UKM大学で展覧会「GUMUM+ISM」
コロナのはじまる直前に参加した、パハン州、チニ湖でのインターナショナルアートキャンプ。
マレーシア、フィリピン、ベトナム、シンガポールのアーティストが参加しました。「日本からも誰か呼んで」と言われましたが、いつもお誘いが急なので、マレーシア在住の私以外はだれも参加できず。。。
でもまさかその後2年以上も、日本と行き来できなくなるとは思ってもみませんでした。
その時の参加メンバーによる展覧会が、マレーシア国民大学(UKM)で開催されています。行動制限令が出ている間、何度か企画されてはキャンセルになっていたので、やっと!という感じです。
チニ湖は、マレーシアで2番目に大きい湖で、近年開発が進みすぎて、原住民のオランアスリの生活が脅かされたり、野生動物の住処が奪われたりと色々な問題があるそうです。
自然保護の研究者とアーティストが協力して、企画されたイベントと展覧会。
1月31日まで、一般公開されていますので、もしお近くにお住まいの方がいらっしゃいましたらぜひ、お立ち寄りください。一般駐車は、入ってすぐ左側にあります。
ギャラリーは、駐車場から歩いてまっすぐ行った後、右側にあります。
今回はハーブとトロピカルプランツ3点、出展しました。(本当はチニ湖の自然を描くべきだったんですが、よく分かってなかったので、マレーシアハーブ)
マレーシア公立中学校の娘の教科書にも載っている現代彫刻家のdr. Rosli Zakariaさんもアートキャンプに参加されていて、大きな彫刻を現地の木を削って作られるのも一緒に参加させていただきました。私は大学では彫刻専攻なので、屋外で木を削れることが嬉しくて興奮しました。削った木屑はその夜キャンプファイヤー。楽しかった思い出が蘇ります。
今回、展覧会のオープニングで、びっくりした出会い。
オープニングにUKMの大学の先生が見に来ていらっしゃって、私の興味のあるジャングルの薬草についての本を出版されている、Dr. Zanisah Manさんという方とお話しできました。見せてもらった本に釘付けになっていたら、「あなたにあげます」とサイン入りで下さいました!
そして、なんと今週末、マレーシア原住民、オランアスリのフィールドワークに連れて行っていただけることになりました!
初めてジャングルで原住民のおうちに宿泊。ドキドキワクワク。またご報告します〜