見出し画像

【小学校卒業】ここからがはじまり。

こんにちは。さなぎです。

息子が小学校を卒業しました🌸

やる時はやる男ですね。
最後しっかりとやり遂げました。

これからきっとたくさんの楽しいこと、辛いことがあると思います。

でもきっと彼なら大丈夫。

自信を持って進んで欲しい。

今回は卒業式の話というよりも、これからのことのお話。
親として考えていること、伝えていることをお話していきます。

卒業式、完遂

卒業式。

今年は在校生こそ教室で配信を見届ける形でしたが、合唱もあり(マスク着用)、保護者も2名入ることを許可され、通常通り行われました。

生徒のうち5名ほど欠席だった様子。

その誰もが苦戦していた子たちだったので、おそらく午後の部として行われる個別の卒業式で証書を受けたのかなと思います。

さて息子ですが、卒業式の練習はほとんど出ることができました。

彼のモチベーションは『最後だから』
そうです。気合いですね(笑)

1人1人セリフと言うという謎の儀式があるのですが、とにかくそれが嫌で聞こえないほどの小さな声で練習していたとのこと。

「本番、こっちに聞こえたら嬉しいな〜」とだけ伝えて、あとは見守ることに。
参列しているだけで快挙ですから。それ以外は望みません。

ただ次の子に聞こえないとマズいので、先生も対策をとってくれていたようです。

そして本番。

息子の声、聞こえた!

先生たちも驚いた様子😲。

そのあといろんな先生に
「〇〇くん、聞こえたよ!キミ!やる時は出来る男だよ。」
「先生感動しちゃったわ、やるじゃん!」
と声をかけられました。

きっと本人の自信にもなったことでしょう。
親としてもビックリ事件でした(笑)

門出送りを終え、仲良しのお友達と写真を撮り、早々に帰宅。

ここはやはり彼らしかった。一瞬だったなぁ😂

でも本当に6年間、よく頑張りました。

不安はもちろんある

これにて息子の小学校生活は終了。

思えば2年生の春から通学団の集団登校に苦戦。
3年生のクラス替えから大人数の苦手なことに気づき、廊下で授業を受ける(笑)

4年生・5年生とギリギリの状態で毎日を過ごし、6年生の秋から相談室&職員室登校。

よく頑張ったなぁ…。
長く休むということは一度もなくて、「今日はゆっくりしようか」の次の日には必ず学校へ向かいました。

学校も人も嫌いじゃないんです。
単に苦手なだけで。

嫌い苦手って少し違いますよね。

彼が踏ん張っていることを知っている分、わたしたち親も頭ごなしで「学校へ行きなさい」とはいいませんでした。

「教室に行くのを休憩して、ゆっくりしようか」と思えたのも何年も堪えた姿を見たから。

そして運よく次の場所を見つけることが出来たから。

いよいよ新天地となります。

我が家の選択した道は“フリースクール“。

地元の中学に在籍はするものの通わず、別の場所に通うというイレギュラースタイル。

学生証も、タブレット端末も、教科書も受け取る予定はありません。
そこについての不安はあまりなくて。

少なからず”前ならえ”という従来の学校教育に疑問符を抱いていた我が家としては別の道を歩む息子を羨ましくも思っています。

でもやっぱり“普通“ではない進路というものに全くの不安がないわけではありません。

かといって、そのまま進学していたらおそらく彼は潰れていたことでしょう。

なら先手を打つ。それだけです。

例えば自分の仕事のことなら「やってダメなら別のことを」と出来ますが、人生のかかった息子の進路でそんなことは出来ません。

「厳しそうな進路は避けて、別のルートで幸せに向けてたどり着く」

何度も何度も言い聞かせているのに、デフォルトで育った私たち世代はどうにも脳みそが“不安“になるようです。これはもう仕方ありません。

この不安とどう向き合うか。

…無理ですね(笑)

なんでもそうなのですが、恐怖を受け入れなければきっと進まない。

そう思うしかありません。だからそう思うようにします😂
そのうち慣れてくるか、息子のキラキラした姿を見て晴れることでしょう。

親として出来ること

小学校の間は先生もかなりのサポートをしてくれます。

中学生になると一気に先生との距離がリアルになります。

我が家が先手を打った理由はまさにコレで。

親が唯一出来ることが「環境作り」だと考えました。

息子のこれからの長い人生。
中学校の3年間はその中でもすごーく貴重な時間で。

自己肯定感が作られる大切な期間は何にも変えられない。

フリースクールはどうしてもお金がかかります。
自宅から遠いのも重々承知。

それも覚悟の上で、彼の今後がより幸せになるように決断したんです。

わたしが出来ることは「安心して帰ることの出来る場所を作ること」
これは常々息子に対しても、に対しても思っていること。

わたし自身が小さい頃に苦しんでいたことは絶対に繰り返さない。

家はゆっくり出来て、ちょっと反抗できて、自由な場所でありたい。
もちろんわたし自身も同じように思える場所にしておかねばいけませんね。

これからは自由でもあり、自己責任でもあります。
やればやるだけ成功に導かれるわけではないし、やってもやっても報われないことだってきっとあります。

でも失敗しなければ成功はないし、経験しなければ薄っぺらい人間になってしまいます。

学生のうちは失敗してもなんとかなる。
学生のうちは親が守ってくれる。

だからどんどん失敗と経験をして欲しい😊

さてさて。入学式は少し先。

入学先はもう少ししたらお話できるかな。

ちょっと長めの春休みを満喫して、新しい地へ進むとしましょうか。

今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?