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続・クラスメイトの現状

皆さん、こんにちは

それなりに暑かった夏も今は昔、ローザンヌはすっかり寒く暗く雨多き日々に突入、そろそろダウンジャケットの力を借りる季節です。

さて、今回は以前投稿した以下の件について、アップデートをしていきたいと思います。

現状、AISTS2023年卒25人のうち、半分以上に当たる15人は今だローザンヌに拠点を置いて活動しております。過去の世代のデータが無いので比較は難しいですが、元々卒業後にローザンヌに滞在することを希望しなかった人が複数いたことを考慮すれば、学生ビザという権利を失って尚これだけの人数が同じ地に留まり続けられているのは結構凄いことなのではないかと思います。AISTSの力とも取れますね。

とはいえ、全員幸せ!AISTS万歳!かというと全くそういうわけではなく、未だインターンとして先の見えない戦いを強いられている人、インターンからフルタイムに昇進できず仕事探しに奔走している人など、厳しい現状は今なお続いていています。私を含め大体5人くらいでしょうか。特にパリオリンピック関連の仕事に就いていた人達が、現在その後の進路で苦労している印象を受けます。

若く、複数の語学が堪能で人によってはアスリートとしての国際経験があるにも関わらず簡単には仕事が見つからない現状は、面接にすらどこからもお声が掛からず苦しかった昨年の再来を予兆しているようで私は震えています。

一方で、悪いニュースばかりではありません。先月、仕事が中々見つからず自国に帰国を余儀なくされていた一人のクラスメイトがスイスに帰還しました。なんでも世界中で仕事を探していたら、偶然再びスイスで働くチャンスを得たとのこと。

その人は語学は堪能ではあるものの、年齢としては40を超えていてヨーロッパ圏外からきているため、状況としてはかなり苦しいものだったと想像しますが、1年以上粘り続けることで困難を乗り越えてきました。

何の音沙汰もなく突如飲み会に現れたので非常に驚きましたが、同時に久しぶりに幸せな気分になった一幕でした。

ということで、現状のまとめとしては
現実は厳しいけれど、頑張り続けていれば何とかならないこともない
という感じでしょうか。

何を当たり前のことを、と思われるかもしれません。が、その当たり前の現実を伝えたいです。この決してバラ色ではないけれど、かといって夢も希望もないわけではない現実が少しでも留学を迷っている人の参考になれば良いと思っています。

私もひとまずは契約延長を目指し日々の仕事に精進しつつ、有事に備えてCVのアップデート、面接練習、英語フランス語の向上などできることをやっていきたいと思います。

今回は以上となります。それではまた。

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