ウインターグリーンって湿布のニオイの精油なんだけど、そのサリチル酸メチル臭が心地良いって何?というお話。
こんにちは。
本日「大寒」ですね。
二十四節気の一番最後の期間、そして一年で一番寒い日とされています。
一番寒い日・・・
いやめっちゃ暖かかったですが(;^ω^)
ウォーキングに出かけたら
途中暑くて着ていたダウンのファスナーを開け、
手袋とネックウォーマーを外しました。
帰宅する頃にはかなり汗ばんでいた(;^_^A
実に温かい大寒でした。
しかし言うてもまだまだ一月も下旬に差しかかったところです。
このまま春になるという訳にはいかないでしょうね。
さて今日は
ウインターグリーンという精油についてのお話ですが。
ウインターグリーンはツツジ科の植物で、
和名を「ヒメコウジ」と言います。
主成分はサリチル酸メチルが9割以上を占め、
およそ「香りを楽しむ」ことを目的として使う精油ではござんせん。
まさにメディカルアロマを代表する精油の一つだろうと思います。
初めてウィンターグリーンの芳香に触れたのは、
NARDのアロマを学んでいる時
プラナロムのウィンターグリーンでした。
うわーシップだこれ
くーーーーっ
・・・・ってなったのを思い出します。
クスリ感が否めない香りでしたので、
アロマを楽しむためにある精油・・・というニュアンスではないですね。
しかしながらその作用は素晴らしい!
鎮痛・鎮痙・刺激作用、消毒作用やリンパ系のうっ滞除去などなど
使ってみればわかりますが
私はこの精油には多大なる恩恵を与っている一人です。
そんなクスリ感が満載の精油なのですが
それを覆すウィンターグリーンを見つけてしまいました。
それがヒマラヤ精油のウィンターグリーンです。
疲労感を覚えた時には体に「喝」を入れてくれるような
バイタリティー溢れる香りです。
まぁシップなんですけどね(笑)←クドイ
それがこのヒマラヤ精油のウィンターグリーンはちょっと違います。
シップ臭であることは間違いありません。
なんせその殆どがサリチル酸メチルですから。
しかしながらこの精油をすーっと吸い込んだ終わりがけ、
ほんのりと帯を外すように柔らかいフルーティーさが鼻に残ります。
それは得も言われぬある種のフローラルか・・・?
(いやそれは言い過ぎなのかもだけど)
兎にも角にも
他社のウィンターグリーンにはあるまじき香しさを放ちます。
およそ「香りを楽しむ」系の精油ではなかろうに(何度も言う)
私のPCテーブルには常時手に取れるようにそこに鎮座。
メディカル的にも
腰痛・寝違えによる首の痛みや肩こり、座骨神経痛持ちの私には
常にブレンドできるように出してある・・・という訳でして。
ヒマラヤ精油の一本引きセッションをする際、
実はこのウィンターグリーンを引かれる方は多いです。
洗い流す力は絶大
拘りを捨てる
古いものを壊し新しきを創るエネルギー
そんなメッセージのある精油です。
人生の転機を迎えている方が多いのでしょうね。
そんな方がこのウィンターグリーンの香りを嗅ぐと、
ほぼ全ての方が「すごくいい香り」と仰います。
不思議だわぁ・・・
シップのニオイなのに(爆)
注)ウィンターグリーン精油はサリチル酸に対する過敏症、
及びアスピリンアレルギーのある方は使用をお控えください。