ハシグチカナデリヤの好きなところ
声。
非常に独特な色合い。
出会って初めの頃のツイートではカラフルと表現した。
ライブアルバム(いとをかCD〜地雷ラライブ盤〜)をずっとループして聴いていると、それは当たり前なんだけど臨場感と、温度。
泣きのギターに彩られた切ないほどに伸びやかな一見線の細い声。耳もそう、胸に一直線に刺さってくる感覚。
ライブではその何倍も、と言うかもはや別物。ライブハウスの空気ごと持っていく声色のうねり。
ドラムとの2人編成も弾き語りもバンドも、なんならマイクも止めて生声も。とにかくここに、心臓に届く声。
ギター、歌詞、メロディ。
きめっきめに気持ちの良いところで重なり重なる音。シンプルだけに耳に残るメロディに素直な歌詞が乗って、あの声で届いたらそれはもう忘れられなくもなるというもの。
シンプル、素直と書いてもそれは単純ではなくて、飾り気のない日本語で小気味良い韻を踏んだかと思えば綿密に計算されているとも思える癖強めの文学的フレーズ。狙ったリフレインもシンガロング(ちょっと難しい)もライブで本領発揮する瞬間は鳥肌。
語弊を恐れずに言うならば、兎にも角にも生々しい色気と生気。体温、吐息、熱量に当てられて38度5分くらいの目眩。
ハシグチカナデリヤの良さ、というか良いか悪いかは別として魅力と言う名の本性(ではないけど、たぶん)は生で見てこそ。こんなに次のライブを欲するようになるとはと多少焦るほどには中毒性がある。
罠かと思う程にキャッチーなので何気なく曲覚えてアルバム聴いてライブで撃ち抜かれて沼るタイプは多いと予想。
テレビCMなんかに使ったら耳に残って最高なのにな。(個人的にほとんどテレビ見ないのでイメージです)
カピバラ飼いたい/ハシグチカナデリヤ
ね?
気持ち良くない?