「幸せ」について議論する読書会に参加してみた。

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決して、怪しいものではありません。
普段はビジネス書を中心に議論しているものの、あえて抽象的な哲学や幸福、お金などについて、それぞれの意見を出し合って話しています。

様々な職業やバックグランドがあるからこそ、価値観の違いを感じ、とても良い学びの場になっています。

個人的には、「心理学」や「ポジティブ」といったキーワードには正直、食傷気味であります。学生の頃からそのあたりの本を読んでいるので、何を今更と思ってしまうところが正直ありました。

が、やはり読書会ってものはリアルタイムで良いところ。

議論の中で、問われる立場になった時、
自分の意見がその場でパッと出てこない、出てこない。

考えているつもりな自分、こんにちは。

この人生の中で自分の幸せを他人に話す経験なんて、数えるほどしかないでしょう。いや、私はほとんどないです。

こんな読書会にでも参加しなければ、そんなことにも気づかなかったに違いない。何かの知識を学ぶより、考えたことがなかったと気づきを得る方が、個人的には好き。一人ではできない読書体験も良いものですね。

さて、その幸せ談義ですが
私の学びとしては「幸せは、状態である」ということ。

何かを得る、達成する、実現する、は大切なことですが、それ自体が幸せではない。

達成した後に、もしくは達成する過程において「自分がどんな状態でいるのか」が大切なのだと思いました。目標を達成したら幸せ。モノを手に入れたら幸せ。けれども、すぐにもっと高い目標、もっと珍しいモノが欲しくなる。これでは永遠に幸せになれない。

自分がどんな場面、行動、感覚であれば幸せな状態になるのかをまず知っていく必要があります。

そして、まず「今、幸せな状態になっていい」と信じることが必要です。
将来幸せになるではなく、今自分が幸せになる、なりうると信じることです。

他人と比較したり、必要以上に謙遜したりすることで、どうしても、私は今の幸せを否定してしまいたくなってしまいます。そんな自分に打ち勝つところからスタートです。

本の中にオススメの行動として、感謝の手紙を書くとありました。
私は手紙ではないですが、奥さんへお弁当の感謝を毎日伝えています。

そして、読書会では「瞑想」が話題になりました。

私は、朝のウォーキング(ジョギング)をしています。その時間に自己観察瞑想の要素を入れていこうと思います。
自分の身体がどのように動いているのか、自分で自分の身体を観察する(実況中継したりする)ものです。そうすることで、身体のセンサーが磨かれて、どんな状態が心地よいと感じるのか、わかるようになってくると思います。

もちろん、ピラティスも自分の身体との対話ですよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
身体性について興味を持った方は、こちらの記事もどうぞ。


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