見かけによらず美味しいマレーシアの南国フルーツ「ドゥク」
マレー語名はDuku。
最近道端の屋台で買ったのがすごく美味しかったので、今日は「ドゥク」について、昔描いた絵の紹介とともに書いてみようと思います。
ドゥクは、形はぶどうで、色はちょっと汚れた梨、味はグレープフルーツの不思議な果物です。初めて食べたのは、マレーシアに来たばかりの頃、ドライブ中に、義兄のナスさんが道端で買って、みんなで車の中で食べた時。口に入れたらグレープフルーツの味がして、「なんでなんで??」と興奮しながら食べたのを覚えています。
2014年に描いたドゥクの絵。主人の実家の庭に実っていて、姪っ子たちとワイワイ収穫。マレーシアアートエキスポに出展しました。
こちらは2015年に、シンガポールのスタジオミュウで、大学の同級生とのグループ展に描いた絵で、展覧会後にスタジオミュウで売れました♪
実際の果物は、こちら↓
皮を剥くと、ジューシーな柑橘の香り。部分的にやや苦みがあり、甘酸っぱい味がします。いくつかの房に分かれていて、その中の一つに大きな種、あと数個の小さな種があって、種なしの房もあります。ちょっとマンゴスチンにも似ています。真ん中の白い部分を除くと苦みをあまり感じません。
本来はブドウみたいな形で可愛いのですが、道端で買った後、家に帰って袋を開けたら、大きなアリンコがいっぱい飛び出してきたので、慌てて水でジャブジャブ洗って流そうとしたら、ムカデの赤ちゃんみたいなのとか、ハサミのある虫とか、ウジャウジャ出てきたので、「うぎゃーっ」ってなりながら、全部実をバラバラにして洗いました。虫との格闘がちょっと怖かったですが、もしかしたらこれが、本来の健康な畑で採れた果物なのかもしれません。美味しくて、幸せな気持ちで食べました。ビタミンAとCが豊富でお肌にもよいそうですよ。
よくよく思い出してみると、ナスさんがくれた時のドゥクはもっと小さかった。そういえば、別名は「ランサ」っていうんだったかなと思って、調べてみたら、ドゥクとランサは別物でした!
Dukuは大きい方でLangsatは小さいらしいです。(Google翻訳)よく見ると、皮も少し違う。多分、今回食べたのはドゥクの方だと思われます。
ドゥク一緒に買った、チェンプダ。こちらもゴツゴツした見かけによらない甘い味で、美味しい南国フルーツの一つ。
そういえば、ジャックフルーツの「ナンカ」と「チェンプダ」も最初見分けがつきませんでしたが、今ははっきり違いがわかります。そのお話はまた今度〜。