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がんばれない

*2021年9月8日初出。
3年前ですね。この頃のニコラは書いているとおり、食いしん坊でぽっちゃり系。なんとか痩せさせないと…とがんばっていたのですが、3年後の今、食べても痩せるし様子がおかしい。というわけで受診すると、甲状腺機能亢進症の診断をいただきました。甲状腺ホルモン異常でカロリー消費が半端ない状態で過ごしているらしいニコラ。今は朝晩2回、甲状腺治療の錠剤と便通薬モニラック、吐き気どめ、この3種類の投薬を続けています。甲状腺は根治するには外科手術しかなく、でも服薬していれば症状は治るとのこと。やっぱりこれも私のふんばりにかかっているわけですね。がんばる。命のためですから。


・わが家の愛猫ニコラのダイエット、継続中。というか、1か月近くが経過した今も体重は見事に横ばい。

ニコラはおそらく短毛の日本猫と何かしらの長毛種とのハーフ。保護した時が瀕死だったのでなんとか元気にしなくてはと、しっかり食べさせすぎたのが裏目に出ました。子猫時代に飢餓を経験した子は生存するための適応力が半端なく高くなるそうで、摂取したカロリーはできるだけ使わない、いわゆる代謝の低い、燃費の良い身体になるのだそうです。

野生で生きていくならそれは正解。でもここはおうち。うづがいた頃には優しいうづのお皿からまず食し、その後きっちり自分のを食べる。その悪行は私の見ていないところで行われており、ある日見つけた時のニコラのバツの悪そうな顔は忘れられません。猫も焦るんですね。笑笑。

まあ、そういう生まれた時の事情やその後の生育環境(私がぼんやりしてたんですね)、うづの長い闘病で(ニコラは後回しにされがち)、気がつけばニコラ、ひっそり体調不良。

巨大結腸症目前の状態で、なんとか現状維持できるよう鋭意努力中というわけです。

モニラックというラクトゥース系の液状薬と吐き気どめ液状薬を朝夕二回シリンジで投薬。お腹マッサージとブラッシングは欠かさず、肝心のご飯は以前の50グラムから35グラムに減らしました。

結果、以前に比べると便通は改善されたようですが、肝心の体重変化は今ひとつ。ニコラの奇跡的適応能力が発揮され、より低燃費で生きる術を獲得してしまったのかもしれません。

この生存能力の高さ、まずは称賛するべきなのでしょうが、うーむ…。笑笑。

もう、心折れそうです。私が。笑笑

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