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ふでばこ紹介 I

こんにちは。
今日はメインで使っている筆箱を紹介します。よろしくお願いします。 

僕の筆箱観

僕は基本的に筆箱や中身は滅多な事がない限り変えないです。やっぱり一つ一つの文具達をじっくりと使っていくのが僕としては良い使い方かなと考えているためです。新しいペンを購入した時にはやはり筆箱に入れたくもなってしまいますが、そんな時は1週間程度仮でそのペンを入れるという様な感じで、基本的なペンは変えないで使っています。なので僕が紹介する「ふでばこ紹介」はかなり間が空いて投稿みたいな感じになると思うのでよろしくお願いします。

概要

今使っている筆箱は少し前に筆箱から中身まで一新して使っているものです。また、中身に関しては、メイン使いするもので廃番を使うのにはまだ勇気が出ずにいるので現行品メインとなっています。(廃番が無い訳ではないけど)これらの筆箱やペン達は購入するずっと前から構想を練っていたもので、見た目はありきたりかもしれないですが、僕はこれで気に入っています。

筆箱

「中身が詰まってる感」が良い

ステッドラー レザーペンケース ネイビー

筆箱はとにかく文具メーカー、それも筆記具を多く出している(語弊があるかもしれないですが)メーカーのロゴが大きくデザインされているものを探してこれにたどり着きました。色はブラウンと迷いましたがこの爽やかながら深いこの色が気に入りこのネイビーにしました。購入当初は巻き紐(?)を巻くのが面倒ではないかと不安でもありましたが、もう慣れました。というか、筆箱に使いやすさを求めてはいけないのです。() 使いはじめは紐を解いて開けた時にペンが自分から見てノック部が手前に来るように空けてしまったりする事が多かったです。開けるときはステッドラーのロゴが自分から見て奥に行くようにしましょう。

内側はこんな感じ。小、小、大という風にペンを入れるスペースがあり、その横にまた大きな入れるスペースがあります。ペンを入れる所はギリギリペンのグリップが届かない位の深さでどうせならクリップで挟めるようにして欲しかったです。

紐を巻くと一体になる感じがたまらない。

MP

こう見るとMPだけ数が多いな

MPはいつのまにか数が多くなってしまいました。


ロットリング 600

ロットリング数字シリーズは僕が文房具に興味を持ってから初めて憧れとなったペンです。「この世界にはこんなにも格好良く美しい、それにこんなに高いペンがあるのか!!」と思っていたのを今でも覚えています。ですが、それはずっと憧れのままでいつしか国産メーカーの沼にはまり購入に至る事はずっとありませんでした。しかし、筆箱を一新する機会にと、あの伊東屋で購入しました。確か3500円くらいでこんなに高かったっけと思いましたが、「憧れ」が自分の手に入る事はお金には変えられないものです。

LAMYのロゴが最近剥がれてきた

ラミー サファリ

これも600と共に購入したものです。サファリも600同様ずっと前から購入してみたかったペンです。サファリには限定色含めて沢山の軸色がありますが一際異彩を放っているこのスケルトンと決めていました。サファリのこのスケルトンは本国ではサファリとは別にビスタと呼ばれています。ビスタの方が何と無くクールでそっちの方が気に入っています。

「ビスタ」と言ったらビスタカーを思い出す
まさに「最新」な感じ

ユニ クルトガメタル

先述の通り新しいペンを買っても筆箱では一時的に使う位に留まる事が多いのですが、このクルトガメタルは思った以上に書き味が良く、もはや一軍MPと化してしまいました。僕はもともとユニをあまり使う人間ではなく、パイロットやぺんてる推しだったためクルトガは言わば食わず嫌いで全く使った事がありませんでした。しかし、文具店巡りで立ち寄ったお店に新発売のクルトガメタルが置いてあり、興味半分で購入した所、想像以上の書き味で驚きました。僕は無印クルトガは一度も使った事が無いのでそんなに多くは語れませんがクルトガ特有のカチカチ感がクルトガメタルにも少なからずあり、逆にその書き味が独特なソフトな感じで気に入りました。フォルムも正に最新のガジェットといった感じで文具界の「最新」を味わえました。ちょっとユニファンになりそうです。

太くて独特なシルエット

ラミー アクセントAL(MP)

この筆箱内では飛び抜けて値段が高いです。ラミーらしいシンプルなデザインと愛着が湧きそうな木目調のグリップが気に入り購入しました。そう。このグリップは実は本物の木材ではなく木目「風」なグリップです。ですが、やはり値段が値段なだけあり、触り心地などは本物の木材に近くさらさらで心地よいです。ペン自体もかなり重みがありゴツゴツとした書き味です。今はHB芯で書いていますがBで濃い書き味にしてみても良いかもしれないです。ただクリップ部がキラッキラな仕上げになっていて、指紋が付きまくるのが少々気になります。僕の筆記具で見るポイントとして指紋が付くか否かはかなり重要な点としているので少し惜しいなぁと思います。でも安っぽい反射では無く鏡の様な質感でとても綺麗ではあります。

ぺんてるの製図用MPらしいスタイル

ぺんてる PG2003

廃番はメインでは使わない。と言いつつもこれはバリバリ廃番。このペンに関してはただ単に格好良いので入れてしまっています。硬度表示窓が無いので旧型です。ただしクリップを押さえる上の部品は軸と同色のものです。ぺんてるに限らず廃盤MPは軸に付いているステッカーが魅力の半分と言っても過言では無いと僕は考えていて、このステッカーはペンの良すぎるアクセントとなっています。ただ、ぺんてるのロゴはステッカーからは剥がれてしまっています。書き味に関しては金属製のボディを強く感じさせる書き味でその分芯は結構折れやすいです。まぁ、このペンに関してはもはや見た目だけなのでそれはもう致し方ないです。

BP類

黒、青、赤のシンプルな3点セット

MPは同じ機能で5本もありましたが、基本的に筆箱内は最小限を目指しているのでBP類は少なめです。

いつの間にかロゴが剥げてしまった

パイロット スーパーノック

確か最近青が廃盤になったスーパーノックです。いわゆる事務用のノックBPと言ったらこの辺りだと思います。僕はもともと事務用BPを一時期集めていたのでBPは事務用が多めです。ボディの薄い赤色の樹脂の透明感が綺麗です。書き味は0.7mmなので細めですがやはり事務用油性BPらしいぬらぬらとした書き味です。そういえば新油性でない油性BPの0.7mmはかなり細めな感じがします。新油性で言う0.5mm位の感覚です。

ぺんてる エナージェル インフリー

軸色というか透けて見えるインクタンクがとても綺麗だったので選びました。青BPとして使っています。メインBPはこれの前はずっと赤青ともに油性だったのでゲルインキのドバドバにインクが出る感覚は新鮮です。

パイロット 旧スーパーグリップ

今ではノック式のスーパーグリップやスーパーグリップGが主流ですが、それらの先代のものです。いわゆる事務用BPのスーパーPの様なキャップ式BPからは1つ進化した見た目が格好良いです。写真のものはバーコードシールで2017年製なのでかなり末期のものであると思われます。確か本製品は2017年廃番です。書いていて思いましたがパイロットには「スーパー○○」といった製品が多いですね。

グリップ、透明樹脂、金属の口金と続くデザインがいかつい

パイロット ツインマーカー

マーカーとして使っているものです。マーカーはあまり選択肢が無かったのでせめて推しメーカーのパイロットを使うか、と言う事で決めました。少し掠れやすい気がします。

小物

消しゴムと芯、そしてクリップを入れています。シャー芯はケースは廃番のもの、中身は現行のものを入れているものがあります。クリップは本を読む際に挟むと便利です。

汚くてすまない。

ロットリング ティッキー30

小さめな消しゴムです。消しゴムはこのサイズが1番使いやすいです。使い終わりも大きいサイズよりも早いので色々な消しゴムを使う事ができます。消し心地はかなり柔らかめでこれより前に使っていたパイロットのフォームイレーザーとは相反する使用感です。また、消しカスがとても小さく、手に付くと不快なやつです。これももはや見た目で選んでいるので仕様がないですが。

前の方は印刷が剥がれてしまいましたが消しゴム本体に印刷されている字もオシャレです。ロットリングがまだ生粋の製図メーカーであった頃(ロットリングが趣味の文具として認識される前)を彷彿とさせるデザインです。

パイロット ネオックス芯 0.5mm
中身は パイロット ネオックスグラファイト 0.5mm HB

中身はいたって普通のシャー芯です。中身にこだわっていたらきりがない。HB芯を入れていますが以前はB芯を入れていました。芯が少なくなっている事に気づいているのにも関わらず僕が新しく芯を買うのを怠ったために家にあった適当なのを入れたためです。ケースはパイロットの芯のブランドのネオックスの無印のものです。この蓋を引き抜くタイプのものはあまり見ません。硬度が2Hなのが草です。

ぺんてる ハイポリマー100 0.7mm B
中身は パイロット ネオックスグラファイト0.7mm HB

ラミー アクセントAL用の芯です。これはケースがとても可愛いです。ぺんてるのシャー芯ケースは格好良く所有欲が満たされるものが多いです。もともと種類が多いので沢山のデザインがあるというのもありますが。

ぺんてる アイン 0.3mm B

0.3mm芯はBと決めています。多少折れやすくはなりますが細い0.3mmで書くB芯もまた良いものです。

クリップ

メーカーなどは忘れましたが確か数十円で購入したものです。関係無いですが初見でこの複雑な交差をしているクリップのイラストを描ける人は少なさそうです。笑

全て入れてみるとこんな感じです。右側のポケットが容量オーバー感がありますが、使えているので平気という事です。ペンに関してはまだまだ入れられそうです。おそらくこのペンケースもずっと使っていく事となりそうなのでこれからも大切に使用していきます。
ここまで読んでいただきありがとうございます。これからもどんどん投稿していきますのでよろしくお願いします。
では、さようなら。良い夏休みをお過ごしください。

24.7.27.Sut
沙苗