カルロス総選挙
最近はゴーンゴーン騒がしいが、カルロス界の筆頭は「無冠の帝王」カルロス・リベラに間違いない。が、よーく考えたらカーロスなんだよな。
なので「君は1000%」カルロス・トシキを今後の筆頭にしようと思う。世代的にしゃあないよね。
ただ、もうちょっと深堀りすると、ほら世界史で習ったでしょ。
スペイン王カルロス1世=神聖ローマ皇帝カール5世
「以後ここで合うルター派と」1555年アウグスブルクの和議。覚えてない?
ストレスで偏食し、ビールばかり飲んどったから、通風で苦しんだ王様だ。
その後カール5世は退位して、パプスブルグ家が、弟オーストリアと息子スペインとに分かれる。
弟の方の子孫で有名なのはマリー・アントワネット。嫁いだ先のフランスはブルボン家で、カルロス1世が神聖ローマ皇帝をめぐって争ったのは、フランソワ1世でヴァロア家だな。
スペインの息子はフェリペ2世で、奥さんはプロテスタントを弾圧した「ブラッディーマリー」メアリー1世。英国女王だ。
「ブラッディーマリー」はウォッカをトマトジュースで割ったカクテルになる。カルロス1世も。ビールがぶ飲みせず、ビールをトマトジュースで割った「レッドアイ」くらいにしておけば、通風にならなかったかもしれない。
トマトは南米原産で、ちょうどカルロス1世が生きていたころに、ヨーロッパに入ってきている。ただ、当時は観賞用「毒がある」ということで食用にはならなかった。だからカルロス1世はトマトジュースは飲めなかった模様。
実際は毒はなくトマトの酸で、食器に使われていた鉛が溶け出して鉛中毒になっていただけなんだけどね。
とはいえ、トマトはナス科の植物だからアルカロイド系のトマチンという物質を含む。
いやいや、そんな話ではない。
本題に戻る。カルロスはドイツ語で、カールなんだよ。そうなるとカルロス界=カール界とも言えるから、そのトップ争いは熾烈となる。
カール・マルクス、カール・セーガン、カール・ユング、カール・ポパー。このような頭脳派からカール・ゴッチ、カール・ルイスという肉体派まで、実に幅も広く、層が厚い。
そして、フランス語だとカルロスはシャルルなのよね。シャルル・デュトア、シャルル・アズナブール、女性系だとシャルロットだから、シャルロット・ゲンズブールとかもね。フランスらしく華やかに音楽関係で固めたが、もちろん音楽以外も大勢いる。
そしてだ。最大派閥は英語だ。「チャールズ」なのよ。チャーリーとかチャックもね。これは多すぎて挙げる気も起こらんね。
何が言いたいのか、サッパリわからなくなったけど。「カルロス総選挙」は対象者をどこまでとするか実に悩ましい。
さて、昼休みも、もう終わる。こんなくだらないことを考えながら午前中は仕事をしたので、午後からはちゃんとやろう。