AISTS クラスメイト紹介(写真なし) ♯12 Paul

こんにちは

今日は12人目となるAISTSクラスメイトについて紹介していきたいと思います。今回も本人の希望により写真なし、First Nameのみとなります。

Paul

国籍 フランス
AISTS参加時点での年齢 25

今回の参加者における唯一のフランス人で、年齢も以前紹介したイラン人に次いで2番目の若さになります。ちなみに熱狂的なリバプールのファンで、よく一緒にスポーツバーに観戦に行きました。昨シーズンはリバプールの調子があまり良くなかったので大体不機嫌になって帰っていきましたが。笑

バックグラウンド

Just before I started AISTS, I finished a Master degree in Finance in Lausanne and an internship at Banque Indosuez.

彼はAISTSに参加する前はローザンヌ工科大学の別の学科でマスターを取得、短期間のインターンシップを経験しています。AISTSはその募集要項に最低でも5年の社会経験かオリンピックに出場するなどアスリートとしてある程度の実績を求めていましたが、今となってはあんまり厳しくないのかもしれません。

AISTSに参加した目的

①スポーツ業界でのキャリアをスタートするため
②AISTSがスポーツにおけるマスタークラスでトップの評価を受けており、自分が既にローザンヌに住んでいたことから参加を決断した。
③ネットワークの構築も目的の1つ

①と③に関しては多くの参加者が同様のことを考えているので驚きはありあせん。ただ②について、AISTSの評価は評価している機関によって違ったりするので、欧州のナンバーワンのスポーツビジネスが学べるというと語弊があるかもしれません。

一番好きだった講義、その理由

スポーツ経営学
理由:講師の質が総じて高く、すべての講義を楽しみながら学ぶことができた。

スポーツ経営学における講師の質に関してはPaulだけでなく、他の生徒も高く評価しています。

逆に一番退屈だった講義、その理由

スポーツ法学
理由:自分自身が法律にあまり興味が持てず、退屈だと感じた。

これも他の生徒同様、講師や講義の質というよりも法律というトピックに対してつまらないと感じたようです。実際彼は私と一緒に法律の再試験に引っかかった仲です。笑

アスリートとしてのキャリア

なし

アスリートとしての経験はないものの、スポーツをすること自体は好きらしく、サッカーやバスケ、スポーツクライミングなど多くのスポーツを一緒に遊んだのは良い思い出です。

AISTS卒業後のキャリア

Internship at Volleyball Québec in Montréal for 3 months followed by a 6 months internship at the Freeride World Tour in Lausanne.

彼は現在モントリオールにあるバレーボールチームにて3か月のインターンシップ中、その後ローザンヌに戻ってきてFreeride World Tourという、以前我々がプレゼンテーション大会で関わったウィンタースポーツ組織でインターンを開始するそうです。

こちとら1つもインターン先が見つからない中で、既に2つも見つけているとはなんて羨ましい。。

AISTSで最も思い出に残っている出来事

難しい質問、、あえて言うならクラスメイトの皆と過ごした毎日とすべてのグループアクティビティ

皆特定のイベントを言うことが難しいようです。笑

個人的な思い出

先述した通り、彼はスポーツをするのが好きらしく、彼とは2人でスポーツクライミングができる場所に遊びに行ったり、一緒に学生スポーツ大会に出場したりしました。

面白かったのは、彼はとんでもなく負けず嫌いで、サッカー大会に出場した際は誰よりも声を張り上げてチームを鼓舞(見方によって罵倒)していました。そしてその直後に彼自身も結構なミスをやらかすのでクラスメイトから散々弄られていました。笑

自分はこの光景を見て、まだまだ彼は若いなーと思いつつ、これもまた日本では見られない光景だなと好意的に受け止めていました。日本では往々にして上手い人だけがピッチ上で自己主張している印象がありますが、Paulのように自分の技術は関係なく人にあれこれ文句言ったり主張する人はこっちではそう珍しくありません。

試合中などに明らかな相手のミスをこっちのせいにされるとイラっとすることもありますが、この図々しいまでのメンタリティこそが自分には足りないのかもしれないと時々思わせてくれるのが、このPaulという男でした。

彼に関しては今後のキャリアもある程度固まっているようなので、今後も彼なりのキャリアを彼らしく歩んでくれるのを願うばかりです。

今回は以上になります。それではまた。


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