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AISTS 思い出編 ♯18 VS FIFA Master
こんにちは
今回は思い出編ということで、FIFA Masterとサッカーの交流戦を行った時のことをご紹介します。
FIFA Masterとは?
FIFA Masterは、国際サッカー連盟(FIFA)といくつかの協力大学によって共同開発されたスポーツマネジメントの修士号プログラムです。
AISTSと基本的な立ち位置は一緒ですが、大きな違いとしてはFIFAがメインで立ち上げたプログラムなだけあってサッカーに特化した内容を多く取り扱っていることが挙げられます。
また、AISTSのように一都市にずっと留まるのではなく、レスター→ミラノ→ヌシャテルと2,3カ月周期で居住地を変えながらプログラムが進行するのも大きな特徴だと思います。
日本からも何名か卒業生がおり、元日本代表の宮本恒靖選手なんかも過去に参加していたります。サッカー特化ということもあって、私も日本にいる際は参加を検討したものの、要求される英語力が高すぎて応募を断念した経緯があります。(IELTでoverallで7.5以上、ちなみに当時の私は6.5がやっと)
交流戦が生まれた経緯
上述した通り、彼らは1年で3都市を移動するわけですが、最後に訪れるのがスイスのヌシャテルという都市です。ヌシャテルはローザンヌから電車で30分ほどの距離にあり、比較的アクセスしやすい関係性にあります。
なので、特に公式なイベントではないものの、彼らがヌシャテルに滞在している期間にお互いにSNS等で連絡を取り合ったりして交流会を組むことが稀にあるそうです。今年はAISTSのクラスメイトの友達がFIFA Masterに参加していたということで、彼らに段取りをつけてもらいイベントが組まれました。
以前ご紹介した学生スポーツ大会の直後だったということもよいタイミングでした。
いざ勝負
そんな経緯で5月頭にAISTS VS FIFA Masterの交流戦がローザンヌで行われました。こちらにそれほどプレイヤーが多くないこともあり、8対8の20分×4本という内容です。
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結果としては先日の学生スポーツ大会の経験から連携が上がっていたこともあり、1本目は1-0と勝利を収めるも、相手の平均的なレベルの高さとこちらの人数+スタミナの不足、けが人の続出もあり最終的には1-4くらいのスコアで敗北しました。
ちなみに私も2本目の途中でハムストリングの肉離れをしてしまい、そこからは観戦していることしかできず、非常に悔しい思いをしました。昔は全くケガをしないことを強味にしていたんですが、自分も既に30を過ぎているということで、体のケアには気をつけないといけませんね。。。
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敗北は残念でしたが、一方で彼らとのコミュニケーションがとれたことは非常に楽しかったです。試合中はそれなりにバチバチでやりあいましたが、ひとたび交代すればピッチサイドで画像のように談笑したり、試合後はバーでお互いの近況について共有をしたり、有益な時間を過ごすことができました。
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FIFA Masterと聞くと卒業生の多くがFIFAに就職できそうな気もしますが、実際は毎年25人くらいの参加者の中でFIFAのインターンを勝ち取れるのは3-4人、しかも誰が勝ち取れるかはその時の募集しているポジションとのマッチング次第、要は運がかなり絡むということで、彼らも彼らなりにかなり苦労していることが見て取れました。
私も含め、全員が希望の職を見つけて、いつかどこかで一緒に仕事ができたら最高だなーと妄想する今日この頃です。
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本日は以上となります。
それではまた。