【活動再開】スイス就活体験期 Part1 厳しい現実
皆さんこんにちは。
インターンが決まったことで気が抜けてしまい暫く更新をストップしてしまいましたが、本日からまたスイスにおける就活や通っていた学校(AISTS)、インターンについて情報発信をしていきたいと思います。
インターン期間中につき以前のように毎日更新は難しいと思いますが、宜しければ今後ともよろしくお願いします。
さて、早速ですが今回からは本格的に就活を開始してからの約5か月間、私がどんな方法で就活に挑戦していたかについて書いていきたいと思います。
就活の主な方法
私が就活の方法として用いていた方法は以下の4つです。
① 各企業の採用ページ、LinkedIn、求人サイトなどを通じて応募
② AISTSやその卒業生を通じての紹介
③ 友人からの紹介
④ その他のコネクションを活かす
今回は①について詳しくご紹介をします。
① 各企業の採用ページ、LinkedIn、求人サイトなどを通じて応募
これは万国共通で最も一般的な方法だと思いますので説明は不要だと思います。
ユニークなスポーツ業界といえど採用の過程は他の業界と大きく変わらず、どの組織も自社のHPやLinkedIn、その他求人サイトに求人情報を掲載し、求職者はそれらのサイトを通じて応募をすることができます。
ちなみに、スイスの場合ほとんどが応募にCVとCover Letterの提出が必須で、私にとってはこのCVとCover Letterを書く作業が最後の最後まで大きな負担となっていました。
というのも、私はスポーツ業界での職務経験がゼロ、海外経験もAISTSを除けばゼロ、普通に経歴だけを書くと採用担当者には魅力的に映らないだろうことが容易に想像できたからです。
それを避けるために、それぞれの募集要項に応じていちいち文章を修正して、彼らに自分が適任であるとアピールすることが必要だったわけですが、これがまあ苦行でした。
自分が働いたことがない職場を想像した上で、求められる人物像に当てはまるように前職(医療業界のセールス)での経験を抽出して簡潔に書かなければならないのですから当然時間はかかりますし、2,3日かけてグダグダしているうちに応募自体が締め切られてしまうなんてこともざらにありました。
加えて、それらを経て書き上げたCVが良いかどうかを判断することはできません。担当者はどうせ見てないんだからとすべて同じ書類でやけくそ気味に応募をした時期もありました。
そんなこんなで1番と言っていいほど苦戦した方法でしたが、その結果どうだったかと
5カ月間でただの1度も、面接にすら進めませんでした。
しっかりと書類を練りこんで出した応募だけでも30を超えています。それでも何の手ごたえも得ることができませんでした。
なぜこんな惨憺たる結果になってしまったかというと
年齢 既に31歳と若くない
経験 国際経験、スポーツ業界またはそれに近しい職務経験なし
言語 フランス語は初心者、英語すら流暢ではない
国籍 ヨーロッパ圏の人と比較してビザ関係が会社からすれば面倒
文章力 そもそも相手に自分の魅力をわかりやすく伝えるだけの文章力がない、英語であればなおさら
ぱっと思いつくだけでもこれだけ挙げることができるので、まあ当然の結果とも言えます。そして逆に言えば、これらの要素を取っ払うだけの何かを持っていなければ海外での就職は難しいということを私は身をもって体験することができました。
次回以降、この困難な状況でどう戦ったかという面について上記の②~④の部分と合わせてご紹介していければと思います。
今回は以上となります、それではまた。