見出し画像

冬の三者面談に行ってきました

こんにちは。さなぎです。

12月の保護者会に引き続き、1月は三者面談がありました。

4月の入学から早9ヶ月。入学当初は心配でしかなかったのですが、少しずつ慣れてきた模様。

保護者会の様子はこちらの記事でお話ししています。

三者面談では進路選択についても聞かれました。我が家はN/S高等学校に進学予定ですが、実は系列でいくつか専修学校的な学校があります。この記事の中ではそんなお話も出来ればと。

ぜひ最後までお付き合いください。


息子、週5生になりました

実は息子、1月から週5生となりました(面談がありましたのでまた別記事にまとめます)。

この日は週5通学がはじまってまもないころ。

メンターさん「〇〇さん、週5で通い始めてどうですか?」
息子「電車は大変だけれど、大丈夫です」
メンターさん「それはよかった、困っていることはありますか?」
息子「特にないです」

週5生といっても、平日全部がっつり通学する子は少ない。もともと小学校で苦戦して、N中等部を見つけた子が多いからでしょうか。

息子は小学校はしっかり通っていました。だから週5通うことに抵抗感がないのはよかったことなのかもしれません。

メンターさん「大変なこととかあるかな?」
息子「電車の人が多いのが大変です」
メンターさん「人が多いのが苦手?」
息子「はい」

ここでわたしが補足を入れます。

わたし「我が家周辺は駅も人も少なくて…」
メンターさん「あ!なるほど!そんな少ないんですか?」
わたし「〇〇線があるのですが、二両編成です笑」
メンターさん「おおっ…それは」

すみません。絶妙なプチ田舎から毎日通っております。

そんなお話をしつつ、アイスブレイク。

  • 冬休みは何をしましたか?

  • 今年の目標はありますか?

  • 今の困り事はありますか?

など親の前で本人の課題や悩みを出していきます。

結局、息子の場合は『通うのが大変、でも通いたい』
いいのやら、申し訳ないやら複雑な気持ちですが楽しめているようでなにより😊

1年生だけど進路についての話

ざっとそんなお話が終わり、メンターさんが切り出しました。

メンターさん「1年生ですが、高校の進路は決められていますか?」
わたし「そのままN/S高等学校に上がろうと思っています」
メンターさん「そうなんですね。では一応お話だけしておきますね」

このあとの進路としては主にこんな感じとのこと。

  • 公立高校を目指して勉強する

  • 私立高校を目指して勉強する

  • N/S高等学校に進学する

  • 系列の専門分野を学べる学校に進学する

  • 近隣の他の通信制高校に進学する

ポイントは「系列の専門分野を学べる学校」が存在すること。

ざっとまとめておきましょう。

実はN/S高等学校には提携しているスクールがあります。

  • VANTAN高等部

  • ASO高等部

  • EXPG高等学院

イメージとしては「専修学校」でいいかなと。専門分野のお勉強はその学校で、高校卒業の資格はN/S高等学校で取得します。

N/S高等学校でいうと「プログラミング通学コース」はある種の専修学校的なポジションになります。

違いは「入学試験の有無」でしょうか。

各学校についてまとめておきます。

【VANTAN高等部】

3-5年間でクリエイティブ業界のプロを育成する早期専門教育スクール。現役クリエイターによる即戦力カリキュラムが受講できます。ファッション、美容師、ヘアメイク、デザイン、スケートボード、映像、トータルビューティ、美容、モデル、ネイル、製菓、調理、カフェ、バリスタ、キャラクターデザイン、声優、ゲーム、アニメ、eスポーツ、プログラミング、IT、動画制作・編集、クリエイターマネジメントなどの専門分野があります。

引用:VANTAN高等部HPより

現在東京校・大阪校・名古屋校があり、2024年4月から福岡校が開校予定。

VANTANはですね…わたしも社会人のヘアメイクスクールで1年間お世話になりました(初情報)。

高校卒業後に専門学校に通って技術を習得するのではなく、高校の3年間を生かした早期専門教育で技術を磨いていきます。S高等学校との連携により、高校卒業資格を目指します。

【ASO高等部】

ASO 高等部は、福岡市にある麻生専門学校グループのスクールです。「好き」を「得意」にのコンセプトのもと、専門学校が専門教育をプロデュースし、同時に将来輝く人材になるための力を体系的に学ぶオリジナルプログラムHuman Resources Basic(HRB)教育を導入。ゲーム・CG・イラスト・アニメ・情報システムなど多岐にわたる専門分野のスキルを学びます。

引用:ASO高等部HPより

こちらは主に情報・映像系の専門分野を学びます。VANTAN高等部と同じく、高校の3年間を生かした早期専門教育で技術を磨いていきます。N高等学校との連携により、高校卒業資格を目指します。

【EXPG高等学院】

プロとして活躍する多くの卒業生を輩出してきたEXPG STUDIO BY LDHが設立した「EXPG高等学院」は、ダンス未経験でも、ダンスを通じて夢や目標を見つけたい、叶えたい、ダンスに関わる仕事をしたい、そんな方々を応援する最高の環境が整ったスクールです。

引用:EXPG高等学院より

EXPG STUDIO BY LDHが設立。本格的にダンスを学びながら高校卒業資格が取得できる学校です。講師としてLDH所属のパフォーマーも講義を行うそう。高校の3年間を生かした早期専門教育で技術を磨いていきます。N高等学校との連携により、高校卒業資格を目指します。

長くなりましたが、提携しているスクールの場合、「中学校の内申点」が受験に必要になります。また授業は一般的な高校よりは少ないですが、集団での授業も多いのが特徴です。

これらのスクールの存在自体は知っていました。でも選択肢には入っていません。

その理由は次の項目でお話ししていきましょう。

経験値的に思う高校選びについて

我が家では「N/S高等学校」へ進学予定です。

理由はいくつかあります。

  • 高校入学時に選択肢を狭めるべきではない

  • 集団授業を苦手とする息子には不向き

  • 留学にも興味があるので身軽な方を

  • 中学に内申点をもらいにいくつもりはない

一番の理由は「将来の選択肢の幅」。

確かに高校の3年間の早期専門教育は脳みそプルプルな時期の吸収力を考えたらメリットは大きい。

でもデメリットもあると思いませんか?

  • 3年後、5年後も目標にしていられるか?

  • もし進路を大きく変えたくなったら?

  • むしろ高校こそ自由に挑戦していいのでは?

考え方はいろいろありますが、わたしたちは「選択肢をなるべく広くして、やりたいときにやりたいことをコミットする」を大切にしたい。

だからね、韓国からデビューするアーティストのような子たちは本当にすごいと思っていて。

ある意味”逃げられない環境”じゃないですか。

1つの目標に向かって必死にもがく彼ら・彼女らはすばらしいし、美しい。

ただ…同じことを息子で適用できるか?と聞かれたら彼は違うと思うのです。

家庭それぞれの考えがあって当然。

我が家の場合、わたしが進路選択に失敗しています。

かくかくしかじかいろいろな事情がありまして高校卒業後、医療系の専門学校に入学。

入ってから気づきました。

「わたし、向いてないわ」

もともと感受性が高いタイプ。しかもちょっとではなく、異常なまでに感情移入する派。ドクターストップのような形で続けられなくなり、同級生が卒業する日に退学しました。

全国模試でも上位。実習も評価されていた。
でも…絶対に働くことは出来ないと思った。

資格さえ取ればいいのかもしれませんが、わたしの性格上飾りになるくらいなら資格なんていらない。

専門学校を退学してから、VANTANのヘアメイクスクールに通いました。

ここでもまた「楽しいけれど、お仕事としてやりたいことなのか分からない」という状態に。

もし高校卒業後に大学に行っていたとしたら多少は状況が変わっていたかもしれません。

例えばわたしは薬剤師になりたかったのですが、ちょいと頭が足りず断念。

まぁ正確には妹が中学校に行けていなかったのと、家族の状況がよろしくなく「自分が抜けたらマズいだろうな」と幼ながらに感じていたので地元に残る決断をしました。

薬学部といっても進路はいくつかありますよね。それに大学を卒業しているだけでその後の選択肢は全然変わる。

積もる話、高校卒業したくらいの年齢で将来を考えろっていう方が酷だと思うわけ。

だってずっと集団生活の中で「前へ習え」の教育をされ、レールの上を歩いてきた人間が突然「どうぞ〜ご自由に選んじゃって〜」なんて…無理じゃないです?

少なくともわたしは選択肢を広げられず、自分で考えた狭い選択肢の中から選んでしまった。

人生で悔やむ点があるとすれば高校受験と大学受験かな。

だからこそ我が家では中学・高校を”悩むこと”に徹するのではなく、「自由に体験してみよう」に方向転換をしてN中等部を選んだのです。

何度も言いますが、家庭それぞれで考えが違います。

大学に行く意味が分からないご家庭もあるでしょう。

要は親の情報収集と、子どものやる気

わたし自身が高校時代に母が家出して情報がなく、進路選択にとても困ったからこそ選択肢を広げたい。

でもこれもエゴなのかな?なんて思ったり。

人生って難しい。

結局は息子が幸せに生きてくれればいいのです。
わたしにやれることはなんでもやるつもりでおりますよ✨

というわけで今回はおしまい。
彼が楽しく通ってくれていることが何より。今後も引き続きサポートしてまいります。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!