今月の「公開型企業研究」は「お祭り騒ぎ中」の「例の企業」考察
明日、14日(水)夜22時〜開催する「北の株式投資大学」では、先月の「新NISA」の「成長投資枠候補」の一つとして推奨でき得る某「成長企業」の研究に続いて。つい先週に、たったの一日で、約50%も値上がりして。僕が購入した時から、たったの4ヶ月間で株価約2倍へと急加速してしまった・・・。
「例の企業」についての「立体考察法」に基づく「企業研究」を生公開します。既に起こってしまった爆上がりの事実はもう変えることはできませんが。重要なことは、これから先、5年〜10年視点ではどうなるのか?という部分では無いでしょうか?当然ながら、投資は自己責任。僕からは「この株を買うべし!」と無責任なことは安易に言えません。
しかし、「立体考察法」を経て、企業研究をすると、僕が直接的なことを言わなくても、自分で未来が見えた上で、自らの意思で考え、投資判断ができるようになるはずです。インターネット上の掲示板などでも、この企業については、ある種の「お祭り騒ぎ」的な状態になっていまして。僕も投稿を眺めみたりしていますが。彼らが上がるだの下がるだののその根拠となる視点は正直ハチャメチャです。
投資して勝ったにしても、よくぞそんないい加減な根拠で、大切な資金を投資することができたな・・・と正直に思ってしまいます。僕が『北の株式投資大学』の「公開型企業研究」を通して、本当にお伝えしたいことは。「この株を、何も考えずに買いましょう!」ではなく、「こんな視点から自力で企業を考察できるようになりましょう!」ということです。
その株を買うかどうかを本質的な目を育んでもらいたいと思います。結局、どれだけ自分以外の第三者から、「オススメの銘柄名」を聞いたところで、自分が根幹的な「その株に投資する根拠」を持てなければ、市場のニュース的なものに、一喜一憂させられてしまい。買うべき時に買えず、持ち続けるべき時に手放し。全く同じ銘柄に投資をしていたとしても、その結果は別モノになってしまいますからね。
「成長株」投資法とは?
成長株を長期保有する投資戦略は、潜在的な高いリターンを追求する投資法の一つ。この戦略の背景には、経済の成長動向、企業の利益増加、および複利効果があります。
複利の力長期保有の最大の利点の一つは、複利の効果を最大限に活用できること。複利は「利息の利息」とも呼ばれ、投資の利益が時間とともに再投資されることで、元本が指数関数的に成長する現象を指します。成長株を長期間保有することで、企業が再投資によって更なる成長を遂げ、その成長が株価に反映されることで、僕たち投資家は年月の経過と共に大きなリターンを享受することが可能になります。
市場の変動性を乗り越える短期間での取引は市場の変動に強く影響を受けますが、長期保有を選択することで、市場の短期的な変動の影響を軽減できます。歴史的に見て、株式市場は長期的には上昇傾向にありますが、短期的には大きな変動があります。成長株を長期間保有することにより、市場の一時的な下落から回復する時間を確保し、最終的にはポジティブなリターンを達成する可能性が高まります。
成長企業のポテンシャルを最大限に活用成長株は、将来的に大きな利益を生み出す可能性がある企業の株式です。これらの企業は、革新的な技術やビジネスモデルを通じて市場シェアを拡大し、売上や利益を増加させることが期待されます。長期間にわたってこれらの株を保有することで、企業の成長フェーズの初期段階から利益を享受し、その企業が業界のリーダーに成長する過程を投資としてサポートできます。
税金のメリット長期保有の間は、税金がかかりません。利確した時のみ約20%の税金が課税されます。投資家に長期投資を促すものであり、成長株を長期保有することで、税金の負担を軽減し、手元に残るリターンを最大化することができます。
研究と分析の効率化長期保有戦略を採用することで、市場や個別株の日々の動きに一喜一憂する必要がなくなり、投資判断を行う際の時間とエネルギーを節約できます。このアプローチでは、企業の基本的な健全性や長期的な成長見通しに重点を置くことになります。これにより、短期的な市場の騒音に惑わされることなく、より質の高い投資判断が可能になります。
結論成長株を長期保有する戦略は、複利の効果、市場の変動性の軽減、成長企業のポテンシャルの最大化、税金のメリット、および研究と分析の効率化といった複数のメリットを提供します。これらの要素は、投資家が長期的に安定したリターンを追求する上で重要な役割を果たします。ただし、投資はリスクも伴いますので、個々の投資家のリスク許容度や投資目標に基づいて慎重に検討することが必要です。
「ガチホ」で投資した株が上昇して行く
株式投資の基本戦略術は、優れた「成長企業」を見定め、買ったら「ガチホ※」。※ガチホ:ガチ(本気)でホールド(保有)という 言葉の略語
短期売買の取引では、その時の市場全体の時合の影響をモロに受けてしまいますので、どれだけ探求しても、運ゲー要素部分だけが際立ってしまいます。一方で優良な「成長株」を買ったら「ガチホ」であれば、購入した株を、ただただ長期保有しておくだけで、金融資産が勝手に増えて行きます。
「株価」はあくまでも、短期間では時合によって上下し続けますが。長期視点では、企業の実質的な成長性を追随して行く。結果、良い「成長株」を購入して「ガチホ」し続けるだけで、「株式投資」では負けなくなります。
それどころか、実際に僕が体験したように、投資額の3倍〜5倍に膨れ上がるのは普通。「テンバガー(10倍)」に大化けした株まで出てきてしまいました。ただし、長期間「ガチホ」するにしても、「銘柄」そのものに惚れ込んでしまってはなりません。あくまでも、購入した「成長株」が「成長株」である間だけ「ガチホ」しているわけです。
購入した株が成長し続ける間は「ガチホ」し続けますが、「成長の根拠」が揺らいでしまった時。その企業の成長を妨げるような大きな変化が発生してしまった時は。未練をタラタラ残すこと無く、別の「成長株」への乗せ換えを行います。「成長株」を長期的に「ガチホ」して行く中で、株価が倍増を重ねて行くと、その銘柄に愛着が出てしまうと。
「あばたもえくぼ」好きになってしまうと、醜いあばたさえ可愛らしいエクボに見えてしまう。惚れた目には、欠点までも長所に見えてしまい。大きな失態につながってしまいます。あくまでも、購入した株が「成長」している間は「ガチホ」するという基準は、貫き通す必要がありますね。
「例の企業の株」は「ガチホ」か否か?
明日、14日(水)22時〜の「公開型企業研究」では、「お祭り騒ぎ中」の「例の企業」考察を行いますが。この株は本当に「成長株」として、「ガチホ」できる株なのかどうか?まずは考察を真剣に聞きながら、見極めてもらいたいと思います。「成長株に投資をする」という目的・基準をずらさずに、どこまでもクリティカルに。論理的思考を、最大限に働かせながら、一緒に対象企業の分析に挑戦してもらいたいと思います。
「立体考察法」を経た、企業を見定める本質的な目が養われば養われる程に、「無敗の株式投資家」として、自分の時間と労力を超越した、本質的な意味での「不労所得」を得られるようになれます。そして、手持ちの資金を、長期視点の「株式投資」で倍増させて行くことで。目標「金融資産5億円」の達成に向けて、グンと近づくことができます。
2024年「公開型企業研究」第二社目、「例の企業」の全貌を知りたい場合は、明日、2月14日(水)22時〜の講義の時間までに『北の株式投資大学』の受講生としてZOOM参加できる体制を整えてくださいね!「北の株式投資大学」入学申し込みフォーム https://m.kitasociety.com/k-univ