜってー潰すっていう気持ちでやりますよね(笑)。でも僕のジュニアでの実績ってのはキャリアの中でもとても大切にしてるものなんで。多分タイガーマスク選手もBosj出るでしょ?ジュニア老害として行かせてもらいますよ。今の若いもんには負けないってところを見せたいですね。」
ーーー選考方法は追って発表とのことでしたが
丸藤「そうですね。Bosjが15日には始まりますから。ギリギリで決まるのも新日本さんにご迷惑をおかけしますし、選手のコンディション調整を考えたらなるべく早く決めたいなと。」
丸藤「ただ、会社から一方的に決めるのはナシで、なんらかの試合形式によって決めたいと思ってます。恐らく参加希望選手は僕含めてたくさんいるので(笑)、ランブル戦みたいな形の試合はやることになるのかな。」
獣神「ふk…近日中にこの2枠以外の出場選手は発表の予定なんで、でもチケット買いたいお客さんもいるだろうから早めの方がいいでしょうね。」
ーーー推薦とのことでしたが、NOAH以外の他団体にも?
獣神「それはノーコメントで!まぁもうちょっとしたら分るからさ、待っててください。ただ一つ言えるのは、今年のBosjはファンの皆さんが期待してるものが結構見られるんじゃないかなと。それだけはお伝えします。じゃあそろそろこの辺で、丸藤副社長、今日はありがとうございました!」
獣神「…最後にひとつだけ、今の新日ジュニア、めちゃくちゃ強いよ。覚悟して来い。」
やっぱこういう「事件」がみたいな~。