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ホントのところどうなのか

昨日は雨だったので山は止めたけど、天気が悪くても山に登るのはアリだと思う。濡れたらどれだけ滑るのか、冷えがどれだけ体力奪うのか。頭じゃ分かっていても、個人差も大きいから、体感しないと得られないものがある。
アウトドアでは、突然の気象変化に見舞われることもある。だからそのための「装備」持ってけ。という事になっているが、実際に雨の山を経験すれば、何が必要で、どのような行動が必要かの良い訓練にもなる。行ってみて

ホントのところはどうなのか

を経験することは、登山の味わいをより深いものにすると思うのだ。

さて、インフルエンザはどうして冬に流行るのかというと、様々な説があり結論は出ていないようだが「体温が下がるから」という有力な説がある。体温が下がると免疫力が低下し、また鼻の粘膜の温度が低下するとインフルエンザウイルスが活発化しやすい環境になるという理屈だ。

だからコロナウイルスが引き起こすのが肺炎だとすれば、暖かくなれば重篤化しないのではないかという考え方をしている方もおられる。

厚生労働省の人口動態統計月報のデータを集めて日本の場合についてチェックしてみた。肺炎による月ごとの死亡者数が出ているので、2010年から2018年までの各月の1日当たり平均値を見た。厳密な分析にはほど遠いが、図4にあるとおり、平均的には、1月をピークとして7月がボトムになるようだ。
出典元:「新型コロナウイルスについて調べたこと、考えたこと」RIETI上席研究員 関沢洋一

この論文の後半にはやや政府の対策を擁護するような点もあるから、

ホントのところはどうなのか

とも思うが、的外れではないように思える。基本的には個人個人の免疫力が最終防衛線なのは間違いなく、その機能が向上する、暖かくなるまで時間稼ぎをする作戦も悪くない。

ところで、最近は、薬物や不倫など、様々なスキャンダルが世の中を賑わせていて、それを、ああでもないこうでもないだと議論するのは、暇つぶしとしては良いかもしれない。まあ、暇つぶしのターゲットにされた人はご愁傷さまだけど。
その中で「ネットには全てが書いてある」なんて考えて、そうした情報だけで人間や物事を軽々に判断するのは好きではない。当事者にしか分からないこともある。何事に対しても、

ホントのところはどうなのか

くらいの、懐疑的な気持ちも持ちたいものだ。
即断即決が持て囃され、そういうことを考えるのは時間の無駄だと言う人もいるだろう。
でもね。人生なんて、そもそも「壮絶な時間の無駄使い」でもある。

まあ、自分はよくはわかりませんが、「ぜったい」なんて考えると、気がおかしくなりそうだし、なんか、良からぬ人に、だまされそうです。
出典元:「ぜったい、いかなるばあいも」めぐすり

昨日めぐすりさんも、こんな事を書いていた。僕も同じだ。ただね。

カミさんが言う事はぜったい

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