#185.年末年始の帰省先にワンちゃんがいる方へ!実家の愛犬との安全な過ごし方
こんにちは!
15年以上【犬の保育園】の先生を行っている
ドッグトレーナー×ペットロス専門士×アニマルコミュニケーター
尚ちゃん先生と申します。
前回は
をお届けしました。
年末年始は家族みんなで集まる大切な時期ですが、
ご実家・義実家でワンちゃんを飼っているご家庭も
多いのではないでしょうか?
今回は、実家に帰省する際に、
安心してそのお宅にいる愛犬さんと過ごすためのポイントをご紹介します。
実家の愛犬は家族じゃない?
「え、家族でしょ?」と思われる方もいるかもしれませんが、
実家の愛犬は、あなたにとって家族でも、
犬にとってはあなたも家族の一員ではない
ということを覚えておきましょう。
(もちろん、家族とみてくれている場合もありますが)
特に、小さいお子さんがいるご家庭では、この意識が大切です。
なぜなら、子どもは犬との距離感がわからず、思わぬハプニングが起こる可能性があるからです。
なぜ、実家の犬にかまれるケースが多いの?
私の経験上、子どもが犬にかまれるケースで多いのが、
お孫さんが実家・義実家の犬にかまれるケースです。
それはなぜか?
家族という意識が強い: 実家の犬は、お子さんにとって祖父母家族の一員です。そのため、外で出会う知らない犬よりも、近づいたり触ったりしがちになります。
警戒心が薄い: 親や祖父母といった保護者側も、よく知っている犬だからと、つい油断してしまうことがあります。
犬のサインを見逃しやすい: 家族だから大丈夫、という思い込みから、犬が出す「この状況が嫌だ」というサインを見逃してしまうことがあります。
安全に過ごすためのポイントとは?
犬のパーソナルスペースを尊重する:
ご飯を食べている時やお気に入りの場所で寝ている時は、近づかない・触らないようにしましょう。
犬のお気に入りの場所やおもちゃは、勝手に触らないようにしましょう。
犬のサインに注意する:
唸る、逃げる、耳を伏せるなど、犬が嫌がっているサイン(ボディランゲージ)が出たら、すぐに距離を置きましょう。
子どもから目を離さない:
特に小さい子どもは、犬の扱いがわからず、思わぬことをしてしまったり、強い力でつかんだり触ったりすることがあります。
お子さんが小さいうちは、犬とお子さんが二人きりでにならないように注意しましょう。
犬の性格を知る:
犬の性格や好きなこと、嫌いなことを事前に把握しておきましょう。
例えば、ある犬は男性が苦手だったり、ある犬は子どもが苦手だったりします。
犬との触れ合い方を教える:
子どもに、犬と安全に遊ぶ方法を教えましょう。
犬を撫でる時、優しく触れること、急に抱きしめたりしないことなどを伝えましょう。
実家・義実家での愛犬との触れ合いは、お子さんにとって楽しい思い出になるはずです。
(私も祖母の家のコリー犬にはよく遊んでもらいました)
しかし、安全に過ごすためには、犬の気持ちに配慮し、
適切な距離感を保つことが大切です。
ぜひ、楽しい年末年始をお過ごしください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました💛
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