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N/S高特別出願進学説明会に参加しました。

こんにちは。さなぎです。

先日『N/S高特別出願体験会』なるものに参加してきました。

「え?1年生なのに高校?」と思ったかもしれません。

本人から行きたいと申し出てきたので(その時点で奇跡)、私たちも現代の高校事情を知るべく参加してきましたよ♪

今回はその様子をお伝えしようと思います。

特別出願制度とは?

まずは『N/S高特別出願制度』について少しだけまとめておきます。

いわゆる”エスカレーター式”ってやつですね。
中高一貫校のように、もともと在籍している子は優先して進学出来るように配慮しますよというもの。

N/S高に関してはそこまで入学試験は難しくないとは思われますが、そりゃ試験はないならない方が楽ですよね笑

どうやら息子。

「1年生でも参加出来るし、出れるなら出ておくといいよ。」と言われた様子。

わたしたち的にも高校の事情は気になるし、本人がそうやって”やってみたい”と言うことはこれまであまりなかったので喜んで参加したというわけでございます。

あまり内部事情を出すのはよろしくないと思うので、詳しい内容は心に留めておきます。

我が家の方針はこんな感じです。

  • N中等部に入ることでITスキルが身に付く

  • 自己学習と自己管理が大切だからサポートする

  • 高校受験のための詰め込みの勉強は無駄だった

  • 公立の内申競争にも飽き飽きしていた

これらを考えたときにN中等部の先にN/S高があることは大きかった。

ただ説明をするだけの中学校の授業を受け身で聞いていることに疑問を持っていた私たちとしては「羨ましい…」と思っていることも事実笑

確かにN中等部に通うことは金銭的な負担があります。

でも高校受験のための塾通いはない。
とりあえずキープしておこうという”捨て金”のような入学金も発生しない。

結果的にはそんなに変わらなかったりして?なんて甘いことを考えています。

まぁ、結局は本人が幸せでいてくれたらそれが一番いいんですよね☺️
ありがたくこの制度は2年後に使わせていただこうと思います。

N/S高で学べること

説明会では「N/S高等学校とは」という説明から、カリキュラム・学費までガッツリと説明がありました。

『N/S高特別出願制度』に関しては10月には入学が決定するとのこと。

つまり現3年生にとっては完全に”説明会要素”が強いんです。

私たちはまだ先ではありますが、高校の事情を知っておくことは大切ですよね。

なので聞けてよかったです。

この項目ではN/S高について軽くまとめてみようと思います。

まずコースについて。

4つのコースがあります。

  • ネットコース

  • オンライン通学コース

  • 通学コース

  • 通学プログラミングコース

全ての基盤となるのは”ネットコース”。
自宅でオンライン参加するのが”オンライン通学コース”。
ネットコースと同じ内容で学ぶけれどグループワークをする”通学コース”。
通学コースの中でもプログラミングに特化した”通学プログラミングコース”。

こんな感じで理解したらいいそうです。

中でも通学プログラミングコースは代々木と梅田のみ。
ガッツリ週5で学費が並大抵ではありません(震)。

どのコースにおいてもN中等部と同じく、自己学習がメインにはなります。

圧倒的に違うのが「高卒資格を取るために単位を取らなければならない」ということ。

進学するのか、就職するのかなど中学校よりもより現実的に将来と向き合う時間になるのです。

高卒資格を取得するための”スクーリング”も必要になります。

  • 1年次、3年次は最寄のスクーリング会場

  • 2年次はその他で本校スクーリング

N高なら沖縄、S高なら茨城で3泊もしくは4泊で授業を受けます。
これは高卒資格を取得するための必須項目。

義務教育期間でのんびり出来る中学校までとは違い、高卒資格を取るためにやらなければならないことがあるんですね。

とはいえ、一般的な高校に通うよりは自由時間も長い。
アルバイトすることも出来るし、なんなら起業もしちゃっていいんです。

だからこそ、その自由な時間の使い方はより一層管理が必要になります。

  • プログラミングを学びたい

  • 大学に進学したい

  • 起業したい

  • eスポーツを頑張りたい

  • 留学したい

などなどそれぞれやりたいことが違いますよね。

そこについてのフォローはN中等部と同じくメンターさんに相談したり、コーチングの時間を通じて自分と向き合っていくようです。

私たち30代の学生の頃は「通信制高校なんて」という時代でした。

今はむしろなのかもしれません。

でもそこには後からお話しする学費の話や、通える距離なのか、住んでいる地域性などもしかしたら選択する上での勇気が必要になるかもしれません。

実際息子は周りの中からしたら絶対に「ファーストペンギン」
側から見たら「どうして他と違うことをするの?怖くないの?」と思われていることでしょう。

私たち親としては『だからなんなのさ。』って感じですけどね。

だって周りと同じようにしていたら彼が潰れるリスクのが高いんですから。
ならあえて違うルートのがいいじゃないのよ、そのためには頑張りますって。

かといって自慢するつもりもありません。

わたしがこうやって記録として残しているのは「その時に感じたことをその時の気持ちで残しておきたい」と思ったから。

きっと周りではこれから悩める子どもたちが増えてくることでしょう。
その時に何か力になれたらいいなとも思っています。

あ、だいぶ話がそれちゃいましたね。
次のお話に移りましょうか。

学費のカラクリを知った

『高等学校等就学支援金』というのをご存知でしょうか。

いわゆる”高校無償化”なんて言われているやつです。

多分ですがN中等部に通う子は対象外になっているご家庭が多いような気がします。(というかN中等部には補助金などはないので、お金めちゃかかります😂)

高校からはそういう制度が存在します。

まずは公立高校のところからお話ししますね。

公立高校の学費をAとします。
そして公立高校の学費以外の部分をBとしましょう。
普通に公立高校に進学するとします。
そうすると支払うお金はA+Bですよね。

次は私立高校で考えてみます。

私立高校の学費は公立高校より少しお高め。
その差額をCとします。
制服やカバンなど必要なものは公立高校と同じくらいだとします。(なのでB。)
つまり私立高校はA+C+Bを支払うことになります。

先ほど出てきた『高等学校等就学支援金』というのは一般的にはこのCの部分を補っていると思ってください。

で、それを受けるためには条件があります。

  • 世帯年収が590万円以下

  • 世帯年収が590-910万円以内

前者の方は補助がもう少し出ます。
例えば入学金の部分なども対象になります。

さてさて、その前提でニュースなどを聞いていたわたし。

N/S高も同じだと思っていました。

それが全然違ったんですよ笑

ちょっと説明しますね。

まず大前提”N/S高”は通信制・単位制の高校。
全員に通学の必要がありません。

先ほどのコースを思い出してみてください。

『土台はネットコース』とお伝えしました。

そう。”補助金はネットコースの部分にしか適用されない”んです!!

びっくりしたーー😂

N/S高等学校HPより引用

「N/S高も安く通学出来るんだ〜」と思ったら大間違い。

通学する部分のお金は全く別』です。ご注意を⚠️

…ちなみにですが、

  • 週1だと通学コースの部分は年間約40万

  • 週3なら年間約60万

  • 週5なら年間約85万

  • 通学プログラミングコースだと年間約125万(!?)

ここにネットコース(土台)が加わります。

他のご家庭の世帯収入なんて全然知りませんが、我が家がN中等部に通っていることを知っている人からは今後おそらくN/S高について聞かれることもあるかと思います。

「世帯年収のことはさておき、システムがこんなんやで。」ということは伝えてあげたい笑

あと注意したいのはN中等部は1ヶ月ごとの学費納入に対し、N/S高は一括もしくは2回払いです。

つまり「のんびりしてたらびっくりする案件💸」ということ。

これも伝えてあげよう。

我が家も第一子ですから、本当に高校のことって知らなくて。
一足先に知ることが出来たので、聞かれたら絶対教えてあげようと思います。

『高校以降はお金がかかる』というのは本当ですね。

悲しいかな、お家によって差が出てしまうことも事実。
気を引き締めて、お金を貯めておこうと思います(笑)

説明会の率直な感想

今回1年生ながら、N/S高の進学説明会に参加してみて思ったこと。

『情報として知っておくだけでだいぶ違う』ということでしょうか。
あとVRで面接の練習が出来るのが楽しそう💡

キャンパスを実際に見ることが出来たのも大きいですが、やはり先ほどの学費のカラクリに関しては全く知らなかったのでお友達に伝えようとも思えました。

義務教育ではないからお金が必ずかかります。
加えて大学受験を考えていたら塾代もかかってきます。

まだ少し先になるので、ここから情報を集めていこうかなと。

進学説明会、参加して良かった😊

私たち親も触発されました。

よし。わたしも何か頑張ろう!

今回はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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