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50/365 あの「パフッ」をならすのはあなた、、、ある楽器を求めて3時間以上探し回った話(前編)

 本題に入る前に、
やっと、、、毎日投稿、50本目の記事となりました。
少しずついつも読んでくださっている方、そこにさらに好きをつけてくださる方も増えてきて、
本当に拙い文章ながらも、ありがたいなと思うと共に確実に励みになってます。
あと10本書けば60本、、、
1/6というところまで到達するということで、
少しずつ分母の数が小さくなっていく旅になんとなくですが、心が軽くなっていくのを感じています。

というわけで、
そんな50本目に相応しいのかそうでないのか、少々計りかねるようなタイトルの本日の記事は、
ある1曲を演奏するためにとある珍しく、でもとても重要な楽器を探すという物語です。
ここにもたびたび書いていますが、
私の娘たちは小学校、中学校、それぞれ部活として吹奏楽をやっているのですが、
昨年の夏に行われた全日本吹奏楽コンクールという大会に長女が所属する中学校吹奏楽部が、参加し、
地区大会、県大会、東関東大会を経て、
大変ありがたいことにb部門(30人以下の小編成)の最上位大会に当たる、東日本学校吹奏楽大会に出場したのが昨年の秋のこと。
東京、府中市にある府中の森芸術劇場という大変素晴らしいホールで演奏しました。
私も現地に行き、その演奏を聴きましたが、
まさかこんな景色を見せてもらえるとは、、、と他の学校の演奏を含めて、そのレベルの高さにただただ感動しっぱなしだったというのを今でもはっきりと覚えています。
で、それらの成績が認められ、ちょうど来週の火曜日、28日に市内にある芸術館にお招きをいただくという形でホールコンサートを行うこととなり、
春休みに入ってからも毎日練習をするため、学校に行っています。
その中で、先月学区内にある小学校の春祭りに呼んでいただき、演奏会をした際に演奏した曲の中に、
おじいちゃん、おばあちゃんにも親しんでもらえるようにという思いから「笑点のテーマ」を演奏したのですが、
パーカッション、中でも多くの小学期を担当することとなった長女的にはこれまであまり使ったことのない楽器がいくつかあるということで、
私も一緒に楽譜を見せてもらってみたところ、確かに、、、と納得。
例えば曲の半ばあたりに聞こえる「ジリジリじり」というなんとなくゼンマイを回しているような音、
「ラチェット」という竹材質の楽器を使っていたり、
子供のおもちゃとしてもよく知られているピコピコハンマーだったり、、、
そして極め付けは、
たびたび聞こえてくるあの「パフッ」というおとをならすための楽器、、、
楽譜場では「びっくりほん」と記されているようなのですが、これもまた大変珍しい楽器、エアーホンというのを使用しているというわけで、
まずはそれらが学校にあるかというところからのスタートで、普段あまり手をつけない倉庫的なところをガサゴソと探した結果、ラチェットとピコピコハンマーは見つかったものの、
ある意味最も重要とも言えるエアーホンのみ見つからず、
しかし当日まで時間がないというので、他の学校などから借用をせずない状態で本番に臨んだのですが、
やはりあの「パフッ」という音、たかが「パフッ」なのかもしれませんが、
実はかなり重要なウェートを占めている、、、つまりされど「パフッ」なのです。
それはおそらくこの記事を読んでくださっている方の多くの人は間違いなくこの楽器の存在を曲中から感じているはずだから。
曲の最後の「ちゃっっちゃーちゃらら🎵ちゃん🎵」、
この最後の「ちゃん🎵」とともに聞こえる「パフッ」という音、それこそがこのエアーホンなのです。
となると、それだけインパクトの強い存在ともいえるわけで、
やはりないとしっくりこない、、、というので、打楽器パートのメンバー内であれこれ話し合ったそうなのですが、
最悪ずばりでなくても代用できるものがあればそれでもいいということになったそうで、
帰ってきて早々、その候補となりうる「あれ」を見つけるべく、とある場所へ向かったわけです。

↑おそらく私の説明だけでは心許ないかと思うので、ウィンズスコアー様の演奏動画がありましたので、貼り付けておきます。ぜひ確認してみていただけたらと。
というわけで思いのほか長くなってしまいました。
続きはまた明日。
本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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