2022年2月19日 太陽・魚座入り
太陽が魚座入りしました~。12星座のラストバッター。占星家的には、今年も1年終わったな感あり。笑
今年は、魚座の支配星である海王星、木星が滞在しており、魚座ムードがとびきり満ち満ちています。木星・海王星が揃って魚座を滞在するのは、生きてるうちはお見えできない配置なので、この1ヶ月は、存分に、魚座が得意とする目に見えない世界に触れまくって下さい。
牡羊座からスタートした12ステップの螺旋階段、最後の一段は、「魂の調整」がテーマです。アート、スピリチュアル、夢、そしてボランティアや医療、福祉といった無償の愛の世界など、数字で割り切れない、シックスセンスの世界が、魚座の特徴。というわけで、みなさん! 春分の日までの約1ヶ月のテーマは、「眠れる第六感を目覚めさせること」。理屈や損得勘定でなく、自分の無意識の声によーく耳を傾けてみる。瞑想やヨガ、パワースポットに足を運ぶ、あるいはイマジネーションに刺激を与える映画、音楽、アート三昧などが、今月のおすすめアクション。思いっきり、心を弛めちゃってください。(ちなみに太陽のリズムに乗るための、すべての人にとってのテーマで、魚座生まれ限定のメッセージではありません)
女性アーティスト・シリーズ、魚座生まれは、この人。ダイアン・アーバス(1923年3月14日)。私が生まれて初めて足を運んだ写真展が、池袋の西武百貨店で行われた彼女の展覧会でした。ピンク・フロイドの「狂気」の世界、音楽と写真が初めてシンクロした瞬間でした。10代の私。
写真集をお持ちの方は多いでしょうが、彼女を追った「炎のごとく―写真家ダイアン・アーバス」は、ダイアン・アーバスについてはもちろん、あの時代のNYのクリエーターの息吹を感じさせる一冊です。超おすすめ。彼女の何もかもが魚座的すぎて、魚座生まれの私としては、嬉しくも切なくも「共感」しかない。
魚座のひとダイアン・アーバス
もともと魚座は、多くのアーティストを輩出している星座です。彼女のホロスコープを見てみると、女性性を表す金星と月は、水瓶座にあり、個性を強調。そして、魚座のルーラーである木星と海王星によって、T字スクエアを形成しています。
そもそも、現実とは山羊座までの星座の担当、水瓶座も魚座も、目の前の現実より、未来であったり、目に見えないものを追い求める星座です。彼女の関心は、成功にもお金にもなく、自身の武器である写真機を通して、人の本質に迫ること。とりわけ、フリークスと呼ばれる社会のエッジからこぼれてしまった人に得られるものがあったのでしょう。
48才で命を絶ってしまいましたが、MC土星を見るに、もう少しだけ、堪えてくれれば、落ち着いた未来もまた待っていたような気がして、残念至極。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?