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好みを大事にする

数週間前のこと。好みのTシャツが売っていたので購入。
ちょうどベージュが欲しかったことと、少し光沢があり、
着ていて気持ちが上がるような気がしたからでした。

実際に着用してみると素材が柔らかく、とても着心地が良い
ものでした。そこで思ったこと。それは「色違いを買う」
ということでした。

なぜそのようにしたのか?そのきっかけは学生時代にさかのぼります。

当時「師匠」と仰いでいた上智大学教授で国際会議同時通訳者の
井上久美先生が、「気に入った靴を見つけると、色違いを買う」
とおっしゃっていたのですね。

先生は国内外を飛び回るAクラス同時通訳者。多忙にして
ご家庭には3人のお子さんがいらっしゃいました。
ちなみに当時はまだ「女性」が「電車内で」
「紙の新聞を読むこと」はかなり珍しい光景でした
(今、こうして書くとかなり時代錯誤であることが
わかります)。でも先生は通訳準備として最新ニュースを
インプットするため、電車の中で紙の新聞を読んでは
気になる記事をビリビリビリ~と破る、とおっしゃっていたのです。
それぐらい多忙な先生が「時間節約のため」としておっしゃったのが
「色違いアイテムの購入」でした。

以来、私自身も「自分の好み」を常に意識しながらモノを買うように
なっています。ちなみに以下のような感じ:

*シャツはVネック:首回りに布があるとうっとうしいので
(ハイネックは好きですが、上記理由ゆえ着られず・・・)

*七分袖:長袖だと手首回りが気になるので短めの袖口がベター

*柄物より無地:色身を出すならスカーフで

他に家電や家具なども「白=部屋が広く見える」という理由で
意識して入手しています。

あまり自己ルールをきつく縛り過ぎると窮屈になるので、
「厳命」しているわけではありません。
でもざっくりとした好みがわかっていると、
モノを買う際に手際よく購入できる気がしています。

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