調理実習で学んだ強弱と何倍
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子育ての風景
最近ネット上で
1時間弱で到着とかって1時間とあと少しかかる意味だと思ってた
→ 1時間+弱(5分くらい?)
カップ1杯弱ってカップ1杯と、あと少しの意味だと思ってた
→ カップ1杯+弱(20mlくらい?)
また
3倍に薄めるって原液の3倍の水で薄めるんだと思ってた
→ 実は4倍に薄められる
という方々の「知らなかったー!!」が話題になっていた。
これ、勉強で言うと
算数で習う、食塩水等の濃度を求めるのが分かりにくい問題ですな。
さてそこで
自分はどうやって正しい意味を覚えたのかと言うと
学校の調理実習だったのではないかと思う。
教科書にも図で載っていたかもしれないが
先生がやって見せてくれたりして「こういうもの」と覚えたのだろうと。
カップや大さじの分量は「これくらい」が「弱」とか「強」とか。
テレビの料理番組でもやってたし、「見て」覚えたワケだ。
そしてこれがそのまま時間にも応用されたワケだ。
薄める方は茶碗蒸しの卵液と出汁の分量で覚えた、と思う。
そうやって目の前で「こういう事をこう言うのだ」と覚えるのは
まさに子どもの覚え方で人間の基本なのですな。
一方で、ホントの意味と違って覚えてしまった人は
文字や言葉だけで覚えたのではないかしらん。
ネットでは、間違える人が多い原因の一つとして
気象庁が地震の震度の5と6を「震度5弱」のように
「弱」と「強」に分けたことがあるのではとも。
ほほーん・なるほど
その範囲を弱い方と強い方、半分に分けたワケだ。
実はこの震度の表し方、自分としては分かりにくかったですな。
最初、震度5弱は震度5に少し届かない揺れで
震度5強は震度5の揺れより少し大きい揺れだと思ったのだ。
ここでの「弱」と「強」は「足りない」「多い」という分量じゃなくて
文字通りの「弱い」「強い」なのである。