見出し画像

【夏は短期留学に挑戦】環境が挑戦力を作る?

こんにちは。さなぎです。

息子がN中等部に入学して1年と少し。
あっという間に中学生活も半分を迎えようとしています。

はやい、はやすぎる……

自分が中学のときは何をしていただろう。

プリクラとって、
マックでおしゃべりして、
ときどき夜遊びして(おい)。

あ、当時お付き合いしていた彼もいたな。

青春してたんですねー笑

部活は陸上部でした。
でもやる気はゼロ。

なぜ入ったのかって?

そりゃぁ好きな子が陸上部に入ったからに決まってるでしょう。
その後お付き合いしましたので、目的は達成です🤣

そう思うと息子は本当に日々コツコツがんばっている気がします。
恋愛の「れ」の字も見えませんし、興味もなさそう。

でも毎日とても楽しそうで。

環境を変えたこと、まったく後悔はありません。

人ってなかなか思ったことを行動できません。
自分で言うのもアレですが、我が家は比較的環境を変えるタイプ。

今回はそんなコツとでもいいましょうか、考え方をお伝えしていきましょう。


小学校からの変化

これまでの記事を読んでいただいている方ならなんとなくの変化は知っていただけているかもしれません。

地元の小学校というとやはり「その地域にたまたま同じ時期に生まれた子」が揃います。個人的にはその中で気の合う子を見つける方が難しいように思います。

静かな子もいれば、うるさい子もいる。
リーダータイプな子もいれば、
文句しか言わない子もいる。

たくさん旅行に行く家庭、行かない家庭。
家族喧嘩が多い家庭、円満な家庭。

とにかく千差万別です。

それについて何かをいうつもりはありません。

学校ではみんなでよーいどん。
比べないと言いつつも、成績はつけられる。

職員室では「あの子は参加しないから」などの会話も飛び交う(職員室登校していたから息子は詳しい笑)。

日本の義務教育はたしかに高水準です。
でもそこにハマれない子も存在するわけで。

それがたまたま自分の子どもだった。

でもね、職員室登校していたことも含め「すべては経験値」な気もしています。

わたし自身、自営業家庭で育ちました。
思い返すと旅行は数えられるくらい。

環境をあえて変えようと思わなかった部分に多少なりとも関係しているような、していないような(どっち)。

ただ進路選択の際に家がごちゃついていたにせよ、地元から出る選択をしようとは思いませんでした。

家庭面(特に人間関係)での経験値は多い方。逆に挑戦することに対しての経験値はとても少ないなと最近になって思うのです。

別に旅行に行ったから誰でも身軽に動けるようになるわけではありません。

でも体感としては結婚・出産し、旅行に行くようになってからの方がフットワークが軽くなったような……。

”環境を変える”

簡単なようで難しい

コレ、意外と大切かもしれません。

例えば「この2泊3日で何をしよう、何を持っていこう」と試行錯誤する。

勉強でもそう。

「この方法は少し合っていないから変えてみよう」

これも試行錯誤。
そういった些細なことでも身軽さに影響する気がします。

実際、息子は学校を変えるという”環境の変化”でずいぶんと変わりました。

そこにはわたしたち両親の考え方が大きく関わっているように思います。

その考えを次の項目でまとめてみましょう。

子育ては一期一会

学費・交通費・弁当代を考えると月に10万円は余裕で飛んでいく今。

周りにはこう言われます。

「どうしてそんなに教育にお金をかけられるの?」

まぁ単位が単位だしね

おそらくこの言葉に深い意味はなくて、純粋にみんな思うのでしょう。

確かにわたしも夫がなぜN中等部に通うのを許可したのかは疑問に思いました。

だって明らかに家計の負担は増えるでしょう?
今よりいろいろと切り詰めていく必要がある。

もちろん環境は変えてあげたい。
しかしそこにはさまざまなリスクもお金もかかります。

ごく一般的な会社員家庭であり、基本は夫の収入でやりくりします。

何かお金を生み出せるようなことをしているわけでもなく、お給料をもらっての生活。

なのに夫は二つ返事で「いいじゃん、ここにしようよ」と言った。

その疑問を少し前に夫に打ち明けてみました。
すると返ってきた答えは実にシンプルなものでした。

『だって子育てって一過性じゃん?そこにお金かけないでどこにかけるの?』

たしかに

いやぁ、アンタすごいわ……。

続けてこう言いました。

『ゆーてもあと数年で大学生でしょ?それが終わったら社会に出るわけ。そこまでの責任が取れない意味がわかんないもん』

たしかに

ド正論🙋‍♀️

彼はあとから困って何かをするのが嫌いです。
先にやれることをやって、それでも難しいならそこでサポートをする。

でもまずはやれることをやってからそこは考える。
その”やれること”が今の環境と考えている。

大人になって「あの選択をしておけば……」と言っても遅い。
親としてしてあげられることはなにか。それを常に考えている。

なるほど、納得。

そう考えるとわたしが息子のサポートを全力で続けているのも同じ理由かもしれません。

妹が学校に行けていませんでした。

本人に言わせると保健室登校していたから行けていないわけではないといいますが、家に結構いたのでわたしの中ではそう認定してます。すまんな(”不登校”という言葉が苦手なので、あえて使わないようにしています)。

中学にほとんど行けず、最後の半年はがんばっていきました。受験があるから。

高校は私立。なんとか3年間登校できました。

が、この期間も紆余曲折。いろんなことがありましてね。
あえてはいいませんが、最近になって「中学の3年間がなければもっと人生楽しかったな」と思ったのだとか。聞いたときは妙に納得。

息子がN中等部を選択し、それを彼女に伝えたときにそんなようなことを言われました。

子どもから大人になる貴重な中学の3年間。
この期間に形成される”自己肯定感”って本当に大切。

妹の後悔を繰り返さないためにもサポートは絶対にすると決めていました。

これもまた夫のいう「今やれること」ですよね。実は同じ行動をしていたのか。

子育ては一期一会。

せっかくわたしたちの元に生まれてきてくれたのです。
わたしたちにできることはする。

いろんな経験をし「楽しいな、生まれてきてよかったな」と思えるなら、そんなしあわせなことはありません。

わたしたちでできるサポートは引き続きしていこうと思います。

この夏は短期留学に挑戦だ!

環境を変えて変化した息子。
以前にも増して挑戦の意欲が出ております。

第1弾は春休みのセブ島親子留学でした。

はじめての海外でちょっぴり緊張。

ついでに母までいるわけですから、やりづらいはやりづらかったことでしょう笑

ほとんど現地で彼の英語は聞きませんでしたが(授業等は話していましたが)、海外での刺激は十分に受けたみたいです。

そして第2弾……「海外短期留学」
この夏、2週間の留学に行きます。しかもホームステイ。

N中・N/S高ではちょこちょこ課外活動として企画を紹介されます。そのうちのひとつに海外留学がありましてね。そちらを利用します。

ちなみに昨年はバーチャル留学に参加。

今年もバーチャル留学を考えていましたが、実際に留学することにしました。

立て続けに海外に行くことになりますが(GWは夫の赴任先にも行ったし)、これもまた夫の提案から。

『1年で3カ国行けるなんてこんな貴重な機会なかなかないよ、もし留学したかったら行っておいで』

たしかーに!

アンタ、すごいわ。(だって出費!笑 わたしだけですか?毎回「ああ、お金」と思っているのは笑)

でも確かにこんな貴重な機会はないかもしれません。

「今やれること」「今感じられること」と考えるとベストかも。

しかも中学2年生。
刺激をいただくには最高にちょうどいいタイミングです。

本人はまさか今年行けると思っておらず、少しびっくりはしていましたが即「行く」と言いました(それにわたしはまたビックリするわけですよ、だってあのキャラの彼が寮ではなくホームステイ希望だなんて……)。

通う場所を変えた。
そうしたら気が楽になった。

気が楽になったから視野が広がった。
今できることをしてみたい。そうだ、海外へ行こう。

新しい環境では新しい刺激がある。
よし、次は親から離れて一人で行ってみるんだ。

動いてみるって、大事

まさにこの流れですよね。

きっと貴重な経験になるでしょう。
現地の大学見学もありますし、バディさんと基本的に動きます。

がっつり英語の環境。

ホームステイなので現地の生活も体験できます。
ひとつふたつ成長して帰ってくることでしょう。

正直、親としては心配です。

あの彼が、ホームステイ。想像がつかない笑

まぁでも本人が行く気でいるんだから、きっと大丈夫(いやでもいろいろ心配)。

言ってましたよ。

「親がいない方がキャラ変できる」

分かってるならいつだってキャラ変していいけど!とわたしは思いますが、それは親だから思うのかな。

少しずつ親離れしているのがうれしいような、寂しいような。

頼もしいような気もしたり。
彼にとって実りある2週間となりますように✨

留学オリエンテーションもずいぶん進んできました。
またその様子もお伝えしていきますね。

「環境をつくる」

親が唯一してあげられることって、実はこのくらいなのかもしれません。

言葉では簡単ですが、実際問題手間もお金もかかります。

環境を提供したからといって、すべてうまくいくとも限りません。

でも何もしないより、わずかな変化を望んで行動する。

そこからもしかしたらさらに変化するかもしれない。
けれど、もしかしたら何も変化しないかもしれない

それでも環境を提供し続ける。

いつかきっと「あのとき、あの経験ができてよかった」と思えたなら、そこからまた変われることでしょう。

子育ては見返りを求めるものではありません。

そうなんだけれど、蒔いた種がどこかで意味をなすなら、種を蒔き続けたい。

今からはじまるこの5年間。
わたしたちも変化と成長を楽しみながら進むことにしましょう。

今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?