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『姉ちゃんの恋人』最高でした。
▼フジテレビ 火曜夜9時『姉ちゃんの恋人』
個人的には、かなり高得点です。★★★★(最大5つ星)
二人が幸せになってからもうひと山、障害が来るかと思いましたが、そこはなくそのままハッピーエンドに終わったところに、若干物足りなさを感じちゃいました。(もう1話くらい見たかった。)
ただ、最近では珍しい、王道なラブストーリーで、これを待ってたなって思いました。あと、なんと言ってもミスチルの曲「Brand new planet」が毎回のクライマックスを盛り上げてくれました。最高で涙が何度もこぼれました。
《個人的な魅力ポイント》
●過去に影のある男。
過去の自分が遭遇してしまった事故のせいで、その当時の社会的位置を失い、父親もそれをきっかけに自殺してしまうという、暗い過去を背負って、母親だけを守って行こうとする男。同世代が普通にする恋なんて自分にはもう無理だとあきらめていた。
心配しながら影で見守る母親の存在。
林さんのシャイな感じの演技がすごくよい味を出していました。
●家族の不幸を抱える女。
両親が事故で他界してから、長女である自分が、弟たち三人を絶対守るという強い信念をもった女性。誠実で曲がったことが嫌い。
その背中を見て、今は応援しようとする家族(弟たち)がいる。よき理解者の親友、おじさんがいる。
有村さんの男らしい演技もよかったですが、恋した後の女になった笑顔や表情がとてもよかった。
●周りの登場人物
兄弟、先輩、上司、親戚、同僚の相関と、恋愛がいい塩梅で絡みあっていて、話が進むごとに、その伏線や成長を回収していく心地よさが気持ちよかった。登場人物含めてシンプルに気持ちを表現しているのが、とても今にあっているのではないかと感じました。来週が待ち遠しくてたまらなかった。