素直に歌う
クリスマスイブに、飲食店で働いていた若い子はつぶやきました。
「イブに働いているなんて、相手がいないって思われてるかな」
相手がいようがいまいが、
「イブは稼ぎ時」って顔をしていればいいと思います。
本当はリア充で(言い方古い?)、彼氏とは、
別の日にイチャイチャするんです。
混んでいない時に、お値段もお手頃な時期に、
心おきなく楽しむため、イブは働いているんです…って顔を。
あるいは、
クリスマスを過ごすためだけに彼氏作るなんて変って顔を。
本当にいい男を捕まえたいんで!って顔を。
人はね~、勝手な想像をして、
勝手にいろいろなことを言うものなんです。
って、自分も勝手にいろいろなことを言いますが。
演奏をして、
何も反応がないと不安になります。
が、反応があっても不安になります。
…たいがいの場合、反応とは悪い反応のことなので。
演奏直後の拍手だけを感じて、歌っていられればいいのに、
エゴサーチなんかしちゃったりして、
負のスパイラルにはまり込んだりしちゃったり…。
アカン、アカン。
先日の演奏、初めましてのメンバーや久しぶりのメンバーばかりの中、
十分なリハーサルもできずに、本番でした。
1曲目はお互いに手探りで、緊張しましたが、
2曲目から終曲まではお互いの声を感じて気持ちよく歌えました。
…気持ちよかった。
歌っているプロの私達が気持ちよかったら、
聞いているお客様も気持ちいいと思います。
それは、自己満足でも自己完結でもないでしょう。
自分が気持ちいいと感じる音を出せばいいって思えるようになったの、
最近かなぁ。
楽しんで歌います。