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海外短期留学に向けて準備したもの【お金・通信環境編】

こんにちは。さなぎです。

この夏、息子が海外に短期留学しております。
(この記事を更新しているときはちょうど留学中🌏)

前回は「留学までの流れ」「手続き」についてまとめました。

この記事では"お金&通信事情"について。

なるべくいつも通り生活するための準備。
ただ……中学生で使えるものとなるとまた限られましてね。

そのあたりをお伝えできればと。
ぜひ最後までお付き合いください。


キャッシュレス決済の準備

春のセブ島留学ではわたしも同伴していたので、クレジットカードは持っていました。

しかし今回は息子だけの渡航。原則18歳未満はクレジットカードを持つことが出来ません。

「今回は現金だけでいいか!」なんて思っていたのですが、届いた冊子でも渡航前オリエンテーションでも『できればキャッシュレス決済と現金は5:5または6:4で準備してください』とアナウンスがありました。

というのも、キャッシュレス決済しか対応していないお店も増えてきたとのこと。

ちなみにお小遣いは平均5万円程度。確かに子どもが5万の大金を持ち歩くのは普通に怖いかも笑

どうやら大金を持ち歩く不安以外にも「慣れない通貨の扱い」を考慮してもあった様子。単位も違いますしね。

息子は現金5:カード5の割合で持たせることにしました。

ただ親のカードを持っていくわけにもいかない。

どうしようかなーと悩んでいたところ2つほど中学生でも使えるカードを見つけました。

・キャッシュパスポートプラチナ
・かぞくのおさいふ

今回使うカードはクレジットカードではなく、デビットカードもしくはプリペイドカードと呼ばれるもの。

簡単に特徴をまとめてみます。

【デビットカード】
・銀行口座と連携している
・即時引き落とし(海外は時差あり)
・15歳未満は利用不可

【プリペイドカード】
・チャージ式のカード
・即時支払い可能
・7歳以上から使えることが多い

クレジットカードはまとめて翌月払いですが、デビットカードもプリペイドカードも「今、銀行もしくはカードに入っているお金」から使われます。

そのため支払いの時差がないこと支払い不能になることがないことがポイント。

そもそもお金が入ってないと使えませんから。

クレジットカードといえば支払いが1ヶ月分まとめてになります。思いの外額が膨らんで「わお!」なんてことも多々。

わたし自身、仕事で銀行口座に紐づいたデビットカードを使っていますが、記帳の面から考えてもかなり便利。

ただしデビットカードは年齢制限があります。

現に息子もネット銀行の口座を持っているのですが、わたしたち大人はキャッシュカードにデビット機能が紐づいています。が、息子の口座はキャッシュカード機能のみ。18歳以上からとのこと。

というわけで、今回の選択肢としては「プリペイドカード」となりました。

話を戻します。

エージェントの案内で中学生でも使えるカードとして紹介されていたのは2つ。

・キャッシュパスポートプラチナ
・かぞくのおさいふ

詳しくは各サイトを見ていただければと思うのですが、かるく特徴をまとめておきます。


【キャッシュパスポートプラチナ】

・MasterCardとして使用可能
・海外専用のトラベルプリペイドカード
・タッチ決済可能
・9通貨が1枚で使える
・アプリで利用確認できる
・12歳以上から申込可能
・為替手数料:4%
・年会費無料
・カード管理手数料:12ヶ月未使用なら月110円


【かぞくのおさいふ】

・VISAカードとして使用可能
・iDの加盟店でも使える
・タッチ決済可能
・アプリで管理ができる
・紛失時、親がカード停止できる
・家族間送金が可能
・年会費、管理手数料無料
・海外利用手数料:3.63%


その他、最近サービスがはじまった「バンドルカード」を持っている子もいました。

アプリのタッチ決済のみであれば「ANA Pay」なども利用可能ですが、リアルカードは欲しいところ。※JAL Payも利用可能ですが、海外利用は別途手続きが必要。

かぞくのおさいふ

これらの情報を総合し、我が家が選択したのは「かぞくのおさいふ」

決め手は「管理料無料」「家族間送金」

特に管理料。キャッシュパスポートプラチナは12ヶ月間利用がない場合、月110円かかるとのこと。

このあと留学が決定しているならいいのですが、使わない場合は維持するのに年間1000円近くかかる。……なんとなくもったいないなと。

「かぞくのおさいふ」は主で契約する人に家族として紐づけるスタイル。

つまり現地でお金が足りなくなったら、わたしが日本からチャージをすればすぐ反映されます。これかなりデカい。

チャージはセブン銀行やクレジットカードから可能です(クレジットカードは別途手数料)。

「かぞくのおさいふ」では2種類のおさいふから選べます。

・本会員・家族会員の共通のおさいふ
・家族会員の個別のおさいふ

共通のおさいふの場合はイメージとして「同じおさいふを共有する」

個別のおさいふの場合は「送金してそれぞれが利用する」感じ。

我が家は「共通のおさいふ」を選択しました。

理由は「わたしがメインで使うことはないから」「1回チャージすれば送金することなく反映される方が楽だから」

例えば海外でカード残金がなくなったとしましょう。

このときの対応はこんな感じ。

ーもしお金が足りなくなったらー
1.息子から連絡が入る
2.わたしが日本でチャージ
3.息子にも同時に反映

そうならないことは願うが笑

これが個別のおさいふだと「送金」という一手間がかかります。一手間だけどめんどくさいものはめんどくさい。

個別のおさいふにしておくと楽な面もありますが、正直どちらでもいいかなというのが感想です。

現金と半々でもっていったので、一旦は現金から使ってもらいたい。

……あとは本人お任せにしています。
また帰国したらどんな状況だったか聞いてみようかな。

ネット環境の準備

海外となるとネット環境もちょっと変わります。

こちらはセブ島留学の記事でも書いたのですが、大きく分けて3つ。

・モバイルWi-Fi
・SIMカード
・海外ローミング

違いは「価格」「導入の手間」

価格だと順に『SIMカード<モバイルWi-Fi≒海外ローミング』になるかと思います。

手間だと順に『海外ローミング<モバイルWi-Fi≒SIMカード』かな。

今回は海外ローミングを利用することに。

海外ローミング普段契約している通信会社でずいぶん様子が変わります。

・楽天モバイル:月2GBまで料金内
・ahamo:14日以内なら利用可
・povo:お好みでトッピング

正直ahamoが一番お得で簡単でギガも多いのですが、我が家はあいにくpovoを利用中。

今回はそのままpovoの”海外ローミング”を利用することにしました。

povoは海外ローミングでもプランを選べるのが魅力。

国によってはお得なプランもありますが、息子が行く国は「レギュラートッピング」の対象でした。

エリアトッピングは少しお得
その他はレギュラートッピング
必要な分購入すればヨシ

事前にギガを購入しておけるので、現地では設定の「海外ローミング」をONするだけで繋がります(もちろん買い足しも可能)。

購入から30日間待機可能

「あれ?ホストファミリーのWi-Fi使わせてもらえばよくない?」と思うかもしれませんが、日本のような契約形態でない可能性もあり、Wi-Fiを自由に使えるか分からないとのこと。なので通信環境を用意する場合は少し多めのギガがいいかと思います。

わたしが同伴していればSIMカードの差し替えから設定までやるのですが、慣れない一人での参加ということもあり、手軽さが大事かなと。

海外ローミングの設定については出発前に事前にスクショを送っておきました。

到着後、飛行機モードオフで案内アリ

現地に到着後に海外ローミングをONにすると自動的にスタート。

本人から経由地に到着してすぐ「ネット繋がったよ」と連絡がありました。とても簡単でよかったそう。

親としてもネットが繋がらないと少し不安な部分があるので、よかったー。

本人と約束したこと

支払い方法・通信環境が整い、忘れ物がなければあとは楽しんでもらうだけ。

最後の最後に約束事を決めておきました。

・ホストファミリーでのルールは守る
・財布、スマホ、パスポートは絶対に失くすな

お世話になるおうちのルールは守る。
中にはスマホが21時以降禁止の家もあるようで、それは留学生も同じというところも。

勝手にさせてくれぃ!とは思いますが、それもまたその家のルール。

2週間のデジタルデトックスだと思って、本を持っていくのもいいかなと(でも21時前まで使えるなら全然いいと思う)。

そして大事なものは絶対失くさないこと!

最悪財布はヨシ(いや本当はよくないけど)。
カードを止めればなんとかなります。

が、スマホとパスポートだけは絶対アカン。眼鏡も死活問題です笑

普段N中等部に通っているときに忘れたこともないので、これはおそらく大丈夫かと思います。

他の忘れ物は……もういいですわ。

あとは元気に帰ってきておくれ。

帰国後、どんな気持ちになっているでしょうか。

わたし自身は留学をしたこともないし、したいと思ったこともありません。英語苦手だったし。

彼なりに考えて「参加する」と決めた今回。

きっと素晴らしい経験になることでしょう。

無事目的地には着いたのですが、急遽経由地で一泊するなど”海外の洗礼”を受けたので、その辺りは次の記事にて😊

今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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