見出し画像

はじめての海外短期留学・完!

こんにちは。さなぎです。

先日まで息子が海外に短期留学しておりました。
無事、帰国し日常が戻っております。

正直なところ、”親離れ”よりも”子離れ”の方がはるかに難易度が高い。

これが今回感じたことです🥺

本人はとても楽しめたようで、「親の心、子知らず」とはまさにこのこと🥹笑

今回は海外留学で得たことのお話。
ぜひゆるーくお付き合いください。


親の監視下から外に出してみる

息子、これまで外泊という外泊をしたことはありません。

あえてそうしていたわけではなく、自然とそうなってしまった。

修学旅行は自らの意思で「行かない」選択をしました。

近くに親族は住んでいますが、そのお泊まりですら1回行ったかな?くらい。

要するに完全に「箱入り息子」だったのです。

これが吉と出るか、凶と出るか。
彼が海外短期留学をしたいと言ったとき、頭によぎったのはこのことでした。

なぜこんなに心配しているのかというと……わたし自身が外泊が苦手だったから。

小学校1年生からガールスカウトに入っていました。

ガールスカウトでは月に1-2回公民館的なところで合宿があります。

それが嫌で嫌で。

夏はキャンプ。
違う団の子との寝泊まり。

「お前、誰やねん」状態で、ストレスを感じていました。

公民館に関しては自宅からはたった数キロの距離。
それでも親から離れるのがとてもさみしかった。

今思えば母子分離不安のようなものがあったと思うのですが、当時わたしはヘルプを出せるような性格ではない。なんとか気持ちを押し殺して参加していました。

ガールスカウト自体は高校1年まで続けました。

泊まりで不安が消えたのは中学が終わることだったと思います。

克服した方法は覚えていません。
単純に年齢を重ねたからかと。

だから息子が2週間も離れると思うと、
「同じ気持ちにならないかな?」
「寂しいと思っても母はいないんだよ?」

なーんてかつての自分と重ね合わせてしまったのです。

しかしなんだか本人はへっちゃらな様子。

じゃあ無理に引き留めることもない。行ってこい!と送り出した次第です。

留学が始まってから連絡が来たのは1日1通あるかないか。

しかも画像がポンと送られてくるだけ。

うむ。大丈夫だね🙂笑

心配は空振りに終わりました。

息子に感想を聞いてみた

行きの乗り継ぎ失敗&経由地で急遽1泊ということはありましたが、終始楽しかったようで。

本人に感想を聞いてみました。

・ホストファミリーがステキだった
・リスニングはとある時期から聞けるように
・話すときのバリエーションが増えた
・アクティビティにも参加できた
・困ったことは特にない
・時差ボケは結局最後まで響いた
・英語へのモチベーションが上がった
・将来海外に住みたいと思った
・海外の大学もアリだと思った
・帰りたくないくらい楽しかった

……えーっと。
キミは誰だね?くらい変わりましたね。

これまでは列に並ぶときだけでなく、誰かの後ろについていくタイプでした。

日本で電車はバスに並ぶときもそんな感じ。

それが帰国後、ぬん!と自分を主張できるように。

「列はね、主張しないと抜かれるんだよ」と教えていただきました(しかし母は主張するタイプなので知っています笑)。

たくさん考え、たくさん吸収し、たくさん動いたのでしょう。

その背中はとてもたくましく感じました。

そうそう。英語はどんな感じ?という話。

ISAのツアーでは事前アンケートで自分でレベルを選択します。

・上級
・中級
・初級

息子は中級を選択しました。レベルとしては合っていたようです。

そして本場の英語はやはり早い!

レッスンもまぁまぁ早いし、アクティビティでも超早かったそう(添乗員さんも戸惑うレベルの早さのこともあったとのこと)。

最初は全然聞き取れなかったようですが、数日経ったころから内容が突然入ってくるようになったと。

これは……ゾーンってやつでしょうか?笑
やはり本場の雰囲気を感じるのは大きいんですねぇ。

今回のツアーでは現地の大学見学もありました。

どうせ行くなら楽しむだけでなく、将来の目標になるようなものができたらいいと思ったから。

案の定、憧れの地になったようです。

親としては高校留学からでもいいのですが、中学の成績が関係してくるのでそれは難しそう。

やるとしたらターム留学か語学留学かな。

もう少し長めの期間で行けるような留学も今後視野に入れていきます。

親は終始ソワソワ

さてさて、本人はエンジョイしていたのですが親はどうだったか。

親はこんな感じです。

・飛行機で移動しているときは終始ソワソワ
・常にフライトレコーダーを確認して不眠
・最初のうちは日中も気になっていた
・楽しんでそうな写真から少しずつ安心
・途中は連絡ないからゆったりしてた

行きも帰りもフライトが気になって仕方ない。

「今どこ飛んでるかな」
「あ、乗り継ぎしたな」
「あと何時間くらいかな」

ずーっと確認してしまう笑

で、帰国後。
あんなにもイキイキと話す息子を見たらまた行かせてあげたいなと。

同時に一気に息子が離れた気がしてうれしさとさみしさが押し寄せる感じ。

”親離れ”より”子離れ”の方が数倍大変かもしれない……。

適度な距離を考えながら生きなきゃ、と危機感を持ちました。

何はともあれ、いい思い出になった短期留学。

よかったよかった!

この留学で何を吸収し、何を得るのかは息子にしかわかりません。

親ができることは環境を作ることくらい。

今後も情報収集して、環境をたくさん提供しようと思います。

今回はここまで。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!