混合栓と風呂場の鏡
これって、ホントに要るのだろかと思ったことを。
混合栓
台所の水道のパッキンがダメになってきたようで
普通に(雑に)水を止めても垂れてくることが多くなってきた。
そういう時は「イラッ」として「ギュっ」と止める。
で、これが混合栓なので
パッキンというか交換部品は高いし交換も面倒なのですな。
普通なら業者に交換を頼むところだが
なぜか交換用の部品を買ってきてしまった人がいて
買ってきたんだから交換もしてよ、と言ってもやってくれないので
トリセツを見ては水ならぬため息が漏れるのである。
さてそこで
混合栓はレバーの向きを変えることで
お湯と水を好きな割合で混ぜて・好きな温度にできるモノだ。
昔はボイラーで水を沸かして熱湯にして
例えば洗い桶に熱湯と水を入れて適宜ぬるくして使っていたのですな。
だから、ボイラーからお湯が出る家の水道の栓は
「お湯」と「水」と二つ並んでついていた。
今でも古い建物のトイレで見かけると思う。
その後
二つ並んだ水道栓を「スマート」にまとめたのが「混合栓」だったのでは。
これならレバーの操作で熱いお湯も冷たい水もぬるま湯も自由に出せる。
しかし、イマドキは
ボイラーの湯温を一定の範囲で設定できるワケで♪
普通は35度くらいの「適温」にセットしていると思う。
だって、一般家庭で熱湯を使う場面ってお茶とかスープとか?
珈琲だったらコーヒーメーカー?
熱湯が要るならガスコンロや電気ポットで沸かしませんか?
あれ?
それなら、混合栓はもう要らないのでは?
単純に水道の蛇口を「お湯」と「水」の二つにしちゃった方が管理が楽なのでは?
これなら自分で手軽に安くパッキンを交換できるよね?
どうだろか。
風呂場の鏡
お風呂に入りながら
「今、大きな地震があったらヤだなあ」と思うことがある。
特に鏡が怖い気がする。
わが家のお風呂場の鏡は固定されていない。
ステンレスの金具にはめてあるだけなのだ。
前に住んでいた家でも
鏡をゴシゴシ拭いていたときにずるっと動いて焦ったことが。
そりゃまあ、鏡が傷んだりしたときには
簡単に取り換えることができた方が便利なのだが
大きな揺れで鏡がずるっとはずれて落ちてきたらコワイ、と思う。
固定しちゃおうか。
っていうか、お風呂場に鏡、いらなくね?
必要な人がオプションで付ければいいのじゃないかな。
少なくとも自分は使わないなあ。
自分の身体見たくないし(汗)
ヒゲ、剃らないし。
お風呂でヒゲ、剃ります?
ヒゲ剃りやメイク落としは洗面台でやりませんか?
お風呂場に鏡が付いているのは
昔、お風呂でヒゲを剃ったり、白粉(おしろい)を塗ったりした名残なのでは?
沢村貞子の自伝に、銭湯でのそういう光景が描かれていた。
そして
固定されていない鏡の場合、鏡と壁の間に隙間があるので
多分、カビが生えてると思うのであります。
ウチの鏡の裏は…見たことは、まだ、ない。
外して洗うことがあったら
外したままにしておきたいなあ。