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伝え方が変わる!PREP法を活用してチーム全体のコミュニケーション力をアップしよう

仕事でレポートや成果物をレビューする立場にいると、「もっと分かりやすく書いてほしいな…」と思うことがよくありますよね。私もその経験が何度かありました。でも、メンバーに「PREP法」を教えたことで、その問題がぐっと解決されました。今回は、私の経験を交えながら、このPREP法の魅力を紹介したいと思います。

PREP法とは?

まず、PREP法は、結論(Point)理由(Reason)具体例(Example)、そしてまた結論(Point)という順番で話や文章を構成するシンプルなフレームワークです。シンプルでありながら効果的なので、誰でもすぐに使えます。

仕事におけるPREP法の効果

実際に私が職場でPREP法を教えた時、次のような変化を感じました。

  1. レポートが明確に整理されるようになった
    結論を最初に伝えるという方法をメンバーに教えたところ、内容が明確に整理されたレポートが増えました。これまでは、話の要点が分かりにくく、何を言いたいのか迷うことが多かったのですが、PREP法を意識することで、結論がしっかりと前に出た文章が増え、レビューがとてもスムーズになりました。

  2. コミュニケーションの質が向上した
    PREP法は文章だけでなく、話し方にも応用できるので、メンバーのプレゼンテーションスキルにも良い影響がありました。理由と具体例をしっかりと述べた後にもう一度結論をまとめることで、相手に説得力を持たせることができ、会議やプレゼンの質も向上しました。

  3. 相手に伝わりやすくなり、理解が深まった
    PREP法を使うことで、情報が自然な流れで伝わるため、相手が話を理解しやすくなります。これまであいまいだった部分も、具体的な理由や事例を交えることで、より納得感を持って聞いてもらえるようになりました。

どうやってPREP法を教える?

職場でPREP法を教える時は、まずはシンプルな話題から始めるといいでしょう。例えば、プロジェクトの進捗報告や提案資料を作成する際、次のようにアドバイスします。

  • Point(結論):まず、言いたいことを一言で伝える。

  • Reason(理由):その理由を簡単に説明する。

  • Example(具体例):具体例を挙げて、納得させる。

  • Point(結論):再度結論をまとめて締めくくる。

この流れを一度覚えると、レポートやプレゼンが一気に分かりやすくなります。

実際の例

たとえば、あるメンバーが提案を行う際、次のようにPREP法を使いました。
Point(結論):この新しいシステムを導入することで、作業効率が大幅に向上します。
Reason(理由):なぜなら、手動で行っていた部分が自動化され、エラーの減少と業務時間の短縮が期待できるからです。
Example(具体例):例えば、現在のシステムでは1日に3時間かかっていた処理が、この新しいシステムでは1時間未満で完了するという実績があります。
Point(結論):したがって、このシステムの導入は全体の生産性を高める重要なステップです。
こうした構造により、提案の説得力が増し、全体の理解度も大きく向上しました。

また、もっと簡単な例では、友達に何かをおすすめする時など、こんな風に話せます。
結論:この映画、すごくおすすめだよ!
理由:ストーリーが面白くて、キャラクターも魅力的なんだ。
具体例:特に、主人公が最後に大きな決断をするシーンは感動的だったよ。
結論:だから、ぜひ観てみて!絶対に楽しめると思うよ。
これがPREP法です。どうですか?自然な会話の流れで、相手に分かりやすく伝わる感じがしませんか?


まとめ

PREP法は、職場でのコミュニケーションをスムーズにするための強力なツールのひとつとなるはずです。特にチームメンバーに教えると、わかりやすいレポートやプレゼンテーションが増え、全体の成果が向上する効果を実感できます。もしまだ試したことがないなら、ぜひPREP法を取り入れてみてください。チーム全体のコミュニケーションが劇的に変わるかもしれませんよ! 
この記事もPREP法で書いています😀
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