前世って信じてる?
とっても久しぶりのブログになります。
先週、家族と一緒にサグラダファミリアを訪れました。
20数年ぶりの2月のバルセロナは暖かくて、美味しくて、光に満ちていて、「あぁ私はやっぱり海があって山が近いこういう気候の土地にいると安心するんだな」と感じました。
実は今、ヒプノセラピーの前世セッションのキャンペーン中です。そこで、
「ヒプノセラピーの前世セッションやってみない?」とお誘いすると
「え?怖い」
「前世なんて本当にあるの?」
といったとても素朴な感情や質問に必ず出逢います。
ものすごくスピリチュアルなことに興味がある方でも
いざセッション!
となると、怖い・・・という気持ちが起こるようです。
まず、前世があるかないか。というより、信じるか信じないか。
これは、今の科学技術のレベルでは「ある・ない」を
はっきりと断定することに誰も成功していません。
つまり、あるなしの議論にはほぼ意味がなく、というより答えがなく
今の時点では「信じるか・信じないか」が論点になります。
前世を「信じてないよ」という方にヒプノセラピー前世セッションを
お勧めしてみても「じゃぁやってみる」という方は稀です。
でも多くの方は、「え?そんなの本当にあるの?」という気持ちの奥に
「あるなら見てみたい」という思いを抱えていらっしゃるかもしれませんね。
前世を見に行く理由はさまざまです。
抱えているトラウマがあるという場合、その原因となった幼い頃の出来事に戻るということをヒプノセラピーでは行いますが、そうやって過去に退行しても何も出てこない、そんな場合もあります。
そこでやってみるといいのが前世療法になります。
前世を信じる信じない。
ここには死生観や、宗教観もきっと関わってきますね。
ただ、ヒプノセラピストの立場から申し上げるならば、
前世療法を通して見えたものがほんとうにそのクライアントさんの過去世(前世)であったかどうかに焦点を当てる必要は全くない、ということ。
意識の勉強をするとよくわかるのですが、今自分のいる世界は自分が作り出しています。
これまでの私は、誰かが作った「世界」というチェスボードの上で、自分は誰か(神様?)の手によってポンっと置かれた駒のひとつである、とそんな世界観を持っていました。
自分が駒として降り立つ位置も、どこに向かって進むのかも最初から決められていて、なんとなく希望や観測を自分は駒として持ちつつも、最終的に私を動かすのは自分というよりもどこかの誰かの見えない力(チェスのプレーヤー=神様?)なんだ、と感じていました。
でも今は全く別の見方を持っています。
世界は自分が作り出している。
全ては自分が決めたこと。
そうすると、前述の「見えた前世が誠か否か?」という質問も私にとっては全く意味のないものになります。
その時の自分が見た前世を作り出したのも自分。
だから自分は、その見えたものにただフォーカスするだけ。
そうすることで前世療法は、心理療法としてクライアントに驚くような気づきや変化をもたらしてくれるたいへん効果のあるものとなります。
ヒプノセラピー前世セッションが怖いという方は、ヒプノセラピーを「催眠術」だと思っていて「自分は意識を失ってしまう、セラピストの全てを操られ自分ではコントロールが効かなくなってしまう」といった懸念を持っていらっしゃることもあるようです。
これも、全く実は思い違いです。
ヒプノセラピーでは脳波を落とした状態、つまり眠る直前のような微睡の状態に入ると思ってください。
そしてその時の自分の感情・その動きをコントロールをしているのはセラピストではなく、クライアントさんご自身となります。
訪れたサグラダファミリアの展示コーナーにこんな言葉がありました。
人生の40年以上を、この教会の建築に捧げたガウディの言葉です。
常に守らなければならないのは、作品の精神である。作品の命は、この精神を伝え、命を吹き込む世代にかかっている。
人の命も、このガウディのいう「作品」みたいなものなのかもしれません。
親から子へ、世代から世代へ受け継がれる精神がある。
そしてその精神は祖先から未来の子どもたちへと守られていくもの。
ただ、人の精神は目に見えないので、それが引き継がれているのかどうかの判断は難しいです。が、こうして1882年に着工され、脈々と受け継がれてきたこの偉大な建築物を目の前に、「自分の命・魂は今世きりの点のようなものだ」と考えるより、「ずっと昔から繋がって守られ保たれてきたものだ」と思う方が理に適っている、そんな気持ちになった今回のサグラダファミリア訪問でした。
🍀 🍀 🍀
さて最後にお知らせです。
ただいま、私のヒプノセラピーの恩師である
谷原由美さんの新刊
『100%願いが叶う 潜在意識の法則』の出版記念イベント開催中です。
とても気になるこの本を一冊プレゼントの上、私の前世セッションを受けていただく機会を設けてみました。
ぜひご興味のある方は以下をご参照のうえ、お申し込みください。
募集は3月3日まで、残り6日となっております。
もしくはこちらのURLからどうぞ。
https://camp-fire.jp/projects/view/726408