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③宇宙のお試し【中学長男低身長身長低い男の子】

長男が中学入学前の制服採寸の時のことを思い出しました。

長男は中学入学時に身長が135cmでした。

制服採寸したのは12月くらいだったので
もう少し小さかったのではないかと思います。

周りの友達は成長を見越して170cmとか175cmとかを、次々に注文していました。

妥当なサイズは150cmです。

お店の人にもだいたい今の身長のプラス15cmを普通は買うと言われました。

でも、長男が『僕は160cmが買いたい!』と言い出しました。

お店の人も鼻で笑うように
あり得ない。と言いました。
そんな大きなサイズのものを買う人を、この仕事を長くやっているけど見たことない。
と言われました。

でも長男は引き下がりませんでした。

最後はお店の人も呆れて
後でクレーム言わないでくれと。
お好きにどうぞ。とさじを投げられました(^^;;

物心ついた時からずっと一番前で、
学年の女子を入れても一番低い時もありました。
男の子の低身長はもうそれだけで自信をなくすような事です。
普通にしててもいじられます。
だんだん自信をなくして最終的にはいじめになります。

本人がいじめだと感じれば、もうそれはれっきとしたいじめだと私は思っています。 

恐らくですが
『中学では僕はいじめられたくない。』
『バカにされたくない』という
強い気持ちの現れだったように思います。

制服販売業者の人の話しからすると
135cmの子が160cmの制服を注文するのは
前代未聞ありえない事だったようです。

でも、長男はそのありえない事をしました。

中学校3年間も小さいのは変わらずで
ほとんど一番前でした。
制服は160cmを着ていても
身長が伸びる訳ではなく、
まあ、中学校の3年間も色々な事がありました。
長くなるのでまた追々書きたいと思っています。

それから3年後の卒業式は制服はちんちくりんになって、見事身長は160cmに到達していました。

本人の強い気持ち。

最終的にはそれが具現化したと思った出来事でした。


最後まで読んでくださり
ありがとうございました(*^^*)

未熟な母親でしたが、子育てでたくさんの学びがあったことに気が付きました。これからは子どもたちと一緒に私の人生の楽園も追及したいと思います(*^^*)