ローザンヌでの電車・バスのチケットの制度と買い方について
こんにちは
今回はローザンヌにおいての電車とバスのチケットの制度と買い方についてご紹介します。
ローザンヌの公共交通機関
ローザンヌにおいて主に使用される移動手段としてはバス、メトロ 、そして他の都市との移動に使用する鉄道があります。
メトロはM1とM2の2線、バスに関しては市内の至るところに路線が張り巡らされているため、基本的にこの2つを活用すれば移動に困ることはありません。
時間の感覚に関しても日本に近く、バスはだいたい時間通りに来ますし(朝の通勤時は除く)、メトロに至ってはほとんど遅延しないので、住人としてはありがたいかぎりです。
基本的なシステム
スイスの公共交通機関における特徴的なシステムとしては、改札がないことが挙げられます。その代わり、稀に駅員が乗り組んで乗客のチケットをチェックすることがあり、無賃乗車を取り締まっています。
実際、クラスメイトの何人かが無賃乗車で取り締まられており、見つかったときの罰金は100CHFだったそう。再犯すると罰金が更に上がったりブラックリストに載せられて移動に支障をきたすこともあるみたいなので、一見余裕で無賃乗車できそうに見えますが、やめておくことをお勧めします。
料金システム
基本的には以下の3種類の料金があり、バスもメトロも同じチケットを使用することができます。
①Grand Lausanne Zone11,12内であれば1時間乗り放題 3.7CHF(約590円)
②Short Trip チケット購入した所から3駅もしくは3停留所以内のみ有効 2.3CHF(370円)
③1day Trip Zone11,12内であれば1日乗り放題 9.7CHF(約1550円)
現在1CHF=約160円くらいなので、一番安いチケットでもそれなりのお値段です。
Zoneというのは、ローザンヌ市内にもエリアによって11や12など区分けがされており、定期を購入する際には同じZone内か他のZoneを跨いでの移動になるかで料金が変わったりするそうですが、旅行者であれば基本的には気にしなくて大丈夫です。
チケットの買い方
最後はチケットの買い方について少しだけご紹介。多くのバス停とメトロには必ず下記のようなチケット券売機があります。
物によっては現金以外は使用できなかったり、クレジットカードが使用できるものもあります。
言語は基本フランス語ですが、英語、イタリア語、ドイツ語には変更可能です。
言語を選択した後は、購入したいチケットの種類を選択して購入すれば終了です。
また、いちいち券売機で買わなくても、オンラインでチケットを購入できるアプリもありますので、興味がある方は以下のリンクから調べてみてください。私もこちらを使用していますが、初心者にもわかりやすい作りになっているため、旅行の際にもダウンロードしておくと便利だと思います。
本日は以上になります。それではまた。
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