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N中等部通学コース:週3→週5へ
こんにちは。さなぎです。
2023年4月にN中等部に入学。週3コースで様子を見ていましたが、2024年に入り週5での登校が始まりました。
電車にもだいぶ慣れ、いい頃合いかなと。
もちろんかかるお金はググン⤴️と上がりますが、人生一度きり。
今回の記事では週5コースにする上で影響したことをまとめてみました。
夫が頑張ってくれてますから、わたしはサポートに徹するのみ。がんばらねば。
ぜひ最後までお付き合いください。
登校日数変更は三者面談がある
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N中等部の入学テストの様子は以前記事にしました。
なんだかもうずいぶん前に感じます。
当初息子は入学と同時に”週5コース”で出願をしていました。
ただ入学テストの面談で「週5通えそうですか?」と聞かれ、「最初は週3から慣れたいです」と答えたため週3に(完全に独断で)。
結果としては朝の通勤通学ラッシュに慣れる必要もあり、最初から無理しなかったのはよかった気がします。
実は我が家。この2月から夫が海外赴任で出国。
息子のもろもろの事情を考え、単身赴任を選択したのですが、夫からは「来たかったらいつでもこっちにきていいからね(むしろ本当は来てほしい)」と言われています。
息子としてはN中等部に通いたい。
小さな心理戦が繰り広げられ、なんとか日本残留を勝ち取る笑。
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夫から1つ条件を出されました。
「〇〇くん。日本に残ってもいいよ。でも”楽だから残る”ならパパは連れて行く。本当なら世界を広げるために連れて行きたいけれど、理由があって残るなら何か1つがんばろうね。N中を週5にするでもいいよ」
多少お金はかかってもいいから、週5にするなり、長期連休で短期留学するなりしてみては?という提案。
そこで息子、動く。
「週5はあり?」
え?通いたかったのね。ちょっと意外。
そんなに楽しめていたんだ!と嬉しくもあったり。
なぜ通うのが大変と分かって週5にすると言ったのか。
週5コースの生徒は週3の「月・水・金」の生徒がいない「火・木」にも登校します。何度か木曜日の体験に参加していて、人数の少ない曜日の心地よさを知ったようなのです。
火曜と木曜、自宅にいるとどうしても親としては小言を言ってしまう。
「勉強した?」
「マンガ読んでるの?」
「今何してる?」
「運動もしなきゃね」
うっぜーって思われてそう。
そんな感じになるなら人数も少ないし、時間で区切っていろいろ出来るしいいかな?と思った様子(そういうところは頭が回るのね)。
そこからは話が早かった。
ちょうど登校回数切り替えのタイミング。
N中等部では年に4回、登校日数の変更月があります。なんとこの話の3日後が締め切り。
こういうときは勢いも大切。サクッとフォームを提出し、週5コースの申請をしました。
これで終わりかと思いきや。週3から週5に変更する場合はメンターさんとの面談があるとのこと。
Zoomで普段の様子を聞き、息子が通えそうかどうかを確認。
申請したから「はい、どーぞ週5でーす」にならないのは良心的だなと。もちろんスクール側も商売ですから、1人でも多く通ってくれるとうれしいはず。
それよりも本人の気持ちを確認してくれる、そんな雰囲気に親としては安心しました。
今の学習リズムを見直す
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さて。週3から週5に変わると何かと影響してきます。
ざっと挙げてみましょう。
学費が上がる
交通費が上がる
ガソリン代がかかる
お弁当の回数が増える
送り迎えが週5になる
平日の予定が変わる
端的にいってわたしの負担は格段に増える。それ以外は金の話ばっかやないかい!ってね。だって実際そうですもん。
学費は約2万円アップ。
交通費はこれまでSuicaでその都度だったのが、通勤定期に(N中等部はスクールのため、学割はききません)。
駅までの送り迎えが増えるため、ガソリン代もアップ。
総額毎月5万円は増える。キャー😱
とはいえ大黒柱がOKを出しております。ありがたやありがたや(注:わたしは交通費担当でヒーヒーですけど😅)。
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問題は学習面。
N中等部ではもちろん基礎学習の時間もあるのですが、これまでは平日(登校のない火・木)でZ会を進めていました。
しかし帰宅時間は18時。
英語のレッスンも受けたいし、プログラミングも勉強したい。
親の悪いクセでね。
「まんべんなく学ばせようとしてしまう」んですよ。
わたしはすでにその壁は超えていたのですが、夫がなかなか抜け切れていませんでした。
が、そこはちょっと勇気を出して説得。一度Z会は休会し、英語をがんばりたいとのことで勉強のリバランスをすることに。
……ここには諸事情もありましてね。
ずっと真面目にZ会はやっていたのですが、もしかしたら彼はデジタルで基礎学習は向いていないのでは?と個人的に思っていました。
テストになると途端に狂うのです。だって普段書いてないんだもの。
気になったので「書く学習」を教えたところ、最近グンと理解度が深まったみたい。わたし、グッジョブ💪
これはまた別記事にしますね。
そうそう、これまで平日チートが使えていたのですがこれもなくなります。
病院関係は土曜日になるので争奪戦ですね。平日行ってたのは内緒(今言ってるけど?)。
週5になってどう変わった?
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週5登校になり、最初の週はさすがにお疲れのご様子。でも充実しているのかご機嫌ヨシ。
増えた曜日は人数が少ない火曜と木曜。
普段ギュンギュンのキャンパスがガラガラなので、のびのび学習できているみたい。
火曜日は週1の生徒が登校しますが、木曜日は週5の生徒のみ。
学びの時間(プロジェクト学習:PBL)も内容が変わります。もちろんプレゼン(発表)の機会も増える。
心なしか以前より自信を持てている気がします。声も大きくなったし。
ただ予想通り、学習時間は少し取るのが難しいかな。
通っている時間の基礎学習でがんばっているみたいですが、帰宅するとずっとプログラミングをやっています。良いのか、悪いのかはもう分かりません。
ゲームしているわけでもなく、真面目は真面目。次から次へと作品を作り、最近はPythonにも手を出しました。
どうやら向上心の塊。遺伝したか。
幸いにも内部進学があり高校受験はないため、もう少し泳がせてみようかなと。
本人的には大学にも行きたいし、留学も気になるご様子。ならお勉強は必要なのですが、あまりにもあれこれと言うと何も残らない気がするから。
日本の教育では「まんべんなくこなせる子」が褒められます。実際わたしも夫もそうでした。
まんべんなくこなして、その先の未来はどうだったか?というと……何か突出した特技もなく、社会に溶け込む人間に育ちました。それはそれですばらしいことですけどね。でも息子はそういうタイプではない。
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現在、すでに夫が海外に出国しています。
赴任当初の最初の壁にぶち当たりました。
「言葉が分からない、環境が変わる、家族がいなくて寂しい。早く馴染まないと孤独感がすごそう」と言っていました。
勉強もできた、運動もできた、誰もが知る大企業の組織の中で働いているいわゆる”優等生”だった人たちが海外に出ると「劣等感」「無力感」を感じる。なるほどな。
これまでなら努力すればできていたことが、異国では無力でしかない。完璧主義だった夫には必要な試練だと思い、単身で送り出した側面もあります。
わたしはというと、それなりに過酷な環境で育ってきたこともありこういう鍛冶場の馬鹿力的なタイミングでは強くなります。一生懸命夫を鼓舞しております笑。
個人的には息子にそれを背負わせるのはまだ少し早い気がしていて。
今は自信をつけるとき。
なんでもいいから好きなものを伸ばすとき。
息子の様子をみていると、日本に残ったのはよかったなと。
もし彼が「ボクも海外で暮らしてみたいな」と言ってきたら、途中からでも行こうと思います。
少し話がずれました。
息子、週5コースに変えたのは正解でした。
まもなく2年生に上がります。次はどんな姿を見せてくれるのかしら。まだまだ成長が楽しみです。
今回はここまで。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。