見出し画像

歴史と優しさのあるまちで、面白いもの・人を紹介したい。静岡市清水区に住むライター吉川しおりさんにインタビュー

今回のnoteは、Webライターラボメンバーであり、インタビューライター講座同期の吉川しおりさんとの相互インタビュー企画です。ぜひどうぞ!


ライターとして活躍する吉川しおりさん。BtoB向けマーケティングや人事・採用系記事を得意とする一方、地元である静岡市清水区がおもしろい!と取材の目を向けています。
好奇心が旺盛な吉川さんにとって、清水にはどんな魅力があるのかをインタビューしました。


吉川しおりさん
SEO・インタビューライター。マーケティング・営業・人事・転職・エクステリアなどの執筆実績をもつ。Webライターラボインタビューライター講座1期生。


−−清水区に住んだきっかけは何ですか?

吉川さん(以下、吉川)
夫との結婚を機に、清水に住み始めました。私は浜松市の出身なのですが、清水は同じ県内でも結婚するまでほとんど縁がなく、ちびまる子ちゃんと清水エスパルスのイメージくらいしかなかったんです。

−−実際に清水に住んでみてどうでしょうか?

吉川
実家のエリアと比べると温暖な気候です。また、自動車やバイクの工業地帯である浜松市は「やらまいか」精神に表されるように、良くも悪くもにぎやかなのに対して、清水にほど近い駿府は、徳川家康のお膝元だったことにも関連して、おっとりとした優しい土地柄だなと感じます。

歴史的には、清水港が古くから交易の地として知られています。江戸時代には江戸や大坂などとの物資の輸送の地域として栄え、海外との交易も比較的早い時期から始まりました。
また、江戸から明治時代に活躍した清水次郎長は人情に厚い人でした。清水次郎長は、渡世人だった江戸時代、清水港で攻撃され見放された旧幕府軍の武士たちを密かに手厚く葬ったことを山岡鉄舟に認められ、明治時代は地元の発展に力を入れたと言われています。

清水次郎長像(画像引用:公益財団法人するが企画観光局
次郎長が弔った旧幕府軍の壮士墓(画像引用:清水港観光情報サイト

この街に住んでみて、外からの交流に対する柔軟さや、懐の深さがあると感じるのは、そういった歴史が関係しているのかなと思っています。

−−清水で実際に取材をしたことはありますか?

吉川
以前、地元の企業に取材を申し込んだことがありました。当時は取材経験が少なくインタビューライター講座を受けているころだったんです。
電話をかけたときに、講座の課題で取材したいと正直に伝えたところ、それならと快諾してくれたんです。こちらの予定に合わせて取材日を調整してくれたり、写真を提供していただいたりと、とても協力してくださいました。その企業の方が、人とのつながりを大切にしているのを感じましたね。

当時取材した記事はこちら。

その取材を通して、私も相手を喜ばせること、自分の気持ちを自分のことばで伝えることで、人とつながり仕事として身を結ぶのを学びました。

−−取材を通して叶えたいことはありますか?

吉川
清水は豪華客船や地球深部探査船が見られたり、スポーツや歴史にまつわるイベントなど、おもしろい取り組みがたくさんあります。子供がいるので、取材や記事を通して、こんなモノがあるよ、こんな面白いことをしている人がいるよと、子供に伝えたいです。そんな人たちを通じて、仕事や働き方はひとつではないこと、また母である私が楽しく仕事をしている姿を見てもらいたいなと思っています。

2024年4月にはイギリスの豪華客船「クイーン・エリザベス号」が着岸(画像引用:静岡市
地球深部探査船「ちきゅう」の母港である清水港では定期的にイベントが開催される(画像引用:静岡県清水港管理局

好奇心旺盛な吉川さん。清水の面白さやおすすめスポットを教えてもらい、じっくり歴史めぐりをしたり漁港をのぞいたりしてみたいと思いました。楽しい時間をありがとうございました!



いいなと思ったら応援しよう!