地球は今日も小さな人類の宝物の記憶で溢れてる
↑この記事でも少し書いたけど、私の亡き祖父は絵描きでした。
あ、ちなみに大祖母は霊能者でした。
私の一族は、霊能&芸術一家なのです。。
と、そんな話はいいとして。
昨日、大山崎山荘美術館に行ったら、祖父を強く感じてね。
モネの絵のエネルギーが祖父に似てるから思い出したというのもあるんだけど、
この大山崎山荘美術館そのものが、なんだか祖父のエネルギーに似ていたの。
祖父が生きていた頃は、特別祖父が大好きだった訳でもなく普通だったんだけど、
今になってから思うと、幸せな記憶ばかり思い出す。
絵が大好きで、家じゅう祖父が描いた絵画が飾られててアトリエの様になっていた。
祖父の絵を見ていると、とても豊かな気持ちになった。
お正月には祖父の家に行って、家族みんなでトランプしたりゲームをして遊んですごく楽しかったなぁ。
祖母の作ったお節をみんなで食べて美味しかった。
祖父も祖母も亡くなって、あの幸せな思い出が詰まった家ももうない。
切ないな。
確かにそこに存在してたはずなのに、時と共に消えてしまった。
そして物質が消えると、だんだんと私の中の記憶までも薄くなってしまって、思い出さない事も増えていた。
時は、時に残酷だ。
大切な人も、大切な物も、大切な記憶も、
何もかも全てを連れ去ってしまうからね。
だけど大山崎山荘美術館で祖父を感じて、また思い出した。
これは私という小さな小さな人類の、ほんの小さな、だけど宝物の記憶の物語。
きっとこの地球には今日の私みたいな、小さな小さな人類の、小さいけど大切な宝物の記憶で溢れてる。
今私が住んでる土地にもきっと100年前、200年前、300年前、そこで生きてた人がいて、そこには確かに愛があったんだ。
そう思ったら、もうそこかしこが愛おしくて大切で仕方ない。
私は関係なんてないのに、儚く消えた愛の記憶を思い切り抱きしめたくなる。
私はちゃんと気付いてるよ。
まさかまさかこんなに壮大な愛の記憶の旅をする事になるなんて夢にも思わず、私は大山崎山荘美術館を後にしたのでした。
愛する人。
どうか天国で安らかに。
そしてまたいつか必ず会おうね。
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