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夜の文具談 消しゴムについて語る

こんばんは。沙苗です。今夜は「夜の文具談」と称しまして、文具についてゆったりと語る夜のひと時を文字としてnoteに残していこうと思います。"夜の"と呼ぶからには通常の記事とはまた別のものにしたいと考えており、私の感想や個人的な意見を多く取り入れてより「語り」に近いものとしていきたいと思います。(通常の記事でも主観的な内容も既に多めですが、、、)また、読んで下さっている皆さんも私とともに語り合っているような雰囲気を味わっていただくためにあえて画像も少なめにして、想像にお任せする様な形にもなるかと思います。それではお気に入りの飲み物でも近くに置いて夜の文具談、初めていきましょう。

語っていく

今夜の話題は消しゴムです。筆記具(ここでは書くもの)がありましたらそこには必ずそれを消す、修正するものがありまして、その最もメジャーなものが消しゴムだと思います。ここで、必ず、と付けましたが実のところ私はあまり消しゴムは使わなく、私の場合必ず、とは言い難いです。消しゴムって名前こそ「消し」と付いていますが、実際のところ書いたものを目立たなくするに過ぎないのです。だから多少は消しゴムで消したところは多少汚くなってしまいますしさらには消しゴムで消してまで修正しなくても二重線なんかで消しゴムで消す事と同等の事ができてしまう訳ですから提出などをするものを書く時でない限りあまり消しゴムはペンのそばにある機会は少ないです。あと、自慢では無いですがそもそも字を間違えてしまう事が少ないです。そのためか私の消しゴムの消費するスピードは遅めです。とはいえ他の誰かと比べて誤字る事が少ないと分かったことでは無く私の勝手な想像である事には変わりは無いので以外とそんなものなのかもしれませんが。とにかく正直私は消しゴムの必要性は特別高く感じている訳では無いため(消しゴムヘビーユーザーの方、すいません、、、)消しゴムはパッケージの格好良さで決めてしまいます。(いや、これは私の場合文具全てに言えるかもしれないが)というか消しゴムに関しては最終的にはパッケージから購入するものを決めるしかありませんが。なんせ消しゴムは試筆ならぬ試消し、ができませんから。だから消しゴムは誰もがパッケージを見て買うという事です。よって消しゴムはパッケージの重要性が高いと思います。モノ消しゴムと百均の消しゴムのパッケージを入れ替えて違いが分かる人なんてあまりいないでしょうからね。

私の消しゴムコレクション。少ないですね。
ユニの事務、製図用のものは全部東進のもの笑

上の写真が私の箱型消しゴムコレクションです。箱型としているのはペン型のものもあるからです。この中で使っているのは極一部で上段の小さい方のロットリングのもの(ふでばこ紹介Iで紹介済)とステッドラーのラソプラスト、パイロットのフォームイレーザー、下段は、、、1つも使っていないです。上段のマルスプラスチックとモノ消しは頂いたもので私が使って削られたものではありません。うーん、消しゴムはシャー芯ケースと違って何処か物足りない感じがしてならないのです。なぜでしょう。パッケージが紙であるからかどこか弱々しい感じ?に近い雰囲気を感じます。そう考えるとユニの鉛筆のダースに入っているプラケースのものは結構良さげだな、と思います。少し前にユニからメタルのシャー芯ケースが発売されましたが消しゴムでも同じコンセプトで作ってみたら面白いかもしれませんね。

左のロットリングのものはペン型、とは言えないかもしれない。

こちらはペン型の消しゴム達です。お気に入りはゼブラのドラフィックスのものです。MPなら芯径が記されている所に「DE」とありますが何の意味なのでしょうか。「出る、イレーザー」でしょうか。多分違いますね。(いや、でも無きにしも非ずかもしれない。、、、いや、無いか、、、)私は統一、というものに弱くてこのドラフィックスの消しゴムの様にMP、BPなどと共に統一されたデザインだと「おぉ」、となってしまいます。(実はドラフィックスの水性BPもあるのです。)
という事で、私は消しゴムはパッケージの重要性が高めだと考えているのですが、ここで色々な消しゴムのパッケージを考えてみる事にします。

実はモノ消しの「もっとかる〜く」はそのまま笑

右上から、トンボのモノ消し、モノ消しの黒、モノ消しライト、モノ消しもっとかる〜く、パイロットのフォームイレーザー2つ、ぺんてる のアイン2つ、ユニの消しゴム2つ、ゼブラの消しゴム2つ、(その1つはその名もゼブレーザー!)ロットリングの消しゴム2つ、ステッドラーの消しゴム2つです。うーむ、どうなんでしょうか。描いてみて分かったのですが、モノ消しゴムに関してはあのトリコロールのカラーがもはやモノ消し以外の何者でも無く、あの3色だけでも良い位な感じがしました。そう考えるとモノ消しの受験用の文字が記されていないタイプのものが究極形と言えるかもしれないです。あと、あのモノ消しの色は日本で初めての色商標として登録されたそうです。これらを描くときには現実的なイメージと私の空想上のイメージをなるべく良い加減(良いバランスという意味です。つまり適当なバランス(つまり良いバランスという事です()))で合わせる事を意識しました。でも、ゼブラの消しゴムの進出はあまり無い気がしますね。それもドラフィックスブランドで出すなんて。ドラフィックス好きなんだけど知名度が多分低いだろうから。消しゴムのパッケージって他の文具と比べて平面上ではありますがデザインの幅が広いと思います。紙にそのデザインを印刷すれば良いので当たり前ではありますが。そういった文具って結構少ないのです。そのため先程の様に消しゴムのパッケージを勝手に考える事は消しゴムのデザインであるという制約と広いデザインの幅という2つのバランスが整っており考えるのはとても楽しいものでした。(ものをデザインする時にはある程度の制約というものがある方がデザインしやすい、という事がある様です。)
という事で、今夜は消しゴムについて語りました。まだ語り、とは呼べないほどの文かもしれませんが長い目で見ていただけるとありがたいです。今日も読んでいただきありがとうございます。では、おやすみなさい。良いお盆を。

お気に入りの消しゴム3選。

24.8.14.Wed
沙苗