AISTS 就活編 経過報告

こんにちは

今回は番外編ということで、私が目下悪戦苦闘しているローザンヌでの就活について経過報告をしていきたいと思います。

これまでの活動

私のローザンヌでの就職活動が本格的にスタートしたのは今年2月くらいからになります。勿論それまでもAISTSのOB,OGに連絡を取って彼らの職務内容についてインタビューをしたりはしてましたが、実際に募集されているポジションを見つけて応募をしだしたのは2月中旬、それ以降も授業やテストとの兼ね合いもあり、最優先課題として動くようになったのは更に遅く5月中頃からです。

現在行っている活動としてはいたってシンプルで、毎朝IOC,FIFA,UEFAなど各スポーツの連盟もしくはチームのwebサイト、Linked inを確認して新たな応募が出ていないかを確認、もし興味があるものがあればAISTSのディレクターやクラスメイトに添削してもらったのちに応募、という流れを繰り返しています。

現状

そうして、現在まで就職活動を行ってまいりましたが、現状は非常に厳しいと言わざるを得ません。まず書類選考がほとんど通りません。これまで20弱のポジションに応募をしてきましたが、その中で面接まで進めたものはAISTSや友人からの紹介があった2つのみです。つまり、通常のプロセスで面接まで進めたことは1度もありません。

なんとかたどり着けた2回の面接に関しても、英語力のなさと経験の少なさからくる緊張で上手く自分の考えを伝えきれず、採用を貰うことはできていません。

書類選考という難関を潜り抜けたうえで、緊張しいな自分を乗り越えて面接という少ないチャンスをものにしなければなりません。AISTSを卒業するためには9月までに仕事を得なければならないというプレッシャーもあるので、正直今が自分にとって一番の正念場である気がしています。

なぜ書類選考が通らないのか

それでは、なぜ書類選考が通らないのかという話ですが、クラスメイトの就活状況や卒業生からの話を聞くに、そこにはいくつかのポイントがあると思っています。

それは①前職等の経験、②国籍(ヨーロッパorその他)、③年齢、④CV(履歴書)の質です。

どれも考えてみれば当たり前の要素ですが、応募に際し少なくとも上記のうち3つは先方の要望を満たしていないと書類選考まで進むのは難しいと感じています。また、個人的には②と③がかなり大きな比重を持っている気がしていて、現在まだ就職先を決められていないクラスメイトのほとんどは非ヨーロッパであったり30後半だったりします。

加えて④CVの質も非常に重要であることは言うまでもありません。聞くところによると、人事が1人の候補者のCVにかける時間は15-30秒適度だそうで、いかに限られた時間で相手に①~③を満たしているか、もしくはそれに相当する経験を所持していることを示さなければなりません。

以上の話を自分自身に置き換えてみると、私はスポーツ業界での仕事経験がないため①は該当せず、②は言わずもがな、③の年齢にしても30歳と若くはなく、即戦力としての役割が求められる年齢になります。

こうして考えてみると書類選考が中々通らないのはある意味必然と言えます。

今後の対策、目指すべきポジション

これらの現状を踏まえて、今後どうしていくべきかですが、②の国籍を力に変えられるかどうかが一つのカギになると考えています。

スポーツ業界に限らずアジアのマーケットは巨大で、どのスポーツ連盟もスポーツチームもアジア圏には力を注いでいます。そんな中で自分の日本人というバックグランドをうまく活かすことができれば、自分を欲してくれる場がきっと見つかると思っています。あとは、そのような会社がどこにあるのかを見つけるための日々のリサーチと人脈作りを怠らないことですかね。

また、根性論ですが、絶対に諦めない心を持つことも不可欠だと感じています。応募しても応募しても返答がなく、タイムリミットが迫ってきている現状は中々に絶望感がありますが、それもまた自分が望んで飛び込んだ環境なので、何か良いことが起こることを信じつつ、愚直に今できることをやっていこうと思います。

以上、勝手にこれまでの経過報告をさせていただきました。どこかで喜びとともに最終報告ができたらいいなと願っています。

それではまた。

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