精油百花 #18ベルガモット
◆ベルガモットの基本プロファイル
【学名】Citrus bergamia
【科名】ミカン科
【精油抽出成分】果皮
【芳香】甘くフルーティで爽快感がある、ほんのりフローラルトーンが伴う。
【ノート】トップ
【性質】涼・燥
【五行】木
【原産地】イタリア、モロッコ
【抽出方法】圧搾法
【化学組成】リナロール、ネロール、αーピネン、βーピネン、ベルガプテン、酢酸リナリル、ゲラニオールなど
【作用】鎮痛、抗うつ、強心、強壮、駆風、駆虫、健胃、消化促進、デオドラント、癒傷、瘢痕形成、解熱
【安全性】皮膚感作性あり。使用後、強い日光に当たるのを避ける事。
特別な気候と土壌を必要とする樹木で、ベルガモットは種から増殖することが出来ず、他の柑橘類の台木にベルガモットの目を接ぎ生長する。それには大抵はビターオレンジが使われる。故に柑橘類の全ての中で、一番デリケートな樹木と言われている。
《東洋医学的視点》
気の流れを滑らかにする作用➡心身に生命力の「気」を滞りなく均等に流す
➡「肝気」に調和をもたらす。
胃腸に滞る気を解放し、循環させ、調和を取り戻すように働く➡神経性の消化不良や感情的なストレスに起因する食欲不振に適する。
◆ベルガモットタイプのパーソナリティ
若々しく爽やかで世話好き。
思いやりがありエネルギーに満ちている。
実年齢は関係なく、心が若く人生を楽しむ姿勢がある。
◆サトルアロマセラピー
ベルガモット精油の緑色➡ハートチャクラとの親和性。
特にハートチャクラが悲しみに満ちている時に有効。
鬱積した感情を解き放つことを助ける。
◆ブレンディング
コリアンダー、カモミール、フェンネルとのブレンドは神経性の胃腸の不調に良い。
イランイラン、サイプレス、ジュニパー、ゼラニウム、ネロリ、ユーカリ、パルマローザ、ラベンダー、レモン
◆特記
アールグレイティーのフレーバーとして有名。